2015年8月26日

フリーランスWebデザイナーのための人脈活用術

自分から動いて得た人脈はフリーランスWebデザイナーにとって大きな武器になる

自分から動いて得た人脈はフリーランスWebデザイナーにとって大きな武器になる

フリーランスWebデザイナーとしてやっていく上で、欠かせないのが人脈。
 
フリーランスにとって、仕事がほしい時やいざという時にも頼れる人のつながりを持っていることは、大きなアドバンテージとなります。
 
今回は、そんな人脈の活用術や広げ方について考えてみましょう。

 

■フリーランスWebデザイナーにとって人脈が持つ意味

 


会社勤めなら、周囲に上司や部下、同僚などがいるため、特に意識することなく人とのつながりを作ることができます。
 
一方、フリーランスWebデザイナーは自宅で作業をするケースも多くあります。そのため、自ら人脈を広げていく努力をしないと、人間関係が狭まっていき、仕事の量に影響してくるというリスクも考えられます。
人脈は、フリーランスの仕事を左右する重要な要素だと言えるでしょう。
 

●直接の知り合いでなくても機能するのが人脈のポイント

 
たとえば、あなたがクライアントの立場で、外部の人間に仕事を頼む場合、名前も知らず、会ったこともない人に、いきなり仕事を安心して頼めるでしょうか。やはり、顔見知りの人、実際に仕事をしたことのある人、実績を知っている人を優先させるのではないでしょうか。
 
また、こんなケースを考えてみましょう。「こういうコードを書ける人を知らない?」「ロゴを作るのがうまい人がいたら紹介して!」
 
仕事をしていると、こんな言葉をかけられることがありますよね。人脈というのは、直接の知り合いでなくても機能します。紹介し合うことによって、フリーランス同士のネットワークがつながっていくからです。あなたが紹介することで、あるいはあなたが誰かに紹介されることで、人脈が生かされることになるのです。
 

●フリーランスだからこそ人脈を通して情報共有を

 
人脈を広げる意義は、直接の仕事依頼だけではありません。
 
たとえば、特定業界の仕事が多い人にとって、その業界の情報を知ることは仕事に大きく関わってきます。フリーランスでは、そうした旬の情報を得るのは容易ではありませんよね。けれども人脈があれば、仲間内で情報共有をすることができますし、有益なセミナーなどのお知らせが流れてくることもあるでしょう。
 
一部のフリーランスWebデザイナーや、独立を目指すWebデザイナーのなかには、フリーランスは人間関係に煩わされずに仕事ができるはずだと考えている人がいるかも知れません。しかし、そうした思いは捨てるべきです。
 
では、これから人脈について、どう考えていけばいいのでしょうか。「現在の人脈を把握すること」「今後必要な人脈を築いていくこと」の2段階で見ていきましょう。

 

■自分の人脈を把握するにはリスト化が有効

 


人脈に限らず、新しいことを始めたり改善案を探ったりする際には、現状認識が必要ですよね。
 
そこで、まずは自分の現在の人脈を整理・分類するところから始めてみましょう。

 

●人脈を整理することで“いまの自分”がわかる

 

現状を知ることによる最大のメリットは、自分の人脈がどの分野に強く、どの分野で不足しているのかを明確にできることです。これはつまり、自分がこれからより良い環境を築くための具体的なヒントになるということを意味します。
 
1人でできることは限られています。せっかくクライアントから新しい仕事を打診されたのに手一杯で断らざるを得なかった……などという経験は、フリーランスWebデザイナーなら一度や二度はあるはずです。
 
また、コーディングの苦手な人であれば、どんなに自分のキャリアになりそうな仕事でも、コーディング込みの仕事は請けにくいですよね。
 
人脈がきちんと整理できていれば、こういう事態を防ぐためにどんな人脈を築けばいいかがわかるのです。

 

●自分だけの“人脈リスト”を作成して仕事に生かす

 

最初に手をつけるべきことは、受け取ったままになっている名刺や年賀状、メーラーのアドレス帳などを集約して自分だけの“人脈リスト”を作ることです。
 
これは一見すると面倒に思えますが、連絡先を探して名刺を探す手間に比べれば、実はそれほどたいしたことはありません。
 
人脈リストは、できればExcelなどの表計算ソフトを使うのが好ましいでしょう。なぜなら、単にリスト化するだけではなく、いろんな条件でソートしたり、あとから付随情報を書き込んだりできるからです。
 
また、人脈を整理するというのは、眠っていた人脈を掘り起こすことにもつながります。過去に名刺交換をしただけの相手が、いまの自分に足りない部分を補ってくれるということもあり得ますので、定期的にリストをメンテナンスして、情報を更新するといいですよ。
 
リストに掲載する項目は、氏名、所属、住所、電話番号、メールアドレスといったところが基本です。さらに、あとでソートする際に便利な項目や備考欄なども設けておくといいでしょう。以下に、項目と備考欄の例を掲載しておきますので参考にしてみてください。

 

 
 

■自分が動かなければ人脈は生まれない

 


前項では、人脈の現状認識について考えましたが、当然、人脈というものはある時点で固定されるのではなく変化していきます
 
初めて顔を合わせれば、名刺交換くらいはしますよね。けれども、そこで終わりでは人脈とはいえません。

 

●同じ価値観を共有できる人脈作りを目指そう

 

人脈が広がるというのは、人と出会うということです。仕事を通して知り合うこともあれば、人から紹介されることもありますが、ここでは、自分から動くという視点で考えてみます。
 
その際たるもののひとつが、たとえば交流会やセミナーです。こうしたイベントがなぜ人脈作りに向いているかというと、考えや価値観を共有できる人が集まってくる可能性が高いからです。
 
セミナーについて考えてみましょう。最新のWebデザインについてのセミナーなら、デザインを通して新しいことをやりたい人が集まっているはずです。当然、話も弾みますし、その相手の周囲にはそういう意識を持った人がいるはずですよね。
 
自分から能動的に動いて得た人脈は、同じ目標を持てたり、力を合わせたりできる可能性がそれだけ高いのです。
 
もしも相手がFacebookなどを活発に利用しているようなら、SNSを通じて関係を深め、信用を築いていくのも有効です。また、自らアピールするという意味では、クラウドソーシングや人材登録会社を利用するのもいいでしょう。マッチング精度を上げるためには自己アピールが必要ですよね。それがいい出会い、いい人脈作りにつながっていくのです。
 

●名刺交換を人脈につなげるためにしておきたいこと

 
人脈作りの手段はさまざまですが、出会いを確実に人脈につなげるポイントをいくつか紹介しましょう。効果の高い方法として、以下の3点を挙げておきます。
 
・情報がわかりやすく読みやすい名刺
・ポートフォリオサイトを用意
・名刺交換後のワンアクション
 
まずは名刺の作り方です。
 
あなたが知りたいと思う情報は相手も知りたがっていると考えれば、どんな名刺を作ればいいかが見えてきますよね。とくに業務内容や実績などは、載せられる範囲でいいので載せておくと、名刺交換時の話題にもなりますし、印象にも残りやすいのでお勧めです。
 
意外と見落とされがちなのがデザインです。見た目重視で英語のみだったり、文字サイズが小さすぎたり……。名刺というのは自分の情報を知ってもらうためのものなのですから、読みやすさにも配慮しましょう
 
もうひとつ、お勧めしたいのは、ポートフォリオサイトを用意しておくことです。ポートフォリオについては、LTCRの記事でも取り上げたことがありますが、URLを名刺に記載しておけば、それがなにかのきっかけになるかもしれません。
 
といっても、名刺にURLが記載されていても、それをわざわざブラウザで打ち込んで見てもらえる可能性は低いですよね。そこでぜひ実践したいのが、名刺交換後のフォローメールです。
 
名刺交換した相手の中で気になる人がいたら、名刺交換のお礼や挨拶のメールを1本送り、署名欄にポートフォリオサイトのURLを記載しておきます。フォローメールは、とくに目上の人から、礼儀正しいという印象を得られるので一石二鳥ですよ。
 
もちろん、こうした工夫をしたからといって、すぐにそれが仕事に結びつくとは限りませんが、まずは地道に続けることが重要です。なにもしなければ、可能性すらないのですから。

 

■出会いの連鎖を築き上げて人脈をさらに大きく

 


人脈作りで大切なのは、ひとつの出会いが新たな出会いを生み、それらが有機的に結びついていくこと。目標は人脈を築くことではなく、それを維持し、仕事に生かしていくことなのですから、これは当然ですよね。
 
仕事がもらえたからといってその仕事が継続してもらえるとは限りませんし、紹介だからといって甘くしてもらえるわけでもありません。
 
人脈という言葉には「脈」という字が入っています。「水脈」「山脈」といった言葉からもわかる通り、「脈」には「続いている」「連なっている」という意味があります。
 
ひとつの出会いを大切にし、誠意ある仕事を続けることで、それが複数の出会いにつながり、やがては豊かな人間関係が築かれていきます。せっかくつながった人脈を今後も生かしていけるか、さらに広げることができるかどうかは、あなた次第なのです。


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