イラストレーター向け副業の始め方!収入はどれくらい稼げる?副業禁止だとバレる?

イラストレーター向け副業の始め方!収入はどれくらい稼げる?副業禁止だとバレる?

イラストを描くスキルがある人のなかには、本業とは別で副業がしたい、フリーランスになるためにまずは副業から始めたいと考えている人も多いはず。

とはいえ、収入はどれくらい稼げるのか、副業禁止だとバレてしまうのか、どこから仕事を見つければいいのかなど、わからないことがたくさんありますよね。本記事では、イラストレーター向けに副業の始め方などを解説します。

目次

副業イラストレーターの始め方を解説!

まずは、イラストレーターとして副業を始めるための方法について解説します。

準備するものや必要なものはある?

イラストレーターとして副業を始める前に、ポートフォリオを用意しておきましょう。案件に応募する際には、必ずポートフォリオの提出を要求されるからです。

ポートフォリオは、Webサイトで作成しておくと便利。更新がしやすかったり、URLを送るだけで見てもらえたりと、紙媒体のポートフォリオよりも手軽な点が魅力です。ポートフォリオの作り方や作成サイトについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:ポートフォリオ作成ツールのおすすめ5選!作り方のコツも紹介!
関連記事:【イラストレーター向け】ゲーム会社に参画するためのポートフォリオの作り方

また、節税をしたい人は、後述する開業届も事前に出しておくことをおすすめします。追って詳しく解説するので、参考にしてください。

どこから仕事を取ればいい?おすすめは?

イラストレーターとして副業の仕事を取る方法には、以下のようなものがあります。

クラウドソーシングで案件を受ける

クラウドワークスやランサーズなど、手軽に仕事が探せるクラウドソーシングサービスを利用するのが最も一般的な方法です。

Web上で登録をするだけで、簡単に仕事を検索したり応募したりすることができるため、手間や時間がかかりません。報酬はあまり高くない傾向にありますが、案件の種類が豊富で、難易度は低めなものが多いので、はじめての副業には最もおすすめです。

関連記事:副業やフリーランスに!おすすめのクラウドソーシングサービス10選

知り合いから仕事をもらう

友人知人、前職の同僚や先輩など、人脈をたどって仕事をもらう方法もあります。意外とイラストの需要はさまざまなところに落ちているので、いろいろな人に聞いてみるといいでしょう。

知り合い伝いであれば悪質な案件やトラブルに発展するリスクも少ないため、安心感があるのも魅力です。

フリーランスエージェントに登録して案件を紹介してもらう

フリーランスエージェントとは、企業とフリーランサーとの間に入って案件を紹介してくれる人材サービスのこと。副業でも確保できる時間に応じて仕事を受注することが可能です。

比較的高単価な案件が多く、企業とのやり取りや契約周りのサポートも行ってくれるので、しっかりと稼ぎたい人にはおすすめ。ただし、ある程度のスキルが必要な案件が多いので、全くの初心者や未経験の人には少しむずかしいかもしれません。

イラストを有料販売サイトに登録する

有料でイラストや写真を販売することができる、ストックフォトを利用する方法です。載せるだけでいいので、利用者のニーズにあったものを提供すれば不労所得にすることができます

ただし、たくさん売れるイラストにするのは決して簡単なことではありません。載せるだけでたくさん稼げるというわけではない点に注意が必要です。

LINEスタンプを販売する

LINEスタンプを販売するという方法もあります。スタンプが売れると、販売価格の35%を手にすることが可能に。

35%といっても、LINEスタンプは単価が100円〜300円程度のものなので、よっぽど人気にならないと大きく稼ぐのは難しいでしょう。趣味の延長としてはじめてみるくらいがいいかもしれません。

イラストレーターの副業でどれくらいの収入になる?

副業で収入がいくら稼げるかは、かける時間や受ける案件の種類、スキルによって大幅に異なります

LINEスタンプをたくさん販売していても、全然売れなければ収入は0円です。平日に1~2時間だけ作業時間を確保し、簡単なイラスト作成を請け負う場合は、月に数万円程度が目安に。副業とはいえ週に25時間程度確保することができ、本格的な案件を請け負う場合は20万円ほど稼げるケースもあります。

自分がどのくらい時間をかけられそうか、イラストレーターとしてどのくらいの実績やスキルがあるのかによって収入は変わるので、まずは自分の状況を確認するところから始めましょう。その上で、どのくらい稼ぎたいのか、どのくらい案件が受けられそうなのかを決めていくことをおすすめします。

自分のスキルにどれくらいの市場価値があるか分からないという方は、一度フリーランスエージェントに相談してみてください。提案される案件によっておおよその市場価値が見えてきますし、スキルが足りない場合はスキルアップのためのアドバイスを受けることもできます

イラストレーターの副業に関してよくある疑問

ここでは、イラストレーターとして副業を始める上でよくある疑問について解説します。

本業の会社で副業が禁止されている場合にバレる可能性はある?

副業で稼いだ額から支払うべき住民税を、会社からの天引きではなく自分で収める「普通徴収」にすれば、会社にバレることはほとんどありません

副業が会社にバレる原因となり得るのは、住民税です。住民税は、全国一律で所得の10%が適用されます。人事や経理が住民税を天引きする際に、所得に対して住民税が高いと思われてしまうことで、バレる可能性があるのです。

しかし、確定申告時に、副業分の住民税を普通徴収にし、会社からの給与分は特別徴収にすることで、会社にバレることがなくなります。普通徴収を選択すると自宅に支払書が届くため、それをもって副業分の住民税を収めればOK。

ただし、役所によっては間違えてどちらも特別徴収にしてしまうことや、普通徴収で取りっぱぐれたくないため勝手に特別徴収にしてしまうこともあります。心配な人は、確定申告が終わった4月頃に役所へいき、住民税の徴収方法がどうなっているか聞いてみるのが安全です。

副業がバレることで懲戒解雇になるなど、大きなリスクがある場合は控えておくのが無難でしょう。どこから情報が伝わるかは分かりませんので、どれくらいリスクを取れるのかはよく検討してください。

イラストレーターとして副業をしたら確定申告が必要?

イラストレーターの仕事を業務委託で請け負っている場合、副業による年間の所得が20万円を超えたら確定申告が必要です。

ただし、仮に副業で稼いだ金額が20万円以下だとしても、住民税の申告は必要。所得税を申告する確定申告とは別で、住民税申告というものもあるので注意しましょう。

確定申告をした場合は、税務署が確認した確定申告のデータを役所へ流し、それをもとに役所が住民税を計算してくれるため、二重で住民税申告をする必要がありません。

しかし、副業による所得が20万円以下で確定申告をしなかった場合は、税務署から役所へデータが流れないため、自分で住民税分を申告しなければいけないということです。忘れてしまうと脱税になってしまうので、注意しましょう。

イラストレーターとして副業をする場合に開業届は必要?

副業でしっかりと稼いでいきたいなら、開業届を出しておくほうがいいでしょう。開業届を出しておくことで、確定申告時に「青色申告」というものができるようになります。

青色申告を行うことで、大きな節税効果が見込めます。稼ぐ額によっては数十万円になることもあるので、やっておいて損はありません。後々フリーランスとしてしっかり稼ぐことになった場合にもさまざまなメリットがあるので、出しておきましょう。

最近ではfreeeなどのサービスを通して非常に簡単に開業届を提出することができます。マイナンバーカードとICカードリーダー(iPhoneなどでも可)があればネットでそのまま提出することも可能なので、一度確認してみてください。

まとめ

副業は、お金が稼げるということ以外にも、さまざまなメリットがあります。自分自身の成長にもつながり、人生の大きな転機となる機会を得ることができるかもしれません。イラストを描くことができる人は、ぜひ本記事を参考に副業に挑戦してみてくださいね。

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