クリエイター職種図鑑25.DTPオペレーター

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DTPオペレーターの主な仕事内容

印刷物編集に際してデザインデータを作成するエキスパート

DTPオペレーターは、IllustratorやPhotoshop、InDesignなどを使って印刷物のデータを作成する職業です。デザイナーが制作したデザインに沿って、写真やイラストをはめ込んだり、行間や字間を調整したり、内容に合ったフォントを選んだりといったことがDTPオペレーターの仕事内容になります。ミリ単位での緻密な作業となるほか、誤字や脱字などの微細なミスがクライアントにとって大きな損害になるため、DTPオペレーターには相当な集中力とスキルが求められます。印刷会社や広告代理店をはじめ、編集プロダクションやデザイン事務所などが主な活動現場となっています。パソコンとDTPソフト・周辺機器があれば出来る仕事内容なので、フリーランスとして在宅で作業を行うDTPオペレーターも存在するようです。

DTPオペレーターの求人・案件について

DTPオペレーターの求人・案件は、印刷・出版業界や広告代理店、制作会社で募集があります。他の職種と比べると求人・案件の数は少なめで、近年はWebへの移行が強まっていることから、さらにDTPオペレーターの需要は減りつつあります。今後も求人・案件の数は減少していくでしょう。その背景から、DTPオペレーターの中には、Webデザイナーへの移行を視野に入れて活動する方が増えているようです。まずはバナーやランディングページのデザインからはじめ、ある程度慣れたらコーディングに移行するというパターンが多い傾向にあります。

DTPオペレーターの資格

DTPオペレーターとして活躍するために必須の資格はありません。PhotoshopやIllustratorなどのグラフィックツール、InDesignやQuark XPressなどのDTPソフトを使いこなすスキルが有れば、DTPオペレーターとして活躍することができるでしょう。フリーランスとして独立を考えている方、派遣会社に登録することを考えている方は、DTPエキスパート認証試験やDTP検定などの資格を取得しておくと、求人・案件を探す際に有利となります。DTPオペレーターは緻密で正確な仕事が好きな方、高い集中力を発揮できる方に向いている職種です。

DTPオペレーターになるには

DTPオペレーターとして活躍するには、デザイン関連の専門知識やスキルの習得がポイントです。専門学校やDTPコースがあるスクールで学ぶのが一般的ですが、中にはアシスタントとして働きながら技術を習得する方もいます。使用するソフトの熟知がDTPオペレーターとしては必須といえます。Photoshop、Illustrator、InDesing、QuarkXpressといったソフトのスキルを求められることが多く、この3つに重点を置いて深く理解しておいたほうがいいでしょう。DTP関連の資格に国家資格はありませんが、DTPエキスパートやDTP検定など、実務に有利に働く資格があるので、取得しておいて損はないでしょう。

DTPオペレーターの将来性

DTPオペレーターが活躍する出版・広告業界において印刷市場は縮小傾向にありますが、今後も折込チラシやパンフレットなどの印刷物は一定数の需要があるといわれています。DTPオペレーターのニーズは急速に拡大することはなくても、印刷市場において今後も必要とされる職種といえるでしょう。

DTPオペレーターとして今後も活躍し続けるには、デザインの知識・スキルを身につけるのが一つの手。企業によってはDTPオペレーターがデザインを担当することがあり、業務の幅を広げられればその分求人・案件の選択肢を増やせると考えられるからです。

DTPオペレーターとして経験を積んだ後は、Webデザイナーにキャリアチェンジするのも一つの方法。インターネットの普及によってWebサイトを活用する企業は増えており、Webデザイナーの需要は高まっています。デザイン能力だけではなくIllustratorやPhotoshopなどのデザインツールのスキル、CSS・HTMLといったコーディングスキルが必要なため、書籍やWebサイトで独学する、スクールを活用するなどして地道にスキルを身につけましょう。

DTPオペレーターのキャリアステップ

DTPオペレーターはクリエイティブ系の中でも基礎的な職種とされているため、知識・技術の習得により多様なキャリアパスを描ける可能性があります。例としては、下記の3つが挙げられるでしょう。

・DTPデザイナー
DTPデザイナーは、専用ソフトを用いながら印刷物のデザイン~入稿データ作成に従事します。DTPオペレーターが作成済みデータの修正・加工を担当することが多いのに対し、DTPデザイナーはデザインそのものに関わる傾向が強いのが特徴です。

・グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーは、新聞や雑誌、パッケージなどのデザインを担当する職種です。広告代理店や出版社からの制作依頼を受け、企画の趣旨とターゲットを把握。コンセプトに基づいてデザインを制作し、依頼主の要望次第では適宜修正にも対応します。

・Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトのデザインを担う職種です。Webサイトが何を目的に作られるのかを理解した上で、コンセプトに沿ったデザインやコーディングを行います。求人・案件によっては、グラフィックやアニメーションの制作を担当するケースもあるようです。

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