QHTMLコーダーに必要なスキルを教えてください。
HTMLコーダーは、HTMLやCSS、CMSのスキルが必要です。そのほか、デザインやプログラミング言語の知識もあると、業務の幅を広げられると考えられます。
目次
1. HTMLコーダーに必要なスキル
2. +αで身につけたいスキル
3. 未経験から目指す場合の勉強法
1. HTMLコーダーに必要なスキル
HTMLコーダー は、HTMLやCSS、CMSのスキルが必要です。
HTML
HTML(HyperText Markup Language)は、見出し・段落などの文章構造を示したり、リンク・画像の表示を指示したりするための言語です。
テキストに意味を持たせる言語であることから、HMTLはマークアップ言語と呼ばれます。
CSS
CSS(Cascading Style Sheets)は、文字の大きさや色などを指定する言語です。
HTMLコーダーの求人ではHTMLとセットでCSSのスキルも求められるため、事前に習得しておきましょう。
CMS
HTMLやCSSのほか、WordPressなどのCMS(Contents Management System)でWebサイトを制作することがあります。
CMSはテキスト・画像の情報を入れるだけでWebサイトを管理でき、HTML・CSSに比べて技術面の操作が容易なのがメリットです。
2. +αで身につけたいスキル
HTMLコーダーは、デザインやプログラミング言語の知識も身につけると、活躍の場を広げられると考えられます。
デザインの知識
HTMLコーダーの主な業務はコーディングですが、Webデザイナーの指示に沿ってデザインを行うことがあります。
企業によってはUI・UXに配慮したWebサイトのデザインを任されることもあるため、事前に基礎知識を押さえておくと安心です。
UI(User Interface)はユーザーが目にする部分で、Webサイトなら文字の大きさや画像・ボタンの位置などを指します。UX(User Experience)はユーザーが製品・サービスを使って得られる体験で、「Webサイトのデザインがシンプルで見やすかった」「注文後すぐに商品が届き、便利だと思った」などが例です。
プログラミング言語の知識
必須ではありませんが、JavaScriptやPHPなどのプログラミング言語の知識があると、業務の幅を広げられるでしょう。
エンジニアの実務レベルの知識が求められるわけではないので、独学したりセミナーに参加したりして基礎を身につけてください。
3. 未経験から目指す場合の勉強法
未経験からHTMLコーダーを目指す際は、書籍やWebサイトで勉強する方法があります。
書籍で学ぶ
初心者向けの書籍を活用し、独学で知識を身につける方法があります。
「早く知識を身につけたいから…」とはじめから経験者向けの書籍を使うと挫折する恐れがあるため、まずは基礎的な内容を学び、理解してからレベルの高い内容にチャレンジしましょう。
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個人ブログを読む
HTMLやCSSなどの言語について、画像やスライド、動画で解説している個人ブログがあります。言語の解説だけでなく Web制作現場での経験や業務と家庭の両立などについて書いているものもあるので、自分の状況に合わせてブログを選んでください。
個人ブログは基本的に無料で読めるため、学習にかかる費用を抑えられるのがメリットです。
※関連記事:自由に働くフリーランスデザイナーブログまとめ
オンライン学習サービスを活用する
勉強のモチベーション維持や内容理解に不安がある人は、学習サービスを活用するのも一つの方法です。
学習サービスは無料のものあれば、「無料会員」「有料会員」でサービス内容が異なるものもあります。
サービスによっては質問機能があり、たとえばプログラミング言語についてエンジニアに質問できるものがあります(有料登録が必要な場合あり)。わからないことが増えると勉強のモチベーションが下がりがちですが、質問する場があれば疑問点を解決でき、理解を深められるのがメリットです。
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書籍や学習サイトなどで基礎を押さえたら、実際に手を動かして知識が身についているかを確かめましょう。
※本記事は2019年10月時点の情報を基に執筆しております。