Qゲームディレクターに必要なスキルを教えてください。

ゲームディレクターは、コミュニケーションスキルや問題解決能力、発想力が必要です。マーケティングの知識や流行を敏感にキャッチするスキルもあると、活躍の場を広げられるでしょう。

目次

1. ゲームディレクターに必要なスキル
2. +αで身につけたいスキル
3. ゲームディレクターになるには

 

1. ゲームディレクターに必要なスキル

ゲームディレクターは、コミュニケーションスキルや問題解決能力、発想力が求められます。

  

コミュニケーションスキル

ゲームディレクターは、デザイナーやプログラマーといったプロジェクトメンバーとのコミュニケーションが欠かせません。メンバーにアドバイスする際は、一方的に自分の考えを述べるのではなく、相手の意見に傾聴することも大切でしょう。

予算・納期の交渉時にクライアントに納得してもらうには、根拠を明確にして意見を伝えるスキルが必要です。

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問題解決能力

問題発生時はすぐに状況を確認し、最適な対処法を考えることが求められます。

納期が迫っていると焦りがちですが、冷静な判断でメンバーに適切な指示を出せば、信頼関係の構築にもつながるでしょう。
 

発想力

ユーザーに面白いと思ってもらえるゲームを作るには、アイデアを生むための発想力が必要です。一から新しいものを生み出すスキルだけでなく、過去のヒット作やこれまでの反省点、世間の流行などを踏まえ、よりユーザーのニーズに合うゲームを考えることが大切でしょう。

発想力はトラブルの解決策を考える際にも必要で、柔軟な対応が求められるゲームディレクターに欠かせないスキルです。

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2. +αで身につけたいスキル

Webディレクターは、マーケティングの知識や流行を敏感にキャッチするスキルがあるとよいでしょう。

  

マーケティングの知識

企業やプロジェクトの規模によっては、ゲームプロデューサーだけでなくゲームディレクターもマーケティングの知識が求められます。

書籍やWebサイトなどを活用して事前に知識を身につけておくと、ゲームディレクターとして活躍の場を広げられるでしょう。
 

流行を敏感にキャッチするスキル

ユーザーのニーズにマッチしたゲームを作るには、日々の情報収集で流行を押さえる必要があります。

最新の情報を得るにはニュースサイトをチェックするほか、セミナーに参加するのも一つの方法です。セミナーの開催情報はWebサイトで見つけられるので、ぜひ確認してみてください。

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3. ゲームディレクターになるには

ゲームディレクターになるには、ゲームプランナーからキャリアアップする方法があります。

ゲームプランナーは、企画の立案や仕様書の作成、プロジェクトの進行管理、テスト、運用などを行う職種です。仕様書は、ゲームの登場人物の動きやアイテム、背景などのアイデアをまとめたものを指します。

ゲームプランナーは、ゲーム制作現場でデザイナーやデバッガー(不具合の確認や改善策の提案を行う職種)として経験を積んでから目指すとよいでしょう。プロジェクト全体の流れを知っていれば、スムーズに進行管理を行えるからです。

ゲーム制作現場での実務経験がない方は、デザイナーやデバッガーの未経験OKの正社員求人に応募するか、まずはアルバイト・派遣社員・契約社員として経験を積んでから正社員を目指すのも一つの方法です。

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※本記事は2019年10月時点の情報を基に執筆しております。

 

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