クリエイター職種図鑑 イラストレーター


イラストレーターの仕事内容・平均年収・必要な資格やスキルなどを解説します。また、向いている人の特徴やキャリアパス、将来性についても詳しく書いているので、これからイラストレーターを目指す人はぜひ参考にしてください。

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目次

1.イラストレーターの主な仕事内容

イラストレーターの仕事は、雑誌やチラシなどの紙媒体からWebメディアやゲームまで、幅広い媒体に使われるイラストを描くことです。クライアントに依頼されたイラストを描くのが基本ですが、自作のキャラグッズやスタンプを販売して収益を得る人も増えています。

一口にイラストレーターといっても、携わるクライアントはさまざま。業界によって求められるスキルやテイストが異なるため、それぞれに違いについて理解しておきましょう。

アニメ・ゲーム

イラストレーターと聞くと真っ先にイメージするのがアニメやゲームのキャラクターでしょう。業界によっても異なりますが、アニメーターと呼ばれることもあります。志望する人も多いため、倍率が高いのが特徴です。

ざっくりとイラストレーターを定義すると、背景を描く人やエフェクトを描く人も含まれますが、厳密には背景デザイナー・エフェクトデザイナーなどの職種に分かれます。

広告・メディア

広告やメディアに関わるイラストレーターは、クライアントの要望により広告や雑誌、商品パッケージなどに挿絵のようなイラストを提供するのが主な役割です。イラストレーターではなく、グラフィックデザイナーに分類されることもあるでしょう。

クライアントの要望は、「デザインに華を持たせたい」「解説や工程を分かりやすく見せたい」など多岐に渡ります。イラストそのものよりも、イラストによって商品やサービスをアピールするのが目的です。

クライアントからの要求が明確でないことも多いため、イメージを汲み取る力が重要。対話したり、何度もアウトプットを確認してもらったりしながら、イメージを固めていく動きが求められます。

専門分野

イラストレーターのなかには、「テクニカルイラストレーター」や「メディカルイラストレーター」のような専門分野でも活躍している人がいます。

テクニカルイラストレーターは、工業製品の取扱説明書や自動車整備解説、建築物の投影図などを作成するイラストレーターです。作図はCADソフトを使うこともあれば手書きすることもあり、いずれの場合もその分野の専門知識と工学的な思考が必要となります。

メディカルイラストレーターは、その名の通り医療に特化したイラストを提供する仕事です。医学書にあるリアルな人体のイラストから、子ども向けの分かりやすいものまで対象となることがあります。緻密な解剖図を求められることもあるため、医学の知識も必須となり、認知度は低いですが、今後の需要が高まっていく分野といえるでしょう。

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2. イラストレーターの平均年収

イラストレーターの平均年収はおおよそ300万円~350万円と推定されますが、ハローワークの求人統計データでは、月額賃金が22.3万円とされています。あまり高いとは言えない傾向にありますが、実力と経験によって大きく差が出るでしょう。

参考までに、以下の金額はサイト内の単価診断ツールにて「ブランクなし」で経験年数の単価目安から算出した、フリーランスイラストレーターの年収目安です。

・イラストレーター(実務経験1年未満 )の年収:276万円(23万円/月) 
・イラストレーター(実務経験1年~2年)の年収:312万円(26万円/月) 
・イラストレーター(実務経験2年~3年)の年収:372万円(31万円/月) 
・イラストレーター(実務経験3年~5年)の年収:420万円(35万円/月) 
・イラストレーター(実務経験5年以上 )の年収:540万円(45万円/月) 

※上記の金額は目安であり、実際の支払額はご自身の経験やスキルなどにより変動することにご注意ください。

イラストレーターの平均年収については、以下の記事でも詳しく解説しています。参考にしてみてください。

関連記事:イラストレーターの平均年収はいくら?収入を上げる方法も!

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3. イラストレーターの求人・案件について

イラストレーターの求人・案件は、出版業界やゲーム業界などさまざまですが、特にゲーム業界で増加傾向にあります。また正社員イラストレーターの求人は、ソーシャルゲームを運営する会社で多く展開されており、若手も活躍しているようです。

フリーランス向け案件もゲーム業界に関わるものが多く、昨今のソーシャルゲームの盛り上がりが顕著に現れているといえます。イラストレーター全般の平均年収と比較すると、得られる年収が高水準であることも特徴です。

実務未経験であっても、ポートフォリオのクオリティが高ければ採用されるケースもあります。しっかりとスキルを磨くことができれば、十分チャンスがあるでしょう。派遣社員として参画し、社員に登用されるケースも多いようです。

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4. イラストレーターに必要な知識・スキル

紙に絵を描くスタイルのイラストレーターも多くいますが、デジタルの需要の高まりから、IllustratorやPhotoshopを扱うスキルは必須といえるでしょう。デジタルイラストを描くのに必要なソフトは、以下を参考にしてみてください。

・Illustrator:ロゴやアイコンを作成、配置するためのソフト
・Photoshop:写真や画像、イラストを編集するためのソフト
・SAI:シンプルで機能が厳選されたソフト
・CLIP STUDIO PAINT:イラストだけでなく漫画も描けるソフト

IllustratorやPhotoshopは、使いこなせることが仕事を得るための必須条件です。専門学校や独学でもスキルを獲得できるため、まず初めに使いこなせるようになっておきましょう。Webデザインやレタッチの仕事にも活かすことができます。

SAIはWeb向けイラストの作成では初心者でも使いやすいソフトです。機能が厳選されていますが、ブラシの種類も豊富で水彩画風からゲームキャラクター風まで直感的に描けると愛用しているプロも多いソフトです。

CLIP STUDIO PAINTは、イラストだけではなく漫画やアニメーションも作れるオールマイティなソフトです。パソコンだけではなく、タブレットやスマートフォンでも使えるという汎用性の高さも魅力です。プロのクリエーターも愛用しており、扱えることで仕事の幅や表現力が磨かれるソフトといえるでしょう。

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5. イラストレーターの資格

イラストレーターになるために、特別な資格は必要ありません。しかし、あると活かせる資格はあります。以下の資格があると少なからず有利になるでしょう。

・Illustratorクリエイター能力認定試験
・Photoshopクリエイター能力認定試験
・色彩検定
・CGクリエイター検定

イラストレーターにとって、PCソフトのIllustratorとPhotoshopは仕事をする上で切り離せないツールです。「Illustratorクリエイター能力認定試験」「Photoshopクリエイター能力認定試験」は、実践的な使用を想定しており、指示に従って作品を作り上げる表現力やスキルを図ります。

「色彩検定」は、色に関する知識を幅広いジャンルで活かせる資格です。配色によって与えられる印象は大きく変わるため、知識として身につけておくのがよいでしょう。

「CGクリエイター検定」は、CGを用いたクリエイターに向けた検定試験です。仕事の幅を広げたい場合には役立つ資格です。3DCGデザイナーはどの業界でも足りていないので、身につけておくと仕事には困りづらいでしょう。

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6. イラストレーターになるには

イラストレーターになるには、専門学校や美術系大学へ進学して基礎知識を学ぶ方法が一般的です。イラストレーション学科を設立している学校もあり、美術のデッサンから色彩感覚、ソフトウェアの使い方まで学ぶことが可能です。

独学する場合は、本やオンライン講座などで基本の知識をインプットしましょう。たくさん描くことも重要ですが、デッサンや配色などの基礎知識を先に学んでおく方が上達は早くなります。

一通りのスキルが身についたら、自分のイラストを何枚も作成し、ポートフォリオを充実させましょう。正社員として選考を受けるにせよ、フリーランスとして商談をするにせよ、ポートフォリオの充実度が成否のカギになります。

フリーランスとして活動する場合は、SNSはもちろん、ポートフォリオサイトを公開することで仕事につながることもあるので、積極的に宣伝活動をすることが大切です。以下の記事では、独学でイラストレーターになった方の事例を紹介しています。これからイラストレーターを目指す人は参考にしてみてください。

関連記事:僕は独学でイラストレーターになった!素人→プロになるまでの絵を見せます

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7. イラストレーターに向いている人

イラストレーターに向いている人は、何よりも「イラストが好きであること」が前提条件といえます。さまざまなシチュエーションのイラストを何枚も描く作業は、基本的に一人で行うため、好きでなければ続かない職業です。

また、イラストレーターの仕事は、クライアントからの要望に応えたイラストを作成する必要があります。そのため、自分の表現とは違うこともいわれることがありますが、臨機応変に対応していく柔軟性も求められます。

その上で、スキルを磨きながらオリジナリティを持ったイラストを発信していくバイタリティも重要です。他人に埋もれない自身の強みを養い、人に印象付けられる魅力のあるイラストを作成していくことで、人とは違うイラストをアピールし、仕事につなげていくことができます。

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8. イラストレーターの需要・将来性

ゲーム市場は今後も伸びていくと予想されていることから、イラストレーターの需要も同様に伸びていくでしょう。Webやゲーム業界での需要が増える一方、紙媒体は先細っていくと考えられるため、これからのイラストレーターは、デジタルイラストを描けることが必須要件になります。

また、イラストレーターは求人枠に対してなりたい人が多いため、単純なスキルだけでは差別化が難しいでしょう。Webデザインも一緒にできる、コミュニケーションが取りやすい、短納期でも対応してくれるなど、自分ならではのバリューをだしていく必要があります。

需要は伸びていくと予想されますが、競争の激しい職種ですので、自己研鑽は常に怠らないようにしましょう。イラストレーターの将来性については、以下の記事でも詳しく解説しています。

関連記事:イラストレーターの仕事はなくなる?現状と将来の展望を解説

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9. イラストレーターのキャリアパス

イラストレーターとして経験を積んだ後は、グラフィックデザイナーやアートディレクターとしてのキャリアパスが考えられます。また、3DCGを学んだ上でCGクリエイターとしてステップアップすることも可能です。

グラフィックデザイナー

出版社や広告代理店、ゲーム会社などの依頼を受け、書籍や広告の印刷物やWebサイトなどさまざまな媒体のデザインを扱うのがグラフィックデザイナーです。IllustratorやPhotoshopなどを使い、クライアントの要望に沿ったデザインを考案します。

イラストレーターは部分的なイラスト扱いますが、グラフィックデザイナーは全体のデザインも見る必要があり、スキルだけではなくデザインの知識も求められる職業です。

アートディレクター

さまざまな広告物やサービスを提供するには、イラストレーターやデザイナー、カメラマン、ライターなど多くのスタッフが関わるチームによって作られるのが一般的です。このチームの責任者としてディレクションを行うのが、アートディレクターです。

アートディレクターになるには、デザインや技術の知識だけではなく、全体の進行を管理するマネジメント能力やクライアントと交渉するコミュニケーション能力も求められます。

CGクリエイター

CGクリエイターは、専用ソフトを使ってCG(コンピューターグラフィックス)を作成する仕事です。近年ではゲームや動画の需要が高まっており、IllustratorやPhotoshopの2Dソフトを扱うことにプラスして、ゲームキャラクターの造形のためのモデリングソフトを学ぶことや、アニメーション技術を学んでいくことでキャリアが広がる可能性があります。ゲーム好きなら3DCGを検討してみるのもおすすめです。

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10.フリーランスのイラストレーターとして働くには

未経験からフリーランスのイラストレーターを目指すことは可能です。しかし、仕事を受注するためには、どのようなイラストが描けるかをまとめたポートフォリオの作成が必須。近年は、イラスト投稿サイトやSNSで発信し、多くの人の目に止まるようにすることが大切です。

いきなりフリーランスで活動することが不安であるならば、まずは会社勤めを選択する方法もあります。ファーストステップとしては、派遣社員として参画することも検討してみてください。

それ以外の方法であれば、クラウドソーシングで仕事を獲得する方法もあります。未経験でも可能な仕事も多いため、クライアントとのやりとりを学ぶことも可能。ただし、報酬は低い傾向にあるので、実績作りとして利用するのがおすすめです。

スキルや実績に自身がある場合は、フリーランスエージェントを使う方法もあります。クライアントとの間に入って案件を紹介してくれるため、受注や報酬に関しての不安も軽減されるのがメリット。心置きなくイラストの仕事に邁進できるでしょう。

フリーランスを目指す方は、以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事:イラストレーターがフリーランスになるには?会社員との違いや準備すべきこと

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