クリエイター職種図鑑 エフェクトデザイナー

エフェクトデザイナーを目指している方へ向けて、エフェクトデザイナーになるにはどうすればよいのか、必要な資格・スキルなどを解説します。仕事内容やどんな人が向いているかなど、職種研究に役立つ情報もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

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目次

1. エフェクトデザイナーの主な仕事内容

エフェクトデザイナーとは、主にゲーム制作において、光や魔法などの特殊効果をデザインする仕事です。「エフェクター」や「VFXアーティスト」とも呼ばれています。

ゲームにおけるエフェクトとは、光や炎、オーラなど、実体のないイメージや自然現象を視覚的に表現したもの。画面に動きや迫力をもたらすとともに、プレイヤーに操作の手応えや達成感を与える効果があります。

例えばゲーム内で銃を撃つと、弾丸や煙、火花などの攻撃エフェクトが発生しますが、これがなければ「撃った」という手応えを感じることができません。また、ゲーム内で手に入れた宝箱に光が溢れる演出エフェクトを施すことで、プレイヤーは宝箱をゲットした達成感を得ることができます。

エフェクトは3Dゲームやバトルゲームのほか、リズムゲームのコンボ演出などにも活用されており、今やゲーム業界になくてはならないものです。また、ゲームのオープニング・エンディングムービーなど、映像媒体にエフェクトが実装されることもあります。エフェクトデザイナーはゲーム業界に加え、アニメーション・映像・空間演出など幅広い業界で活躍できる職種でしょう。

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2. エフェクトデザイナーの年収

求人ボックスやdodaなどの求人サイトを確認したところ、エフェクトデザイナーの年収は350万円~570万円前後でした。低いところだと240万円、高いところだと800万円程度の求人もあり、スキルや実績による年収の幅が大きいことが伺えます。

レバテッククリエイターに掲載されている案件を見てみると、月単価40万円~60万円が相場。年収換算すると480万円~720万円になります。会社員の場合と比べると、やや高い水準であるため、スキルをつけた場合はフリーランスとして独立するのが年収アップの手段になりそうです。

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3. エフェクトデザイナーの求人・案件について

ここではエフェクトデザイナーの求人・案件の特徴を紹介します。

募集している職種・仕事内容

エフェクトデザイナーは「エフェクター」「VFXアーティスト」をはじめ、「ゲームエフェクトデザイナー」「3Dエフェクトデザイナー」という職種でも募集されています。求人を出している会社は、主にゲーム制作会社やメーカー、映像制作会社などです。

仕事内容としては、ゲームにおけるエフェクト制作がメインですが、映像コンテンツの企画・制作業務もあります。3Dをメインに扱う求人が多い印象です。また、ライブ・舞台などの空間演出においてエフェクトを制作する仕事も存在します。

エフェクトデザイナーの求人・案件に応募するためには、3Dゲーム・CG・映像コンテンツなどのエフェクト制作経験が必要です。また、エフェクトデザインに使用するデジタルソフトの使用スキルが問われます。必要なソフトは求人によって異なりますが、3DCGを制作する「Maya」、ゲームを開発する「Unity」、映像の編集や合成などを行う「After Effects」を使用している会社が多いのが特徴です。

そのほか、エフェクトを作成する「BISHAMON」や画像加工に強い「Photoshop」、3DCGを制作する「Houdini」なども使われています。

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4. エフェクトデザイナーに必要な知識・スキル

エフェクトデザイナーになるには、どのような知識・スキルを身につければよいのでしょうか。

デザインソフトの操作スキル

エフェクトデザインをするには、デザインソフトの操作スキルが必須です。一口にデザインソフトといっても様々な種類があり、その用途も異なります。

3DCGを制作するMaya・3dsMax・Softimage・Houdiniに加え、2DCGを制作するPhotoshop・Illustrator、エフェクト素材を制作するAfter Effects、ゲーム開発に用いられるUnity・Unreal Engine、 エフェクト作成に特化したBISHAMONやPopcornFXなどが主な使用ソフトです。

就職したい企業がある場合はそこで使用されているソフトを調査し、習得を試みましょう。特に希望がない場合は、まずMaya・After Effects・Unityを覚えておくと便利です。

エフェクトデザインの知識・発想力

エフェクトデザイナーには、エフェクトデザインの知識はもちろん、新たなエフェクトを生み出す発想力が重要です。攻撃の際はどのようなエフェクトを使うと効果的か、ゲームの世界観に没入するためにはどのような演出を行うべきかなど、プレイヤーの視点に立って考える必要があります。

光の屈折や炎の揺れ方、水飛沫の形など、自然物に関する知識も大切です。また、エフェクトをかける対象(武器など)の構造を学び、その動きを観察することで、より自然なエフェクトを生み出すことができます。

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5. エフェクトデザイナーの資格

エフェクトデザイナーになるために必須の資格はありませんが、就活の際のアピールや、自身の知識を付けるために有用な資格・検定を紹介します。

CGクリエイター検定

CGクリエイター検定は、デザインの基礎や2D・3DCGの制作手法、規格、著作権などに関する知識を問う試験です。エフェクトデザインではCGを用いることがほとんどですので、受けておくとよいでしょう。

Photoshop(Illustrator)クリエイター能力認定試験

Photoshopクリエイター能力認定試験、およびIllustratorクリエイター能力認定試験は、グラフィックデザインの基本ソフトであるPhotoshop・Illustratorについての知識や操作スキルを証明する資格検定試験です。これらはエフェクトデザインのみならず、様々なデザインジャンルで使用されているソフトですので、習得しておいて損はありません。

色彩検定

色彩検定は文部科学省後援の公的資格で、色・配色に関する幅広い知識が問われます。エフェクトデザインにおいても色彩は重要な要素ですので、取得しておくと実務に役立つでしょう。

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6. エフェクトデザイナーになるには

エフェクトデザイナーになるには、CG制作・デザインソフトの習得が必要不可欠です。参考書を利用して学びを深めるのもよいですが、実際に操作をしながら体で覚えていく方が定着しやすいでしょう。

ゲームデザインを学べる専門学校では、分からないことがあれば気軽に質問できるため、一人で勉強するよりもスムーズに進めることができます。また、課題制作とともに操作スキルが身につくため、とても効率的です。

ソフトの操作に慣れてきたら、様々なエフェクトを作ってみましょう。あらかじめ制作の流れに慣れておけば、働いてからもスムーズに仕事を進められます。また、エフェクトデザイナーの求人は、エフェクト制作の経験を求めているものがほとんどです。練習段階から積極的に自分の作品を作り、ポートフォリオにまとめておきましょう。

エフェクトのデザインスキル・表現力については、エフェクトの例を集めた資料集などを参考にするほか、日頃から実際のゲームを観察しておくことが大切です。あらゆるジャンルのゲームを実際にプレイし、効果的なエフェクトを模索していきましょう。

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7. エフェクトデザイナーに向いている人

エフェクトデザイナーに向いているのは、以下のような特徴を持っている人です。

自分をアップデートできる

ゲーム業界は成長の流れが速いため、日々自分をアップデートできる人はエフェクトデザイナー向きです。エフェクトデザイナーは、既存のゲームを分析してよりよいエフェクトを研究したり、新しく出てきたデザインソフトのスキルを身につけたりと、意欲的に向上する姿勢が求められます。

また、過去作を参考にするだけではなく、独自の表現を生み出す創造力も養う必要があります。古い知識や少ない引き出し、常識に縛られない柔軟な考え方が大切です。

ゲームやテクノロジーが好き

ゲームやテクノロジーが好きな人は、エフェクトデザイナー向きです。普段からゲームをプレイしている人は、どのようなエフェクトが分かりやすいのか、ゲームを盛り上げるのに効果的なのかということをプレイヤーの視点で考えることができます。また、様々なジャンルのゲームに触れている人は、それぞれの世界観にどのようなエフェクトがふさわしいのか、よく理解しています。

ゲームに限らず、テクノロジーを利用した表現(プロジェクションマッピングなど)が好きな人は、エフェクトデザイナーの素質があると言えるでしょう。

コミュニケーション能力がある

ゲーム製作では多くの人が協力して仕事を行うため、コミュニケーション能力がある方はエフェクトデザイナーに向いています。エフェクトの動きを調整する際は、プログラマーやモーションデザイナーなど、他のスタッフと連携することが必要です。また、ゲームのコンセプトや世界観に合うエフェクトを制作するべく、ゲームプランナーとの話し合いも大切になります。

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8. エフェクトデザイナーの需要・将来性

以前はCGデザイナーがエフェクト制作を兼任していましたが、3Dゲームの登場や昨今の分業化により、エフェクト専門のデザイナーが誕生しました。エフェクトのクオリティはゲームの出来栄えに深く関わるため、エフェクトデザイナーは今や欠かせない存在です。

ゲーム業界自体が成長を続けているので、エフェクトデザイナーの需要は今後も高まっていくことでしょう。またゲームデザイナーの中でも、比較的希少な職種であるため、しっかりとしたスキルを身につけることができれば仕事には困りづらいでしょう。

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9. エフェクトデザイナーのキャリアパス

エフェクトデザイナーの実務を経験した後は、様々なキャリアパスを描くことが可能です。

モーションデザイナーになる

モーションデザイナーは、ゲームキャラクターのCGモデルにアクションや表情などの動きをつける職業です。主にCG制作ソフトを使用するため、エフェクトデザイナーのスキルを直接活かすことができます。モーションデザイナーについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:モーションデザイナーの仕事内容から案件提案まで

CGディレクターになる

CGディレクターは、CG制作のディレクションを行う職業です。CG制作の手順やポイントを熟知しているエフェクトデザイナーであれば、適切な指示を行うことができるでしょう。

テクニカルアーティストになる

テクニカルアーティストは、デザイナーとエンジニアの間に立ち、双方の制作管理や問題解決を行う職業です。エフェクトデザイナーはデザイナー側の職業ですが、プログラマーなどのエンジニアと連携して仕事を進めることもありますので、双方の橋渡しには適任と言えます。

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10.フリーランスのエフェクトデザイナーとして働くには

エフェクトデザイナーはフリーランスとして活躍している人も多くいます。フリーランスのエフェクトデザイナーとして働きたい方は、実務経験をしっかりと身につけましょう。フリーランスは即戦力が基本。未経験では難しいのが現状です。

案件を取得する際は、フリーランス専門のエージェントサービスがおすすめです。クライアントとの仲介をしてくれるため、ストレスなく案件を探すことができます。条件に合った高単価な案件を紹介してくれることもあるため、できれば登録しておくとよいでしょう。

エージェントを利用するもうひとつのメリットとして、有名ゲームタイトルに携わることも挙げられます。社員募集がかかっていない企業でも、エージェント経由であれば参画することが可能です。

フリーランスは収入が不安定なイメージがありますが、さまざまなジャンルの経験が積めたり、働く場所や時間が自由になったりと、メリットが大きいのも事実。どのような働き方が自分に合うか、一度検討してみるのがおすすめです。

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