イラストレーターの仕事の取り方を解説!営業ゼロでも仕事をもらうコツ

イラストレーターの仕事の取り方を解説!営業ゼロでも仕事をもらうコツ
イラストレーターとして独立したはいいものの、全然仕事がこない…。収入がなければ生活ができなくなるので、気持ちが焦りますよね。そこで本記事では、フリーランスのイラストレーターがどうやって仕事を取ればいいか、仕事がないときに何をすべきかについて解説します。


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目次

まずは仕事がこない原因を特定する

仕事の取り方を確認する前に、なぜ仕事がこないのか、原因を特定しましょう。仕事がこない原因としては、たとえば以下のようなものが挙げられます。

・適切な営業活動をできていない
・スキルが足りていない
・案件を選り好みしている

仕事がこないのは、仕事の取り方以外に問題があるケースもあります。スキルが十分でないのであれば、自己研鑽に励まなければなりませんし、仕事がないうちは、案件を選り好みしている場合ではありません。まずは自分自身のスキルや心構えを見直す必要があります。

なぜ仕事がこないのか、原因を詳しく確認したい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:仕事がないイラストレーターの特徴は?イラストで食べていくために必要なこと

仕事をとるための準備を整えておく

仕事の取り方を確認する前に、以下の準備ができているかを確認しましょう。イラストレーターは、独立してもすぐに大きく収入を得るのがなかなか難しい職種。これからフリーランスになるという方は、しっかりと準備しておいてから独立することをおすすめします。

まずは副業から始めたほうが安全

まだ独立していない場合は、いきなり本業として独立するよりも、まずは会社員をやりながら副業で仕事をいくつか請け負うほうが安全です。自分のスキルに対する単価相場などもこの期間で確認しておくことができます。

また副業から大きな案件に繋がることもあるので、独立する際の布石になるのもメリット。意気込んで独立したものの、全然仕事がないということにならないためにも、副業をしながら準備しておくのがおすすめです。

ポートフォリオサイトを作ってイラストやお問い合わせフォームを載せる

ポートフォリオは、営業用のWebサイトを作ってそこに載せるようにしましょう。あわせて、そのサイトにわかりやすいお問い合わせフォームや連絡先を載せること、自分の人となりやスキルについてわかりやすく明記しておくことも忘れず徹底してください。気軽に問い合わせしてもえるよう、自分の見せ方はとても重要です。

ポートフォリオには、イラストに直結するスキルや資格だけでなく、趣味や特技など幅広い情報を載せておくといいですよ。クライアントが何に目をつけるかわかりませんし、どんな人を求めているかもわかりません。開示できる情報はすべて開示しておきましょう。

ポートフォリオ作成のコツは以下の記事が参考になります。すでにポートフォリオを持っているという方も、自分のポートフォリオと照らし合わせて確認してみてください。

関連記事:【イラストレーター向け】ゲーム会社に参画するためのポートフォリオの作り方

信頼関係を築くためのコミュニケーション力も磨いておく

どんな方法で仕事をもらうにしても、クライアントとの信頼関係構築は欠かせない要素です。仕事は人と人で行うもの。いくら素晴らしいスキルを持っていても、信頼関係が築けないような人には誰も仕事を依頼してはくれません。

社会人としてのマナーをわきまえたコミュニケーションがとれることはもちろん、相手の気持ちに立って発言することができるようになりましょう。単価や納期の交渉も伝え方次第ではうまくいくことがありますので、そういった意味でもコミュニケーション力は自分のためになります。

またクライアントが発注先を決める判断をする上で、はじめのコミュニケーションは非常に重要。素直に相手の意見や話を受け入れる姿勢を持ちつつも、自分からもしっかりと必要なことは提案したり、確認したりできる力を身につけておきましょう。

フリーランスイラストレーターの仕事の取り方

ここからは、営業活動がうまくいかないフリーランスのイラストレーターに向けて、仕事の取り方を解説します。イラストやコミュニケーションのスキルが十分であることが前提ですので、足りない部分がある場合は改善する努力をするのが先決です。

【いちばん確実】人脈を辿って紹介してもらう

フリーランスで活動するときに、最も頼りになる方法が人脈です。イラストレーターとして働いていた経験があれば、真っ先に前職の同僚や先輩後輩に相談してみましょう。手一杯になってこぼれている仕事があるかもしれません。

また、友人知人に幅広くあたってみるのもおすすめです。一見イラストの仕事とは関係なさそうに見えても、パンフレットやコラム記事の挿絵などに、イラストを必要としている場合があります。相談してみると、意外な案件が出てくるかもしれませんよ。

上記のように、思いもよらないところから仕事につながることがあるので、あらゆる人脈を辿って自分がフリーランスになったことを広報しておくとよいでしょう。人脈の活かし方は以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:人脈はフリーランスの武器になる!人脈作りのコツを解説

【楽に探せてコスパ良し】フリーランスエージェントに登録

コスパがよくておすすめなのが、フリーランスエージェントへの登録。フリーランスエージェントとは、クライアントとの間に入って案件を紹介してくれる人材サービスのことです。

自分のスキルや希望条件を提示することで、案件を複数紹介してくれます。抱えている案件数が多いので、幅広く紹介してもらえるのがメリットです。また、条件の交渉なども間に入って行ってくれるので、負担が少ないのも魅力。案件の開始後も、報酬が振り込まれない等のトラブルがないので安心です。

クライアントに直接言いづらいことや、不安に感じていることなども相談にのってもらえるので、フリーランスとしてはじめて活動する人には特におすすめ。案件参画中もフォローしてくれるので、フリーランスエージェントの存在は心強いでしょう。

【報酬は低いが案件多数】クラウドソーシングで探す

クラウドワークスやランサーズなど、クラウドソーシングサービスを利用するのもひとつの方法です。自ら登録し、条件に合わせて案件を検索するだけなので、手軽に探すことができます。

利用率が高く、個人法人問わず利用できるため、案件の数は豊富です。ただし報酬は低めな傾向にあり、ちょっとした副業でのお小遣い稼ぎ向け。個人間でのやり取りが多いため、トラブルに発展することも少なくありません。

本業での使用にあまり向いているとはいえないので、独立前に副業として経験や実績を積むときに利用するのがおすすめです。実績として使いたい場合は、制作物を自分のポートフォリオとして掲載することができるか、事前に確認しておくとよいでしょう。

【確度低め】コンペに応募する

確実に報酬をもらえるとは限りませんが、イラストのコンペに応募するのもひとつの手です。イラストコンペは、クラウドソーシング上でも見つけられますし、企業が独自に行なっているものをネットで探す方法などもあります。

ものによっては一度採用されるだけで高額な報酬をもらえることもありますが、もちろん確率はかなり低いです。また、そのまま継続して仕事をもらえることは少ないので、メインの収入源として考えるのはおすすめできません。

【成功率は未知】素材販売サイトで売る

ストックフォトサービスに登録し、自分のイラストを販売する方法もあります。一度イラストを登録しておけば不労所得になるので、うまくいけばよい収入源になるかもしれません。過度な期待はできませんが、イラストを見た方から依頼が来る場合もあるようです。

さほどリスクがなく、準備に時間もかからないので、とりあえず登録しておくといいでしょう。もちろん、すぐに収入源になる可能性が高いわけではなく、長く続けているからといって必ず収入が発生するとも限りません。うまくいっても大きな収入にはならず、せいぜい月5万円程度が目安なので、副収入と捉えておいてください。

【難易度高め】オリジナルキャラクターを広める

かなり難易度は高くなりますが、オリジナルキャラクターを作って流行らせる方法もあります。当たればリターンが大きい半面、人気キャラクターを作るのは簡単なことではありません。SNSなどを使って地道に投稿し続ける必要があるので、今すぐ仕事がほしいという方には不向きです。

また、やみくもにイラストを投稿していてもうまくいかないので、どんなターゲットに向けたイラストにするのか、投稿頻度や時間帯はいつが最適かなども考えなければなりません。マーケティング力を求められますが、一発当てたいという方は戦略を練って実行してみるのもよいでしょう。

まとめ

なかなか安定して大きな収入を得るのが難しいイラストレーター。案件をうまく探す方法を選んだり、あわせてほかのスキルも身に付けたりすることで、安定した収入を得ることも可能です。仕事がなくて悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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