QWeb業界で役立つ資格について教えてください。

Web業界で役立つ資格は、そのジャンルやポジションに合わせたもので細分化されています。具体的にどういったものがあるか、ピックアップしてみました。

初級者向けのWeb関連の資格

■ウェブデザイン技能検定3級

厚生労働大臣指定試験機関のインターネットスキル認定普及協会が主催する国家検定です。
試験では、インターネット概要をはじめ、ワールドワイドウェブ法務、ウェブデザイン技術など幅広い知識や技術が試されます。ウェブ作成や運営を行っている方、今後行おうとしている方はどなたでも受験可能です。
学科と実技に分かれてテストがあり、自分の技能を示すことができます。

■Web検定Webデザイナー試験

公式テキストの内容を中心として、Webサイトの企画や設計、デザイン、フロントエンド制作、プログラミングなどについてCBT方式で出題されます。
資格有効期限は2年間。Web検定Webデザイナーとして資格認定されます。

■Webクリエイター能力認定試験

サーティファイWeb利用・技術認定委員会が主催する検定試験です。
Web制作のために使用されるHTMLやCSSについての知識をについて問われます。エキスパートとスタンダートの2段階に分かれており、仕様書に基いた文書の構造化、レイアウトなどの実技試験があります。

さらにスキルアップ!上級資格3選

■ウェブデザイン技能検定1級・2級

上記で紹介したウェブデザイン技能検定3級の更に上の検定です。実務経験や同協会が定める大学の科目を修了していることなど、受検条件が設けられています。

■Web検定Webプロデューサー試験

Web業界である程度の経験を積んだ方向けの資格です。
戦略立案や現状把握、コンセプトの具体化術など、リーダー的なポジションでプロジェクトの成功を牽引できるようなテーマの試験内容となっています

■HTML5プロフェッショナル認定試験

2014年から始まった比較的歴史の浅い試験ですが、活用範囲の広さから注目が集まっています。同資格の取得を推奨している企業も増えているようです。HTML5やCSS3、レスポンシブWebデザインといった技術をメインとした問題が出題されるLevel.1と、Level.1に加えてユーザビリティやJavaScriptプログラミング、マルチメディアなど、まんべんなくカバーされたLevel.2があります。

Web業界で資格を取得した場合のメリット

Webデザイナーやディレクターなど、Web業界に関わるクリエイターとして活動していくために必須な資格は特にありません。資格がなくても働くことができますし、実務経験のほうが大きく影響するケースも多いようです。

しかし、資格を持っていることでスキルアップの意欲があることをアピールできる可能性があるでしょう。実務試験がある資格もあるので、実践における技術のレベルを計るものさしにもなりえます。Web制作に意欲的ではあっても実務経験が少ないという不安を抱えている方は、学習を進めてみるのも良いかもしれません。

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