QWebプロデューサーに必要なスキルを教えてください。
Webプロデューサーは、コミュニケーションスキルやマネジメント能力、マーケティングの知識が必要です。Web制作現場での実務経験がない場合、まずはWebデザイナーやコーダーとして働き、Webディレクター、Webプロデューサーの順にキャリアアップを図るとよいでしょう。
目次
1. Webプロデューサーの仕事内容
2. Webプロデューサーに必要な知識・スキル
3. Webプロデューサーになるには
1. Webプロデューサーの仕事内容
企業によってWebプロデューサーの具体的な仕事内容は異なりますが、下記の例が挙げられます。
・プロジェクトの企画
・クライアントとの打ち合わせ
・予算管理
・スケジュール管理
・プロジェクトメンバーの配置
・品質管理
Webプロデューサーは、プロジェクト全体を統率する役割があります。クライアントへの企画の提案や納期・予算の交渉のほか、制作物のチェックやメンバーのモチベーション管理などを担う職種です。
2. Webプロデューサーに必要な知識・スキル
Webプロデューサーは、コミュニケーションスキルやマネジメント能力、マーケティングの知識が必要です。
コミュニケーションスキル
納期・予算の交渉でクライアントに納得してもらうには、論理的な説明が必要です。そのほか、クライアントやプロジェクトメンバーと良好な関係を築くには、傾聴する姿勢や相手のニーズを把握するスキルも大切でしょう。
さらに、プレゼンテーションスキルや課題・改善点を相手の立場に立ってわかりやすく伝えるスキルも求められます。
マネジメント能力
進捗状況の確認や予算・スケジュール管理のほか、トラブルが生じた際は迅速な対応が求められます。起こりうるトラブルを事前に推測し、冷静な判断で問題解決する姿勢が大切になるでしょう。
そのほか、プロジェクトをスムーズに進めるには、メンバーを統率するリーダーシップも必要。メンバーとのこまめなコミュニケーションを心がけ、モチベーション管理を行うのもWebプロデューサーの役割です。
マーケティングの知識
Webプロデューサーは経営的な側面からもプロジェクトをマネジメントし、プロモーション活動など予算内で利益を上げるための対策を講じます。
そのほか、課題分析や改善策の提案を行うのもWebプロデューサーの役割で、マーケティングの知識が求められる職種です。
3. Webプロデューサーになるには
Webプロデューサーになるには、Webディレクターからキャリアアップする方法があります。
Webディレクターは、Webサイトの制作現場において進行管理を担う職種です。企業によって具体的な業務内容は異なりますが、プロジェクトのスケジュール管理や品質管理なども担当します。
Webディレクターは制作現場の責任者として主に進行管理を担うのに対し、Webプロデューサーはプロジェクト全体の責任者としてクライアントへの交渉や宣伝活動なども担うのが違いです。
Web制作現場での実務経験がない場合、まずはWebデザイナーやコーダーとして経験を積んでからWebディレクターを目指すのが無難です。Webディレクターの求人には未経験OKのものがありますが、プロジェクトを円滑に進めるには、Web制作の流れを知っている必要があるからです。
Webデザイナーやコーダーの未経験OKの求人を探し、具体的な業務内容や社風、研修制度の有無などを確認した上でチャレンジしてみてください。
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※本記事は2019年10月時点の情報を基に執筆しております。