Q

CSSを扱う業務をする上で、資格は必要なのでしょうか。

A

CSSを扱えると、Webサイト制作に携わることが可能です。必須資格はありませんが、持っておくことでスキルを裏付けしてくれる資格は多数あります。自身の可能性を広げるために挑戦してみると良いでしょう。

企業担当 鴨下 亜梨沙

詳しい解説はこちら

CSSやWebサイト制作に関わる資格は様々です

カスケーディング・スタイル・シートの略である「CSS」は、Webサイトのスタイルを指定するために欠かせない言語です。
マークアップ言語であるHTMLが、Webページ上の文字を記述する役割を担う一方、CSSは、HTMLでマークアップした範囲の文字の色や大きさ、配置などを指定する際に用いられます。
つまり、Webデザイナーなどがデザインしたものを実際にWeb上で見ることが出来るようにするためには、CSSとHTMLを組み合わせてページを形作っていくことになるのです。
このような構築作業をコーディングといい、一般的にはコーダーと呼ばれる職種が担当します。
コーダーに必須の資格はありませんが、あらゆるブラウザで正常にグラフィックを表示できる技術力は有しておきたいものです。
現場の戦力となるためには、場数をこなして経験を積むというのも重要ですが、コーディングの世界に踏み込む前に関連資格に挑戦し、効率的な学習方法でスキルを身に付けておくことが得策と言えます。
ここでは、CSSだけでなくWeb全般のスキルアップに繋がる、おすすめ資格を3つご紹介します。

◆サーティファイによる「ホームページ制作能力認定試験」

ホームページ作成ソフトを使って、実際にホームページを作り上げる実技試験です。ソフトのヘルプ機能を使うことができるので、初心者の力試しに向いています。この試験に合格することでコーディングへの親しみが増し、より専門性の高い資格へ挑戦する足がかりをつかむことができるでしょう。ホームページの鮮度の高さを保つ更新作業が行えることを証明できる資格です。

◆サーティファイによる「Webクリエイター能力認定試験」

Webサイト制作では、クライアントワークがほとんどであるため、納期を遵守することが必須です。
芸術性や視認性を備えつつも、スケジュールに合わせて制作を行うためには作業効率が重視されます。
Webクリエイター能力認定試験では、現場のワークフローに沿った出題がなされるので、実務的なスキルを体系的に身に付けることができます。

◆厚生労働省が認定する「ウェブデザイン技能検定」

Web関連資格の中で唯一の国家資格です。実務経験などに応じて3級から1級まで設定されており、3級の実技試験においてコーディング作業が出題されます。この検定に合格することで「ウェブデザイン技能士」を名乗ることができ、スキルの公証になります。コーダーからWebデザイナーへのステップアップを目指す方におすすめの資格です。

資格の概要について

資格へのチャレンジは、現場で求められる実践的なスキルを効率的に習得できるチャンスです。
前述した3つの資格の概要や受験資格などを簡単に見ていきましょう。

◆「ホームページ制作能力認定試験」

この試験では、ホームページ制作に関する基礎的な用語と知識を有しているか、また、ソフトを用いて標準的なWebページを制作できるかが問われます。受験資格の制限はなく、年齢や学歴問わず誰でも受験することが可能です。
形式は実技試験で、ホームページ制作用のソフトを使い、出題された1つのテーマについてトップページ及び3~4ページ程のWebページを制作します。具体的な作業は、問題冊子の仕様に即したHTMLファイルの作成や編集、リンク設定などで、必要に応じて制作ソフトのヘルプ機能の使用が認められています。

◆「Webクリエイター能力認定試験」

Webクリエイター能力認定試験も、受験資格に制限を設けず広く門戸を開いています。
同試験の特長は、エキスパートとスタンダードという2種類の難易度を設定している点です。
スタンダードでは、実技試験のみが実施され、CSSの読込と作成、HTMLの作成のほか、HTML5の変換や画像表示が出題されます。エキスパートは選択形式の知識問題が20問出題される上、実技試験ではJavaScriptの読込も行います。
また、エキスパートもスタンダードも、実技試験においては、テキストエディターを用いるか、Webページ作成ソフトを用いるかで試験時間が異なります。

◆「ウェブデザイン技能検定」

ウェブデザイン技能検定には3級から1級までの等級が用意されています。3級は、Web作成に関わりたい方であれば誰でも受験することができますが、2級以上には実務経験など指定の受験資格が設けられています。各級とも学科と実技があり、1級では学科合格者のみ実技試験を受験することが可能です。
CSSを用いたコーディングの知識と技術、Webサイトの管理運用、ワールドワイドウェブ法務など幅広い知識が問われます。

持っておくと役立つスキル

大規模化と複雑化が進むWeb領域の現状に対応していくためには、幅広く厚みのある知識が必要です。
開発現場に貢献したいという思いは、自身の戦力を強化することで実を結ぶでしょう。
前述した資格のほか、持っておくことで役に立つスキルをいくつかご紹介します。
 

◆CSS3とHTML5

CSS3とは、CSSに新しい機能が追加された3番目のバージョンを言います。
アニメーションやメディアクエリなど複雑な表現をより簡単な方法で実現できるようになり、多くのブラウザで対応が進んでいます。
CSS3は、HTML5と併せて表記されることが多いため、セットとして捉えられることがありますが、別で使用することも可能です。また、CSSとの互換性を持っているので、従来の記述と混在することができます。
HTML5は、HTMLの5回目の大幅な改定版を指し、文字コードのシンプル化やフォーム周りの機能強化など様々な改良がなされています。
CSS3やHTML5といった最新マークアップについてのスキルを測るには、HTML5プロフェッショナル認定資格がおすすめです。Level.1とLevel.2という2つの難度が用意されており、合格すれば専門性の高いIT技術者として認定されます。

◆スクリプト言語

従来では、HTMLとCSSのスキルを有しておけば実務に足ると言われていましたが、Webサイトの大規模化、複雑化に伴い、JavaScript、PHPなどスクリプト言語のスキルも求められる傾向にあります。特に、シームレスなWebアプリケーションを可能としたAjaxへの注目度は高いため、JavaScriptを中心としたスキルアップを狙うとよいでしょう。

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