
目次
1. 2Dデザイナーの主な仕事内容
2. 2Dデザイナーの求人・案件について
3. 2Dデザイナーの年収
4. 2Dデザイナーに必要なスキル
5. 2Dデザイナーの資格
6. 2Dデザイナーになるには
7. 2Dデザイナーに向いている人
8. 2Dデザイナーの需要・将来性
9. 2Dデザイナーのキャリアパス
10. フリーランスの2Dデザイナーとして働くには
1. 2Dデザイナーの主な仕事内容
2Dグラフィックスの作成を担当するクリエイター
2Dデザイナーは2Dグラフィックス作成する職業で、求人・案件の仕事内容としてポピュラーなのはゲームのキャラクターデザインや背景、UIなどの作成です。特に昨今スマートフォン向けゲームの人気が増しており、それらは2Dグラフィックスが中心のため、2Dデザイナーの領域は広がっています。なお、ときには3Dに起こすこと前提のデザインを求められることもあり、2Dデザイナーといえど2D以外の知識・技術も大切です。
また、制作現場によっては、各々のスキルによって背景担当やUI担当など業務が分かれていることもしばしば。中でもキャラクターデザインは、キャラクターデザイナーという専用のデザイナーが割り当てられることもあります。
2. 2Dデザイナーの求人・案件について
2Dデザイナーの求人・案件は、ゲーム業界で多く見ることができます。中でもソーシャルゲームに関するものは多数存在しており、コンシューマーの求人・案件はそれほど多くありません。一口に2Dデザイナーと言っても様々な業務があり、キャラクターデザインをはじめ、背景、UIの作成など幅広く担当します。複数の業務あるため、求人・案件を探す際にはどうような内容なのかをしっかり確認してエントリーすることが大切です。
案件・求人によっては、2Dデザイナーには基礎的なデッサン力が求められるため、得意とするジャンルによって方向性を決めると良いでしょう。またUIデザインは単価の高い業務ではありますが、UIに関する知識を習得することが必要です。
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3. 2Dデザイナーの年収
以下の金額は、サイト内の単価診断ツールにて「ブランクなし」での経験年数別の単価目安から算出した、フリーランスの2Dデザイナーの年収目安です。そのため、会社員の給料、年収とは単純比較できない点にご留意ください。
実務経験に基づく年収の目安(週5日作業の場合)
・2Dデザイナー(実務経験1年未満 )の年収:276万円(23万円/月)
・2Dデザイナー(実務経験1年~2年)の年収:300万円(25万円/月)
・2Dデザイナー(実務経験2年~3年)の年収:336万円(28万円/月)
・2Dデザイナー(実務経験3年~5年)の年収:360万円(30万円/月)
・2Dデザイナー(実務経験5年以上 )の年収:480万円(40万円/月)
※上記の金額は目安であり、実際のお支払い額はご自身の経験/スキルなどにより変動します
4. 2Dデザイナーに必要なスキル
2Dデザイナーに要求されるスキルは、クオリティの高いグラフィックを作成する能力です。そのためにはデッサン力などの美術的な技術も当然ながら、業界のトレンドやユーザーのニーズの推移まで踏まえた幅広い知識・能力が必要となります。
また、制作現場ではIllustrator・Photoshopなどを用いてグラフィックを制作することが多いため、それらのツールを活用してデザインできることも重要です。
その他、ゲーム業界ではドット絵や3Dグラフィックスへの理解を求められること少なからずあります。そちらの領域も押さえておくと2Dデザイナーとしての仕事の幅が広がることでしょう。
関連記事:2Dデザイナーに必要なスキル
5. 2Dデザイナーの資格
特別な資格がなくとも2Dデザイナーになることは可能ですが、クリエイティビティが何よりも重要な職種なので、スキルアップのために以下のような資格を目指すのもいいでしょう。
CGクリエイター検定
デザインや2D/3Dグラフィックス制作に必要な知識・技術を測る試験です。3Dや映像制作まで踏み込んだ内容となっているため、取得すれば視覚表現のプロとして必ずや役立つはずです。
色彩検定
色に関する知識や技能を理論立てて学ぶための試験です。色彩感覚が重要なデザイナーにとって取得して損はありません。
また、実務経験必須の求人・案件も多いため、現場を経験することが何よりの資格といえるかもしれません。
6. 2Dデザイナーになるには
ゲームのキャラクターデザインやUIなど、2Dグラフィックスを作成する2Dデザイナー。2Dデザイナーになるためには、資格や学歴よりも、デザイン力やPhotoshop、Illustrator等のグラフィックソフトのスキルが重要といわれています。
実務経験が重視される職種ですが、デザイン系の専門学校や大学に通うことが2Dデザイナーになる近道になることも。デザインの基礎やソフトを使いこなすスキルなどを身につけることで、求人・案件の獲得につながります。また、作品で判断されることが多いため、成果物をまとめたポートフォリオの作成も肝心。
2Dデザイナーとなった後は、経験を重ねてディレクターやプロデューサーにステップアップする方が多いようです。
7. 2Dデザイナーに向いている人
2Dデザイナーの業務は、ゲーム内のキャラクターやアイテム、背景のイラストを描いたり、キャラクターそのものを1からデザインしたりと多岐にわたりますが、これらの業務を行う上で共通して必要になるのは、美術的センスやデッサン力、発想力です。そのため、絵を描くのが得意という人や、オリジナルのキャラクターを考えるのが好きという人は、2Dデザイナーに向いていると言えるでしょう。
また、2Dデザイナーとして仕事を行う上では、世間のニーズや業界のトレンドを考えることが重要になってきます。多くのユーザーから支持される絵やキャラクターを生み出すためには、今どのようなテイストの絵やデザインが好まれているかを把握しておかなければならないからです。このことから、流行への関心が高いことや、情報収集力が高いことも、2Dデザイナーに欠かせない要素と言えます。
2Dデザイナーは1人で黙々と作業を行う仕事だと思う人もいるようですが、実際は多くのスタッフと連携しながら作業を進めることがほとんどです。業務をスムーズに行うためには、ある程度のコミュニケーション能力も必要になります。
8. 2Dデザイナーの需要・将来性
CGが活用されるシーンは増えており、ゲーム業界やWeb業界などで需要がますます高くなると考えられる2Dデザイナー。スマートフォン向けのゲームアプリが人気を増していることもあり、特にゲーム業界における2Dデザイナーは将来性があるといえます。
IT技術の発達によってCGを取り巻く環境がさらに向上すると考えられるため、2Dデザイナーとして活躍し続けるには、最新の知識・技術を主体的に身につける必要があるでしょう。具体的には、IllustratorやPhotoshopなどのグラフィックソフトのスキルだけではなく、Live2DやSpineといったアニメーションソフトウェアのスキルがあると活躍の場を広げられると考えられます。時代のニーズ・変化に目を向けながら、情報を敏感にキャッチすることが大切です。
なお、近年は2Dだけではなく3Dグラフィックの需要も高くなっています。Mayaや3DSMAXといった3Dに関する知識・スキルも身につけて業務の幅を広げることも、活躍し続けるためのポイントとなるでしょう。
9. 2Dデザイナーのキャリアパス
2Dデザイナーには、アートディレクターやフリーランスといったキャリアパスがあります。
アートディレクターは、商品のパッケージや書籍の表紙、CMなどのデザイン制作において、進行管理を担う立場です。クライアントの課題や要望をヒアリングしたり、コンセプトに基づいてデザインを提案したりします。そのほか、イラストレーターやコピーライターといった制作メンバーの進み具合を確認し、状況に応じてアドバイスするのもアートディレクターの役目。プレゼンテーションスキルやスケジュール管理能力が必要な職種です。
フリーランスの2Dデザイナーとして活動するなら、会社員時代に人脈を広げておきましょう。フリーランスは基本的に自分で営業しなければならず、受注する案件の数・報酬によって収入が増減します。会社の同僚やデザイナー向けのセミナーで知り合った人などと信頼関係を築けていれば、独立した際に業務を依頼してもらえることがあると考えられます。人脈に不安があるときは、フリーランス専門のエージェントを活用するのも一つの手。スキル・経験に合う案件の提案や営業代行といったサポートを受けられます。
10. フリーランスの2Dデザイナーとして働くには
2Dデザイナーのフリーランス(個人事業主)向けの案件では、PhotoshopやIllustrator等の使用経験のほか、ゲームの2Dまたは3Dデザイン実務経験が問われることがあります。そのため、まずは会社員として2Dデザイナー業務に携わり、技術やスキルを磨いてからのほうが、フリーランスとして幅広い案件を受注しやすくなるでしょう。
2Dデザイナーを目指すにあたっては、デッサンを適切に行える美術的技術や、流行のテイストを取り入れる情報力、魅力的なキャラクターなどを生み出す発想力などが求められます。また、上記の通りPhotoshopやIllustrator等を使用することが多いので、これらの操作方法の習得も必須です。さらに、2Dデザインといっても、3Dにした場合のことを考えたデザインが求められることもあるため、3Dデザインの技術や知識も重要になってきます。
2Dと3D両方のデザインが行えれば、フリーランスになった際、幅広い案件の業務委託を受けやすくなるため、3Dデザインに関する理解も深めておきましょう。
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