クリエイター職種図鑑1.イラストレーター

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イラストレーターの主な仕事内容

求められるのはクライアントの要望に沿ったイラスト

イラストレーターの仕事は、アートディレクターや編集者などの注文に沿ってイラストを描く事です。アニメやゲームなどのほか、雑誌やポスターなどの挿絵・メインビジュアルを描いたりするのも、イラストレーターの仕事内容のひとつと言えます。
同じイラストを描く職種には漫画家や画家などがありますが、これらの職種は、自身の創造性の赴くままにイラストを制作するのが特徴です。一方イラストレーターは、発注者の注文に沿って、Illustratorなどのツールを使ってイラストを制作するという特徴があります。注文を受けてから制作するという観点から、クライアントの要望をしっかりと汲み取り、デザインに反映させるという能力が求められるのがイラストレーターという職業です。

イラストレーターの求人・案件について

イラストレーターの求人・案件は、他の求人・案件と比較すると多めに存在します。ソーシャルゲーム系の求人・案件が多く、今後もイラストレーターの需要は続くと見込まれています。それぞれのイラストレーターのスキルによって単価に差があることが特徴で、イラストレーターとしてスキルが高い方であれば、50万円台の単価の求人・案件を狙うこともできるでしょう。イラストレーターとして高単価な仕事内容を得るには、ユーザーのニーズに沿った絵を描くことが求められます。自身が描きたい絵とギャップが生まれることは往々にして存在するので、参画する際は、仕事としてクオリティを高めていく心構えを持つことも大切です。

イラストレーターに必要なスキル

イラストレーターになるために一番大事なのは、絵を描くのが好き、ということでしょう。客先の要望をイラストに反映することが仕事であるため、膨大な量のイラストを描く必要があり、そのモチベーションを保つには、絵が好きであることが不可欠です。また、ただ絵を描くことが好きなだけでなく、作品のテイストを合わせることができることも求められます。さらに、PhotoshopやIllustratorなどのグラフィックツールスキルも持っていたいところです。紙に絵を描くようなタッチで絵を描きたい方は、SAIなどのペイントツールを使用しますが、その際でも画像編集時にはIllustratorなどのグラフィックツールが必要となります。

イラストレーターの資格

イラストレーターには専門の認定資格は存在しませんが、美術大学などのデザイン学科の中にイラストレーションのコースが設けられている場合があります。また、イラストレーターを養成するための専門学校も数多く存在し、より実践的なイラストレーションのスキルを身につけることが可能です。
資格が存在しないため、多くのイラストレーターは個展の開催やコンテストへの出品などで、自分の作品の認知度を上げるための宣伝活動を行っています。近年は案件紹介エージェントを利用する方も多く、自身が得意とする仕事内容やテイストに合ったクライアントを紹介してもらう、というイラストレーターも増えています。

イラストレーターになるには

イラストレーターになるには資格は必須ではありませんが、美術系の大学や専門学校で基礎的な技術を身につける方法もあります。スキルとしては、Illustrator、Photoshopなどを使いこなせる事が理想的です。イラストレーターには宣伝活動も重要です。コンテストへの出展、ポートフォリオ作成、web上での作品公開など、世の中へ向けて自分の作品を積極的に宣伝していきましょう。
実務面ではクライアントが求める世界観を忠実に表現する技術が問われます。また、クライアントからの依頼やスケジュール変更、修正対応をスムーズにできる人が信頼される傾向があります。人脈が大切な職種なので、人付き合いや協調性など、ヒューマンスキルも高めておきましょう。

イラストレーターの将来性

ソーシャルゲームの求人・案件の増加にともない、イラストレーターの需要は高まっています。一方で、趣味を活かしてイラストレーターを目指す方も増えているため、業務の依頼を受けるための努力が欠かせません。

イラストレーターとしては、イラストの実力が第一。簡易なイラストであればフリー素材でもこと足りてしまいますし、AIによるイラストの質も年々向上しつつある中で、その人が描くイラストだからこその価値をどのように示すかが、イラストレーターの将来性を考える上で今後ますます大切になっていきます。

また自分の個性だけなく、クライアントのニーズに応えられるかも、イラストレーターとしての需要を左右します。例えば、トレンドを押さえたイラストを描けるか、作品のテイストに合わせたイラストを描けるか、などのように、対応できる幅の広さも欠かせません。

ソーシャルゲームのイラストレーターのほか、工業製品のマニュアルを作成するテクニカルイラストレーターの需要も増加傾向に。テクニカルイラストレーターは、「CAD(キャド)」という設計図を描くためのソフトウェアのスキルが必要です。

イラストレーターのキャリアステップ

イラストレーターとして経験を積んだ後は、グラフィックデザイナーやアートディレクターにキャリアアップする、フリーランスとして働くといったキャリアパスがあります。

グラフィックデザイナーは、ポスターや書籍の表紙、広告などのデザインを行う職種です。企業によって職種の定義は異なりますが、イラストレーターはデザインを中心に行うのに対し、グラフィックデザイナーは企画にも携わるのが違いの例として挙げられます。

アートディレクターは、デザインの制作現場で進行管理を担う立場です。意見を論理的に伝える力のほか、スケジュール管理能力や統率力といったマネジメントスキルが求められます。

そのほか、フリーランスのイラストレーターとして活動するのも一つの選択肢ですが、業務を行うには基本的に自ら営業しなければなりません。営業の際はクライアントに実績を示す必要があるため、ポートフォリオ(自分が携わったイラストをまとめた作品集)を作成しておきましょう。安定的に案件を受注できるよう、事前に人脈を広げておくことも大切です。

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