デザイナー・エンジニア・ディレクターなど、Web制作の現場ではさまざまな職種のフリーランスが活躍しています。本記事では、フリーランスがWeb制作案件を進めるときの流れや単価相場、必要なスキルなどをご紹介。個人で仕事を受注していきたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
ディレクター・デザイナー・エンジニアそれぞれ職種によって対応する工程が異なるので、対応範囲はどこまでなのか事前に明確にしておきましょう。
デザイナー、エンジニアとして制作を請け負う場合はそれぞれの工程を担当します。チームの体制や予算によってはディレクターのような役割を求められることも。役割や仕事の進め方については事前に確認しておくのがおすすめです。
事前にチェックシートを用意し、クリアすべき項目をクライアントとすり合わせておけば、確認がスムーズになります。
また誤字脱字やリンク切れ、フォームが機能しているかなど、よくあるミスは納品前に必ず確認しておきましょう。
Webプロデューサーの仕事内容の詳細については、以下の記事もご覧ください。
関連記事:Webプロデューサーの仕事内容から案件提案まで
Webディレクターの仕事内容の詳細については、以下の記事もご覧ください。
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Webデザイナーの仕事内容の詳細については、以下の記事もご覧ください。
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案件によっては、コーダーと同じくHTMLやCSSを扱う「フロントエンドエンジニア」「マークアップエンジニア」が参画することもあります。それぞれの違いについては以下の記事を参考にしてください。
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※2022年6月時点のデータをもとに算出し、想定年収は月単価×12ヶ月で計算しています。
想定年収:約480万円~840万円
想定年収:約480万円~1,020万円
想定年収:約360万円~780万円
想定年収:約360万円~840万円
想定年収:約900万円
フリーランス案件の単価は、各人の経験やスキルレベルなどによっても変わってきます。上記の金額はあくまでも目安と捉えてください。レバテッククリエイターが提供する単価診断からも、単価の目安を確認することができます。
なお、クリエイター系フリーランスエージェント「レバテッククリエイター」でも、プロのコーディネーターがあなたの希望に合った案件を提案します。フリーランス転向に関心がある人は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
目次
- Web制作フリーランス案件の作業の流れ
- Web制作フリーランス案件のチームに加わる主な職種
- Web制作に携わるフリーランスの単価相場と想定年収
- Web制作のフリーランス案件を獲得する方法
- Web制作フリーランス案件に必要なスキル
- 案件を出す企業にも、Web制作でフリーランスを使うメリットがある
- まとめ
Web制作フリーランス案件の作業の流れ
まずは、フリーランスがWeb制作案件を請け負ったときの仕事の流れを見ていきましょう。Web制作案件受注
最初は当然ながら、Web制作案件を受注するところからです。自ら営業して案件を獲得することもありますが、知人からの提案やSNSの情報を見た第三者が作業を依頼してくるケースもあります。ディレクター・デザイナー・エンジニアそれぞれ職種によって対応する工程が異なるので、対応範囲はどこまでなのか事前に明確にしておきましょう。
クライアントへのヒアリング、契約締結
契約前に、クライアントに作りたいWebサイトの目的や規模、必要な機能などをヒアリングします。クライアントの予算とともに、自分に支払われる報酬も確認しましょう。聞きもれがないよう、事前にヒアリングシートを用意しておくと安心です。お互いに作業内容や費用面で納得できたら、契約を締結します。デザイン制作・コーディング
契約後はいよいよ制作開始です。ディレクターとして制作案件の対応をする場合は、ワイヤーフレームを作成した上で、デザイナーにデザイン依頼、エンジニアにコーディングの依頼をします。制作物がクライアントの意向に沿ったものになっているかに注意しながらディレクションを行いましょう。デザイナー、エンジニアとして制作を請け負う場合はそれぞれの工程を担当します。チームの体制や予算によってはディレクターのような役割を求められることも。役割や仕事の進め方については事前に確認しておくのがおすすめです。
確認・修正
契約で定めた作業が完了したら、クライアントに確認してもらいます。正しく動作するかはもちろん、クライアントのイメージどおりのWebサイトになっているかも重要です。事前にチェックシートを用意し、クリアすべき項目をクライアントとすり合わせておけば、確認がスムーズになります。
また誤字脱字やリンク切れ、フォームが機能しているかなど、よくあるミスは納品前に必ず確認しておきましょう。
Webサイト公開・納品
修正後、特に問題がなければWebサイトを公開して納品完了です。デザインだけの場合はデザインデータ、コーディングだけの場合はファイルを納品します。何をもって納品完了になるかは事前に確認しておきましょう。請求
納品後は、契約で定めた報酬をクライアントに請求します。請求時は請求書を、報酬を受け取った際は領収書を発行しましょう。請求書のフォーマットはクライアント指定のものがないか確認しておくのがおすすめです。アフターフォロー
Webサイトの運用・保守も担当する場合は、アフターフォローも欠かさずに。クライアントへのヒアリングで新たなニーズが出てきたら、課題解決につながるアイディアを提案します。Web制作フリーランス案件のチームに加わる主な職種
Web制作のフリーランス案件には、次のような職種が参画します。案件の規模や会社の予算によっては兼任することも多いので、あくまでも一例として参考にしてください。Webプロデューサー
Webプロデューサーは、プロジェクト全体を統括する職種です。Webサイトのコンセプトづくり、人員・予算のマネジメントなど、総合責任者の立場から幅広い業務を担います。Webプロデューサーの仕事内容の詳細については、以下の記事もご覧ください。
関連記事:Webプロデューサーの仕事内容から案件提案まで
Webディレクター
Webディレクターは、制作現場の監督となるポジションです。主な業務は進行管理ですが、案件によってはワイヤーフレームづくりを担当することもあります。Webディレクターの仕事内容の詳細については、以下の記事もご覧ください。
関連記事:Webディレクターの仕事内容から案件提案まで
Webデザイナー
Webデザイナーは、PhotoshopやIllustratorを用いてデザインを制作します。Webディレクターらが考案した設計をデザインとして落とし込むことが役目です。Webデザイナーの仕事内容の詳細については、以下の記事もご覧ください。
関連記事:Webデザイナーの仕事内容から案件提案まで
コーダー
HTMLやCSSによる構築を担当するのがコーダーです。Webデザイナーが制作したデザインを形にし、公開直前の状態に仕上げます。案件によっては、コーダーと同じくHTMLやCSSを扱う「フロントエンドエンジニア」「マークアップエンジニア」が参画することもあります。それぞれの違いについては以下の記事を参考にしてください。
関連記事:フロントエンドエンジニアの仕事内容から案件提案まで
バックエンドエンジニア
バックエンドエンジニアは、ユーザーから見えない部分(サーバーやデータベースなど)の構築や管理を担う職種です。一枚もののWebサイトを作る場合は出番が少ないでしょう。Web制作に携わるフリーランスの単価相場と想定年収
ここでは、レバテッククリエイターまたはレバテックフリーランスに掲載されている案件をもとに、職種ごとの単価相場と想定年収を紹介します。※2022年6月時点のデータをもとに算出し、想定年収は月単価×12ヶ月で計算しています。
Webプロデューサー
月単価:約40万円~70万円想定年収:約480万円~840万円
Webディレクター
月単価:約40万円~85万円想定年収:約480万円~1,020万円
Webデザイナー
月単価:約30万円~65万円想定年収:約360万円~780万円
コーダー(HTMLコーダー)
月単価:約35万円~70万円想定年収:約360万円~840万円
バックエンドエンジニア
月単価:約75万円想定年収:約900万円
フリーランス案件の単価は、各人の経験やスキルレベルなどによっても変わってきます。上記の金額はあくまでも目安と捉えてください。レバテッククリエイターが提供する単価診断からも、単価の目安を確認することができます。
Web制作のフリーランス案件を獲得する方法
続いて、Web制作のフリーランス案件を獲得する方法を見ていきます。クラウドソーシングを活用する
Web案件獲得の第一歩には、クラウドソーシングが適しているでしょう。クラウドソーシングサイトには多数の案件が掲載されているため、自分のスキルレベル、やりたい作業内容に合うクライアントを見つけやすいのがポイントです。Webサイトやブログ、SNSで情報発信する
Webサイトやブログ、SNSで情報発信すれば、あなたの存在を多くの人たちに知ってもらえます。「〇〇の仕事を探している」「このようなスキルを持っている」ということをアピールすることで、それを見たクライアントから依頼が来る可能性もあります。Web制作企業に営業する
Web制作企業に営業メールを送るのも手です。その際は、クライアント候補となる企業の課題やニーズをよく分析したうえで自身のスキルをアピールするとよいでしょう。フリーランスエージェントを利用する
フリーランスエージェントを利用する方法もあります。希望する働き方やスキルを登録することで、それらに合った案件を提案してもらえるのがエージェントのメリットです。なお、クリエイター系フリーランスエージェント「レバテッククリエイター」でも、プロのコーディネーターがあなたの希望に合った案件を提案します。フリーランス転向に関心がある人は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
Web制作フリーランス案件に必要なスキル
Web制作のフリーランス案件に必要なスキルは、以下のとおりです。必要なスキルは職種により異なるため、ここでは主なものを挙げます。Webデザインスキル
Web制作のフリーランス案件に求められるのは、クライアントの目的を達成し、課題解決にもつながるデザインを制作するスキルです。ただ見栄えのよいデザインが作れればよいというわけではないので、注意しましょう。コーディングスキル
Webサイト構築に欠かせないのが、コーディングスキルです。HTMLやCSSはもちろん、動的なページを作成するJavaScriptも使えるのが望ましいでしょう。CMSを操作するスキル
CMSとは、コンテンツ管理システムのこと。WordPressが代表例の一つだといえます。CMSを構築するスキルもあれば、Web制作のフリーランス案件で有利に働くと考えられます。案件を獲得するための営業スキル
フリーランス案件を獲得し続けるためには、業務上の技能だけでなく、営業スキルも必要になります。ただし、営業を代行してくれるエージェントを利用する場合は、この限りではありません。断られてもあまり気にせず、積極的にアプローチするのがコツです。案件を出す企業にも、Web制作でフリーランスを使うメリットがある
最後に、企業がWeb制作でフリーランスを起用するメリットを解説します。制作会社に依頼するよりも人件費が抑えられる
案件でフリーランスを起用するメリットは、制作会社に依頼するよりも人件費が抑えやすくなることです。制作会社では多様な職種が参画するのが一般的なため、費用が高額になる傾向があります。小規模案件でも頼みやすい
小規模案件を依頼しやすいのも、フリーランス起用のメリットです。制作会社の方針によっては小さな案件を受けてくれないことがありますが、個人の裁量で動けるフリーランスなら対応してくれる可能性が高まるでしょう。変更があっても柔軟に対応してくれる可能性が高い
途中変更があった際に柔軟に対応しやすいのも、フリーランスの魅力。発注時の窓口と制作者が同じ人物なので、変更依頼時のコミュニケーションが円滑です。まとめ
フリーランスWeb制作案件はどの職種で参画するかにより、必要なスキルも単価も異なってきます。Web制作の流れを把握したら、まず目指す職種を決め、その作業内容に応じたスキルを身につけていきましょう。Web・ゲーム業界の求人・案件に興味がある方へ
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