Q

グラッフィクデザイナーを目指す際に必要な資格があったら教えてください。

A

グラフィックデザイナーとして必須となる資格はありませんが、デザイナーのスキルを証明できる資格を持っておくと有利となるでしょう。ただ、資格の有無よりも、デザインセンスや過去の実績などを問われることが多いようです。

企業担当 鴨下 亜梨沙

詳しい解説はこちら

グラフィックデザイナーとして持っておきたい資格4選

グラフィックデザイナーとして活動する為に必須となる資格は存在しませんが、持っておくと有利となる資格はあります。
デザインに関する資格は数多くありますが、グラフィックデザイナーとして活躍するには、以下の4つの資格がおすすめです。
資格を取得しておくと、派遣会社に登録する際はもちろん、フリーランスとして活動する場合にも、周囲との差別化を図ることができるでしょう。

■アドビ認定エキスパート
アドビシステムズ社が認定する、アドビ製品の専門知識を有していることの証明となる資格です。
アメリカをはじめとする世界各国で試験が行われており、世界中で通用する資格であるといえます。
PhotoshopやIllustrator、InDesignなど、製品ごとに試験を受ける必要があります。

■クリエイター能力認定試験(Photoshop/Illustrator)
株式会社サーティファイが提供している認定資格です。
「スタンダード」と「エキスパート」の2種類があります。
グラフィックデザイナーとして幅広く活動するには、「エキスパート」を取得することをおすすめします。

■DTPエキスパート認定試験
公益社団法人日本印刷技術協会が認定している資格です。
DTPに関する知識やスキルの証明となる資格で、出版・印刷業界に携わる方には必要不可欠な資格となっています。
DTPに関する知識に加え、グラフィックデザインに関する知識・スキルも問われます。

■色彩検定
A・F・T(公益社団法人色彩検定協会)が主催する、文部科学省認定の資格です。
色彩能力を証明する資格で、デザイナーやクリエイターの他、ネイルアーティストやスタイリストなども取得しています。

資格試験の種類と問われるスキルについて

試験の出題形式や問われるスキルは、資格によってそれぞれ差があります。
資格試験に臨む際は、事前に確認と準備が必要です。

以下では、資格ごとの試験方式や傾向などを紹介しています。
詳細については、各認定機関の公式ホームページを確認するか、直接問い合わせていただくことをおすすめします。

■アドビ認定エキスパート(ACE)
認定試験は、アドビシステムズより委託を受けているピアソンVUE社が実施しています。

PhotoshopやIllustratorなど、製品別に試験が行われます。
会場にあるコンピューターで試験が行われ、実技試験はありません。
製品によりますが、およそ60問から90問ほど出題され、終了後すぐに合否判定が出ます。
いずれかの試験に1科目以上合格し、ACE許諾書に同意することで取得できます。

■クリエイター能力認定試験
・スタンダード
実技問題と実践問題があり、実技問題は65%・実践問題は70%以上の正解率で合格となります。
画像の呼び出しやドキュメント設定・図形の描画、オブジェクトの基本的な操作など、基本的な操作ができるかが問われる内容となっています。

・エキスパート
実技問題と実践問題に加え、知識問題があります。
知識問題と実技問題の正解率が65%以上、かつ実践問題の正解率が70%以上で合格となります。
スタンダードで出題される内容に加え、スライスツールの使用やレイヤーの応用、DTP・Webデザインの知識、カラーマネジメントといった、より高度で専門的な知識が問われることが特徴です。

■DTPエキスパート認定試験
・学科試験
2部構成となっており、どちらも試験時間は120分です。
問題は多肢選択式となっています。
「DTPの概念」「色」「印刷技術」「情報システム」「コミュニケーション」のカテゴリから出題され、正解率80%以上で合格となります。

・実技試験
DTPエキスパートの実技試験では、事前に渡される課題に沿って「作品」と「制作指示書」を提出期限内に提出します。
作品は、レイアウトや文字・画像の配置やバランス・配色などが適性となっているかが問われます。
制作指示書は、設計や要素・表現が適切であるかが問われます。

■色彩検定
難易度や程度に応じて階級が分かれており、1級から3級まで存在します。

・3級
色の働きや心理的効果、色彩調和など、主に基礎的な内容が出題されます。
試験はマークシート方式となっています。

・2級
3級の内容に加え、配色技法や配色演習など、より専門的な内容が出題されます。
試験はマークシート方式ですが、一部記述式が存在します。

・1級
3級・2級の内容に加え、色彩調和論やユニバーサルデザインに関する知識・表色系など、高度な専門性を問われる内容が出題されます。
1級のみ1次試験と2次試験があり、1次はマークシート方式(一部記述あり)、2次は記述式(一部実技あり)となっています。

色彩検定協会では、定期的にセミナーを開催している他、通信講座も開設されています。
地方にお住まいの方や、仕事でなかなかセミナーに参加できない方は、通信講座でグラフィックデザイナーの勉強するのもよいでしょう。

資格以外に求められるスキル・経験は?

グラフィックデザイナーとして活躍するために一番大切なことは、デザイナーとしての実力やデザインのセンスなどです。
特にフリーランスとして活動する際、どのような資格を持っているかよりも、これまで制作してきた作品や実績などを重視されることが多い傾向にあります。
それに加え、以下の知識やスキルを身につけておくとよいでしょう。

■専門的な知識
グラフィックデザインは、媒体によって効果的な配色・配置などが異なります。
グラフィックデザイナーとして活動していくには、広告やパッケージデザインなど、媒体毎に適したデザインのノウハウを身につけることが必要です。
フリーランスの求人・案件では、広告やパッケージデザインなど、業界で培ってきた経験・ノウハウが問われることが多いです。
しかしグラフィックデザイナーとして派遣会社に登録する場合、ある程度のデザインスキルがあれば、業界未経験でも採用されることがあります。
将来フリーランスとして活動することを考えている方は、派遣で未経験の業界に挑戦し、スキルや実績を身につけておくのもよいでしょう。

■コミュニケーション能力
グラフィックデザイナーは、デザイン力はもちろんコミュニケーション能力も求められる職種です。
クライアントの意図やニーズをしっかりと汲み取り、ディレクターやオペレーターなど協力しながら作品を生み出していくことが、グラフィックデザイナーのミッションとなります。
そのため、クライアントの要望や意向などをきちんと理解できる読解力や、周囲の関係者と良好な関係を築くためのチームワーク力などが求められるのです。相手の要望やニーズを正確に把握するための「聞く力」が最も重要であるとされています。

■たゆまぬ探究心
デザインには流行り廃りがあります。毎回似たようなデザインばかりを提案していると、せっかく築いたクライアントとの信頼関係を崩してしまうことにもなりかねません。
グラフィックデザイナーとして活躍するためには、常に周囲にアンテナを張り、デザインの感性を磨いていくことが必要です。また、世の中のトレンドや話題となっていることなど、デザイン以外の情報をキャッチアップしていく能力も求められます。

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