未経験でもフリーランスWebデザイナーになれる?いきなり仕事を始めることは可能?

未経験でもフリーランスWebデザイナーになれる?いきなり仕事を始めることは可能?

時間や場所を選ばず自由に働くことができるフリーランスのWebデザイナー。さまざまな働き方が認められてきた昨今では、注目されている職種のひとつです。全く別の職種についている人でも、憧れている人は多いはず。

とはいえ、未経験でいきなりフリーランスとして独立できるのかどうかや、やるとしても何から始めればいいのかなど、わからないことがたくさんありますよね。本記事では、未経験の人がフリーランスWebデザイナーを目指すためにはどうすればいいかについて解説します。


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目次

未経験でフリーランスのWebデザイナーは難しい!何からやればいい?

結論から言うと、実務未経験でいきなりフリーランスWebデザイナーになるのは難しいでしょう。いくら勉強をしてデザインの練習をしたとしても、フリーランスの案件を獲得するためには少なからず実務経験が必要とされるからです。

ここでは、未経験からフリーランスのWebデザイナーとしてしっかりと収入を得ていくために必要なステップを解説します。

スクールに通ってスキルを習得。未経験歓迎の会社に入るのも手

まずはWebデザイナーとしての基本的な知識やスキルを身につけ、実践で使えるようになる必要があります。スクールに入って手っ取り早くスキルを習得する方法がおすすめです。まずは、Webデザインの仕事に欠かせないツールの使い方やコーディングの仕方など、知識やスキルを身につけておいてください。

まだ20代であれば、未経験でもWebデザイナー職として採用してくれる会社もあります。右も左も分からない状態で実務に当たることになるため、仕事をしながら自分で勉強することが必須。少し大変ではありますが、正直速度は最も早くなるでしょう。

スキルを習得するためには、書籍などで独学する方法もありますが、分からないところでつまづいたり、そもそもどうやって勉強すべきか分からなかったりと、時間も手間もかかってしまいます。スピードを重視する場合はスクールに通うのがおすすめです。

おすすめのWebデザインスクールは以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。

関連記事:フリーランスWebデザイナーになれる!おすすめのスクール5選

副業として小さな案件から挑戦

Webデザイナーとしての基本スキルを身につけ、ある程度実践で使えるようになれば、まずは副業として小さな案件をどんどん請け負っていきましょう。スクールと同時並行で構いません。

この段階では、まだ本業をキープして収入を安定させておくことをおすすめします。メインの収入としてしっかり稼げるほどの案件には対応できないことが多いからです。案件数が多く、比較的簡単な案件がそろっているクラウドソーシングサービスを利用し、いくつか案件を受けてみてください。Webデザイナーの副業については以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事:Webデザイナーは副業にできる?案件獲得の方法も解説

案件の対応にも慣れてきたらフリーランスデビュー

Webデザイナーとして一通りのプロセスをこなせるようになり、副業として受けている案件の対応にも慣れてきたら、フリーランスとして独立を考えていいタイミングです。

とはいえ、実務経験が1年未満など乏しい場合は、しっかりと稼げる案件に応募できない状態が続くことも大いにありえます。自分のスキルと収入、本業とのバランスを見つつ、無理のないタイミングで独立するようにしてください。

早くフリーランスになりたいからといって、収入面で安定する目処が立っていないまま未計画に独立してしまうと、最悪の場合全く案件が獲得できず収入が得られないということにもなりかねません。

いきなりフリーランスになるのも不可能ではない

実務経験がなくても、いきなりフリーランスのWebデザイナーとして仕事を始められる人も一定数います。もちろん、独学もしくはスクールでしっかりと知識スキルを身につけていることが前提です。

いきなりフリーランスとして成功している人は、地道に営業活動を行ったり、SNSをうまく活用したりしながら案件を獲得しています。このような成功例はよくあることではなく、むしろ失敗しているケースの方が見受けられるため、いきなりフリーランスになる場合は相応の覚悟をもって臨むようにしてください。

フリーランスWebデザイナーとして活躍するために必要なスキルは?

Webデザイナーに必要なスキルは、多岐にわたりますが、まずは案件を獲得していくために最低限必要なものを以下で紹介します。

Illustrator・Photoshop

Webデザイナーにとって絶対に欠かせないIllustratorとPhotoshop。これらのデザインツールは必ず使いこなせるようになってください。

Photoshopでは主に画像の加工や編集を行い、Illustratorではロゴやアイコンの作成などを行います。ある程度使えるというレベルでは通用しないので、細かい機能まで使いこなせるようになっておきましょう。

また、パソコンとスマートフォン両方のデザインを求められることが多いので、これらのツールを使って両方ともデザインできるようになっておくことをおすすめします。

HTML・CSS・JavaScript

HTML・CSS・JavaScriptの3つを理解し、コーディングまで自分でできるようになっておくことも必要です。最悪JavaScriptが使えなくても、HTMLとCSSができれば簡単なWebページは作成が可能。まずはHTMLとCSSをしっかり使いこなせるレベルを目指しましょう。

コーディングができなくてもWebデザイナーとして働くことはできますが、フリーランスの場合はデザインからコーディングまでできたほうが案件の選択肢が広がります。コーディングを理解しておいたほうが、デザインのアウトプットもよくなるので、できるようになっておくのが理想です。

また、コーディングしたものをプレビューで見ながら作業ができるDreamweaverというツールも使えるようになっておくといいでしょう。Dreamweaverは世界的な標準ソフトとして使われているものです。あわせてマスターしておいてください。

コミュニケーション能力

フリーランスとして勝負するなら、クライアントと円滑・的確・礼儀正しくコミュニケーションが取れるかどうかが非常に重要なポイントです。社会人としてのマナーをわきまえた上で、スムーズで円滑なコミュニケーションが取れるようスキルを磨いておきましょう。

フリーランスで活動するということは、何もかも自分の責任において仕事を行うということ。コミュニケーションがスムーズに取れないとなると、誰も仕事を任せてはくれません。会社員よりもシビアに見られていると考えておきましょう。

自己管理能力

フリーランスとして独立すると、事務的な処理から案件の獲得・遂行、金銭管理まですべて自分で行わなければいけません。どれかひとつでも管理がおろそかになっていれば、信用できない人だと思われて仕事をもらえなくなることも。

クライアントから依頼された納期に間に合うようスケジュールを管理することや、仕事ができない状態にならないための体調管理、モチベーション管理にいたるまで、自分のことをしっかりと自分で管理する必要があります。

やる気が出なくて仕事が進まなくても、誰も鼓舞してはくれません。さぼっていても誰にも怒られませんが、その分信頼と時間、お金を失うことになります。フリーランスは自己管理能力が命といっても過言ではないので、自信のない人は自分を振り返って何が必要か見つめ直してみてください。

フリーランスとして安定した収入を得るならエージェントの利用がおすすめ

いざフリーランスWebデザイナーとして独立しても、案件の獲得がうまくできなければ収入は安定しません。そうならないためには、フリーランスエージェントを利用するのがおすすめです。

フリーランスエージェントとは、クライアントとフリーランサーの間に入って案件を紹介してくれる人材サービスのこと。未公開案件も含め非常に豊富な案件を抱えているため、自分の希望やスキルに合ったものを多数紹介してくれます。

また、案件の紹介はもちろん、クライアントとの間に入ってやり取りや交渉、手続きの代行まで行ってくれるのが特徴です。案件開始後も、困ったことやトラブルがあれば間に入って対応してくれます。

クライアントとの間でしっかり契約がなされているため、直接契約するよりも金銭的なトラブルのリスクが少ないのもうれしいポイントです。特にフリーランス初心者の人にはおすすめなので、まずは一度登録だけでもしておくといいですよ。

まとめ

未経験でも正しい手順を踏めばフリーランスWebデザイナーとして活躍することは可能です。フリーランスとして時間や場所にとらわれず仕事がしたいという人は、本記事を参考に検討してみてくださいね。

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