Q3Dデザイナーに必要なスキルを教えてください。

技術面では、デッサンのスキルや3Dソフトのスキルが必要です。ヒューマンスキルでは、コミュニケーション能力や根気強さが求められます。未経験から3Dデザイナーになる場合、まずはアルバイト・派遣社員・契約社員として実務に携わってから目指すか、未経験OKの企業に応募しましょう。

目次

1. 3Dデザイナーに必要な技術面のスキル
2. 3Dデザイナーに必要なヒューマンスキル
3. 未経験から3Dデザイナーになるには

 

1. 3Dデザイナーに必要な技術面のスキル

3Dデザイナーは、デッサンのスキルや3Dソフトのスキルが必要です。

 

デッサンのスキル

対象物の全体像を捉え、忠実に再現するスキルが求められます。

平面(2D)のものを立体(3D)にする際は、形や光の加減、質感などを再現するための想像力が大事になるでしょう。
 

3Dソフトのスキル

3Dデザイナーの業務では、Mayaや3dsMaxといった3Dソフトを使います。

なお、Mayaや3dsMaxのほか、PhotoshopやIllustratorなどの2Dソフトのスキルもあると、業務の幅を広げられるでしょう。
 

2. 3Dデザイナーに必要なヒューマンスキル

3Dデザイナーに求められるヒューマンスキルとして、コミュニケーション能力や根気強さが挙げられます。
 

コミュニケーション能力

プロジェクトを円滑に進めるには、報告・連絡・相談をこまめに行う必要があります。

適宜プロジェクトメンバーに進捗状況を報告しつつ、疑問点は積極的に質問することが大事でしょう。プロジェクトメンバー全員が自分の作業工程を知っているとは限らないので、質問時は相手の立場に立って状況を説明することが大切です。
 

根気強さ

3Dデザイナーは細かな作業をコツコツ進める必要があるため、根気強さが求められます。
CGを使った作業などをミスなく行うための集中力も大事になるでしょう。

クライアントから修正を依頼された際は、ニーズを汲み取って適宜調整する必要があり、モチベーション管理も大切な職種です。
 

3. 未経験から3Dデザイナーになるには

未経験から正社員の3Dデザイナーになるには、アルバイト・派遣社員・契約社員として実務経験を積んでから目指すか、未経験OKの企業に応募する方法があります。

  

実務経験を積んでから目指す

「デザイナーの仕事が自分に向いているか確かめたい」「アピール材料を作ってから正社員求人に応募したい」という人は、まずはアルバイトや派遣社員、契約社員として実務に携わるのも一つの方法です。

アルバイト・派遣社員・契約社員から正社員を目指す際は、実務経験に携わった旨だけを述べるのではなく、現場で学んだことや身につけたスキル、入社後に活かしたいことを具体的に伝えましょう。
 

未経験OKの企業に応募する

3Dデザイナーの求人には、未経験OKのものがあります。未経験OKの求人の場合、企業側は求職者の仕事への熱意や向上心などに着目しているため、志望動機や自己PRで意欲をアピールすることが大切です。

なお、正社員を目指す際は、ポートフォリオを事前に用意しましょう。ポートフォリオは自分のスキル・実績を示すための作品集で、制作物のクオリティだけでなく、全体の見やすさや配色のバランスなどもチェックされています。

ポートフォリオは応募先企業が求める人材像に合わせて作成し、自分の強みや仕事に取り組む姿勢を効果的にアピールしましょう。

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※本記事は2019年10月時点の情報を基に執筆しております。

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