Webデザイナーとしての副業に興味があるけれど、実情が分からないという方に向けて、Webデザイナーの副業ペースや案件の単価、必要なスキルについて解説します。副業のメリットや案件の取り方についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
Webデザイナーの副業事情
「Webデザインの副業をやってみたいけれど、どのくらい稼げるのだろう」「本業に影響は出ないだろうか」と不安に思っている方も多いでしょう。そこで、ここではWebデザイナーの副業事情について解説します。
生活に合わせて仕事量を調整できる
Webデザイナーの副業案件は、稼働日数が決められているものと、期日までに成果物を提出するスタイルのものがあります。稼働日数は週1日のものから週5日のものまで幅広く、本業やプライベートの忙しさに合わせて選ぶことが可能です。
案件内容はバナー制作などの簡単なものから、Webサイトを丸ごと制作するような大掛かりなものまで様々あります。また、Webデザイナーが関わるプロジェクトは基本的に分業制なので、単発の小さな案件が出回りやすいのも特徴です。自分のスキルや余裕を考慮し、本業・副業ともに本気で取り組めるよう、仕事量を調整しましょう。
案件ごとの単価相場
単価は案件の難易度や仕事量によって異なりますが、1制作当たり1万円を超える案件が多く、Webデザイナーの副業は稼ぎやすい印象です。ヘッダーやバナーなどの簡単な素材制作は、1件当たり5000円~1万円前後。WebサイトやLP(ランディングページ)の制作は、1件当たり1万円~10万円が目安。週3日稼働の場合は、最高で月40万円~50万円前後の案件もあります。
在宅やリモートも選べる
WebデザイナーはPCとソフトさえあればほとんどの業務を行えるため、在宅で副業することが可能です。期日までに成果物を提出する形式の案件が多く、働く時間にも縛りがありません。したがって、本業で週5日出勤している人であっても、副業がしやすい職種です。打ち合わせやミーティングは、Zoomやチャットツールなどを用いて行われることが多いでしょう。
Webデザイナーとして副業をするメリット
副業は収入源を増やす手段として捉えられがちですが、今後のキャリアにとっても有意義なものです。ここでは、Webデザイナーとして副業するメリットについて解説します。
スキルアップできる
本業としてWebデザイナーの仕事をしている人の場合、副業の経験を直接本業に活かすことが可能です。本業で担当している仕事とは異なる分野の案件を取得すれば、よりスキルアップを図ることができます。
また、デザインやコーディング、マーケティングなど、Webデザイナーの知識・スキルはWeb業界のあらゆる職種で応用可能です。Webデザイナーとして副業を行い、スキルと実績を積めば、Web業界全体で通用する人材になれます。
フリーランスとして独立する準備ができる
副業をしていれば、フリーランスとしての独立に踏み切ることも可能です。副業による収入は独立後の貯蓄になるほか、副業での経験は実績や取引先との人脈にも繋がります。また、副業の経験は、案件の取り方やクライアントとの関わり方、確定申告の方法などを覚えるよい機会です。
フリーランスのWebデザイナーは仕事の量を自由に調整することができるため、子育てや介護などの事情がある人も働きやすくなります。自由な働き方を求めるならば、副業からの独立を考えてもよいでしょう。
Webデザインの副業を始めるために必要なスキル
Webデザイナーとして副業を始めるには、ある程度のデザインスキルが必要です。Webデザインの知識、PhotoshopやIllustratorなどデザインツール操作スキル、HTML・CSSの基礎知識は、最低限身につけておくとよいでしょう。
これらのスキルがあれば、バナーやLP、サイトのデザインが可能になります。より単価を上げていくためには、デザインからコーディングまで対応できるようになることが必要です。
JavaScriptを使って動的なデザインができたり、WordPressのカスタマイズができたりするとさらに副業の幅は広がります。単価アップや本業に繋げていきたい方はぜひ身につけておきましょう。
副業案件を獲得する方法
Webデザインの副業案件を取る手段は、人脈・クラウドソーシング・フリーランスエージェントの大きく3つです。それぞれの特徴を確認していきましょう。
人脈は最も手軽。条件の調整もしやすい
人脈をたどって副業案件を獲得するのが最も簡単かつ多くの人が実践している方法です。知り合いツテであれば稼働時間などの条件が調整しやすく、無理のない範囲で副業を始められるのが大きなメリットです。
クラウドソーシングは副業案件が豊富
クラウドソーシングサービスには、小さい案件が複数存在しているので、選択肢はかなり豊富です。数百円からの安い案件も多く存在しますが、まずは経験を積みたいという場合に活用しやすいでしょう。
安心のフリーランスエージェント
フリーランスエージェントは、自分の代わりにクライアントへの営業を行ってくれたり、条件を交渉してくれたりする存在。案件探しに手間がかからないことがメリットです。ただし週3~5日の案件が多いため、スキマ時間で対応できるものは少ない傾向にあります。
副業を始める前に確認しておくこと
Webデザイナーとして副業を始める前に、準備しておくべきことや確認しておくべきことがあります。副業をスタートしてから後悔しないよう、確認しておきましょう。
稼働時間は確保できるか
副業とはいえど、しっかりと責任を持ってタスクをこなす必要があるため、現実的に時間を確保できるかは事前に確認しておきましょう。まずは週10時間~という風に、最低限できるところから始めるのがおすすめです。
また、作業時間は自由でも平日の日中にミーティングやチャットのやり取りを求められることもあります。そのような点も合わせて対応可能かどうか事前に確認しておきましょう。
本業の会社が副業を認めているか
会社によっては副業を認めていないこともあります。副業案件を始める前に、許可されているかは確認しておきましょう。確定申告時に住民税の納付方法を変更するなど、バレないための方法はありますが、100%バレないという保障はなく、解雇のリスクなどもあるためあまりおすすめしません。
ポートフォリオは必ず作りこんでおく
Webデザイナーとして副業案件を獲得するためには、スキルや実績をアピールできるポートフォリオが必須。ポートフォリオの出来によって、案件を獲得できるかどうかが決まるので、しっかり作りこむと同時に定期更新するようにしましょう。
またWebサイトやSNS(Twitter・Instagramなど)を開設し、ポートフォリオとともに実績をアピールすることも有効です。実績が目に留まれば企業側から声をかけてくれることもあります。
評価されるポートフォリオの作り方については、以下の記事を参考にしてみてください。既にポートフォリオを持っている方も、改めて見直してみると改善点が出てくるかもしれません。
関連記事:Webデザイナー必見!評価されるポートフォリオの作り方
まとめ
Webデザイナーの副業は、自分のライフスタイルに合わせて気軽に挑戦できるところが魅力です。また、Webデザイナーに求められるスキルは、Web業界のあらゆる職種で応用することができます。収入の安定やキャリアアップを目指している方は、副業に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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