イラストレーターがやめとけと言われる理由は?イラストを仕事にするのは難しい?

イラストレーターがやめとけと言われる理由は?イラストを仕事にするのは難しい?

「イラストレーターは大変だからやめとけ」というネガティブな意見。実際はどうなのか、気になっている人も多いでしょう。本記事では、なぜイラストレーターはやめとけと言われるのかについて解説します。

目次

イラストレーターになるのを「やめとけ」と言われる理由

まずは、イラストレーターになることに対して「やめとけ」と言う人がいる理由を解説します。

イラストレーターは稼ぎが安定せず年収が低いイメージがある

人によってはイラストレーターに対し、「稼ぎが安定しない職業」という印象を抱いていることがあります。とりわけ、企業に所属しないフリーのイラストレーターは、そのようなイメージを持たれやすいでしょう。

イラストレーターは納期管理が大変でしんどいと思われている

「納期管理が難しい」「常に締め切りに追われる」といったイメージを持っている人もいるようです。イラストレーターの仕事内容や働き方をよく知らずに、そう思っているケースもあると考えられます。

イラストレーターは「才能ある人しか食えない」と思われている

イラストレーターはクリエイティブな職種で実力主義の面もあるからか、「才能がある人しか食べていけない」と思う人もいます。

安定して仕事が得られるイラストレーターは一握りで、普通の人が安易になるものではないというイメージを持たれやすいようです。

イラストレーターは好きな絵だけ描いて生活できるわけではない

「好きな絵ばかり描かせてもらえるわけではないのだから、イラストレーターは楽ではない。だから、やめとけ」と考える人もいるでしょう。

たしかに、イラストレーターの仕事は、クライアントの意向に合った作品を提供することも多く、自分が描きたいものを描かせてもらえるとは限りません。

イラストレーターになるのは決して特別なことではない

上述のとおり、「イラストレーターはやめとけ」「生活するのは難しい」と言う人もいますが、イラストレーターになること自体は決して特別なことではありません。

イラストレーターの仕事ができるチャンスは、誰にでもあると考えられます。独学で技術を身につけ、イラストレーターとして活躍している人もいるからです。特別な資格や学歴は不要。賞を取らなければデビューできない…ということもありません。

以下の記事は、独学でフリーランスイラストレーターになった人のインタビュー記事です。ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:僕は独学でフリーランスのイラストレーターになった!素人→プロになるまでの絵を見せます

「やめとけ」と言われたときにはこう対応しよう!

周囲の人に「やめとけ」と言われたら、次のように対応しましょう。

「やめとけ」と言う人にその根拠を聞いてみる

まずは「やめとけ」と言ってくる人の話に耳を傾け、なぜ反対するのかを知ることが大切。やみくもに相手の意見を否定したところで、口論になってしまうだけだからです。

傾聴することで、相手の意見が先に挙げた理由のうちどれに当てはまるのかも理解できます。相手の意図が分かれば、より建設的に話し合えるでしょう。

イラストレーターの働き方を知ってもらう

相手がイラストレーターのことをよく知らずに「やめとけ」と言っているのであれば、詳しい働き方を知ってもらいましょう。

イラストレーターとしてどんな仕事をするのか、どのように稼いでいくつもりなのかを話してみます。具体的な生計の立て方などのプランをもっておくことが大切です。

イラストレーターの仕事の取り方は以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:イラストレーターの仕事の取り方を解説!営業ゼロでも仕事をもらうコツ

期限を決めて実績をつくる

これからイラストレーターを目指す人は、いつまでにどれくらい稼ぐのかという期限を決めましょう。期限を決めて約束すれば、周囲の人もそこまでは頑張ってみたら?と応援してくれるようになるかもしれません。

また、期限を決めることでスキルの習得や実績づくりの計画が立てやすくなり、貴重な時間を有効活用できるようになります。

最初は副業としてイラストレーターの案件を受注してみる

企業勤めにしてもフリーランスにしても、すぐにイラストレーターになるのは不安…という人は、副業で案件を受注することから始めるのもよい方法です。例えば、クラウドソーシングには多数の案件があるため、自分のスキルに合った作業を見つけやすいでしょう。
イラストレーターの副業については、以下の記事もチェックしてみてください。

関連記事:イラストレーター向け副業の始め方!収入はどれくらい稼げる?副業禁止だとバレる?

イラストレーターになるうえで覚悟しておいた方がよいこと

「やめとけ」と言う人がいることからも分かるように、イラストレーターには大変な面も少なからずあります。ここでは、イラストレーターになるうえで覚悟しておいた方がよいことを説明します。

イラストレーターになってからスキル不足の壁にぶつかる可能性も

イラストレーターになったとしても、仕事をこなすうちにスキル不足の壁にぶつかる可能性があります。たくさん描いているのに、なかなか満足いくイラストが描けない…などです。

スキルの壁にぶつかったら、「人気があるイラストレーターさんも、あきらめずに描き続けてきたから今がある」ということを思い出してください。

イラストレーターは安定した収入を得られなければ生活が厳しい

主にフリーランスのイラストレーターに対して言えることですが、安定収入が得られず生計が立てられないことがあります。

特に、駆け出しのフリーランスイラストレーターは、支払われる報酬が少なくなりがちです。イラストレーターの報酬は知名度に左右される面もあるため、経験が浅い人が高収入を得るのは難しいといえます。

それに加えて、高単価案件の依頼は実績が十分にあるイラストレーターに行きやすい傾向も。駆け出しイラストレーターの中には、「そもそも案件を獲得することすら困難…」という人が多くいると考えられます。

稼げるイラストレーターになるには

最後に、稼げるイラストレーターになるための方法を紹介します。

模写やトレースなどの基礎練習を欠かさない

イラストレーターになった後も、模写やトレースなどの基礎練習は欠かせません。模写はお手本を見ながら同じように描くこと、トレースはお手本を紙の下に敷いて描き写すことです。

イラストレーターは画力が命。線を描くのに慣れている人は模写、これから慣れていきたい人はトレースの練習が適しています。

自分の作品ならではのオリジナリティに気づく

イラストレーターになる前に、早い段階で自分のオリジナリティを見出しておきましょう。

「見るだけで〇〇さんのイラストだと分かる」「この絵柄は〇〇さんにしか描けない」といった個性があれば、あなたにファンがつきやすくなります。ファンがついて作品が愛されるようになると、案件獲得の機会が増えることが予想されます。

体系的に技術を身につけたいなら専門学校に通うのも手

体系的にスキルを身につけたい人は、専門学校(もしくは美大)に通うのも手です。自身の努力はもちろん必要ですが、それに加えてプロの指導を受ければ効率的なスキル習得が可能になるでしょう。

なお、以下の記事ではイラストレーターとして生き残るのに必要なスキル、活躍するコツなどを解説しています。本記事と併せてご参照ください。

関連記事:イラストレーターの仕事はなくなる?現状と将来の展望を解説

まとめ

「『やめとけ』と反対されてもイラストレーターに挑戦したい!」という人は、スキルを身につけて計画的に実績を作っていってください。才能や技術力だけでなく、クライアントの喜びを第一に考えるマインドがある、コミュニケーションが細やかにとれるなどの資質も強みとなるでしょう。

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