【Webデザイナー向け】後悔しない会社の選び方!未経験必見

【Webデザイナー向け】後悔しない会社の選び方!未経験必見
Webデザイナーに限らず、働く人すべてにとって会社選びは難しいもの。できるだけ自分に合った会社を選びたいものですが、特に未経験の場合だと何で選べばいいか判断基準が難しいですよね。本記事では、Webデザイナー向けに、後悔しない会社の選び方について解説します。


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目次

Webデザイナーの会社選びは大きくわけて2軸!

Webデザイナーが働く会社は、大きくわけて制作会社と事業会社の2軸です。まずはそれぞれの違いについて確認していきましょう。

制作会社はクライアントワークが基本

Web制作会社とは、クライアントから依頼を請けてWebサイトの制作・開発をする会社のことを指します。会社によっては、コンサルティングやWebマーケティングまで担うところもあるようです。

クライアントから依頼を請けるため、関わる業界はさまざま。多種多様な業界知識をつけることができますし、デザインの幅も広げることができます。

Webサービスの運営に携われる事業会社

事業会社とは、ECサイトやWebサービスを自社で運営する会社のこと。事業会社のWebデザイナーは、商品やサービスのプロモーション、ブランディングに関わることもあります。

Webデザイン以外の仕事を経験できるのはメリットと言えますが、Webデザインのスキルを極めていきたい人には不向きかもしれません。

自分に合った環境を選ぶためにも、違いを理解しておくことは大切です。以下の記事では事業会社と制作会社の違いを詳しく説明しているので、参考にしてみてください。

関連記事:Webデザイナーのキャリアを考える【制作会社と事業会社の違い】

Webデザイナー向け!会社選びのチェックポイント

ここからは具体的に会社を選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。入社してから後悔しないように、じっくり自分に向き合い、大事にしたいポイントを確認しておきましょう。すべての要望を叶えることは難しいので、自分なりに優先順位をつけて検討してみてください。

クライアントワークに抵抗がないか

制作会社で働くことと、事業会社で働くことの一番の違いはクライアントワークかどうか。まずはクライアントワークに抵抗がないかを自分に問うてみてください。

必ずしも無理難題を押し付けてくるクライアントばかりではありませんが、クライアントからの要望に振り回されることもあります。取引先である以上は気を遣う部分も多いでしょう。大前提として、クライアントワークに抵抗がないかは自問自答しておきましょう。

幅広い業務を経験したいか、デザインスキルをとにかく磨きたいか

マルチプレイヤーになりたいか、Webデザインを極めたいかも重要なポイントです。制作会社で働く最大のメリットは、デザインスキルをとことん突き詰めていけるところ。一方、事業会社ではデザイン以外の仕事も幅広く任されるのが特徴です。

制作会社では多種多様なクライアントの案件を受け持つことができるので、最新のデザインや流行りのデザイン、高度なデザインなど、常に幅広いデザインを手掛けることができます。まずはデザイナーとしてのスキルをとことん磨きたいという人は、制作会社に入るといいでしょう。

一方で、Webデザイナーを中心に、社会人経験としてほかの仕事もいろいろ知っておきたいという人は事業会社がおすすめです。事業会社では、自社で運営しているサービスや商品をグロースさせるために、Webデザイン以外の仕事も任されることが多く、ディレクションやマーケティングに携われることも。好奇心旺盛でいろいろなことに興味がある人は、事業会社を選んでみるといいでしょう。

さまざまな職種の人と関わりたいか、デザイナーに囲まれて仕事がしたいか

一緒に働く周りの人がどんな職種かどうかも考慮に入れたいポイントです。

Webデザイナーに囲まれて常にデザイン知識を分かち合いたい、突っ込んだ内容についても相談できる環境がいい、という人には制作会社がおすすめ。制作会社には、横にも縦にも同じWebデザイナーがたくさん在籍しているので、困ったことや細かいデザインの話なども相談しやすいのが魅力です。

一方で、考え方や物事の見方が凝り固まってしまいがちというデメリットもあります。幅広い職種の人に囲まれて、多種多様なインスピレーションを受けたいなら事業会社がいいでしょう。

何かを進めるにあたって、さまざまな職種の人と一緒に進めていくことがほとんどなので、Webデザイナー目線とは違った考え方や意見に触れやすい環境です。

Webデザインに最適な環境が整っているか

会社側が希望のPCやキーボード、マウス、ディスプレイ、チェアなど仕事がしやすい環境を整えてくれるかもポイントです。また使用しているツールについても確認しておきましょう。規模の大きい企業ではセキュリティ観点からツールを指定されていることが多いので、必ず確認しておきたいポイントです。

またWebに強くない事業会社の中には全く環境が整っていない会社もあります。ハイスペックなPCやディスプレイを使用することに、理解を得られないこともあるかもしれません。入社したものの、十分な環境が整っておらずパフォーマンスを発揮できなかった、ということにならないためにも、設備やツールは確認しておきましょう。

どんな会社に行く上でも確認しておきたいポイント

次に、どんな会社にいく上でも確認しておいてほしいポイントについて解説します。

会社の規模は自分の考え方や性格に合わせて

Web系の会社であれば、スタートアップを視野に入れて考える人も多いでしょう。人数規模は自分の意向に合わせて選ぶといいですよ。

スタートアップ企業のよさは、会社作りや経営に携われる機会が多いこと。ほかでは経験できないようなことが待ち受けています。将来の幹部クラスとして入社することも可能です。出来上がった環境ではなく、自ら体制を作り上げながら仕事をしてみたいという人にはスタートアップがおすすめ。

一方で、教育体制がないことや、組織の管理体制が不安定なこと、本業以外のことに時間がさかれるところはデメリットに。特に新卒や未経験の場合には、基本的な社会人マナーやスキルも教わることができないケースが多いため、慎重に検討しましょう。

規模の大きい会社であれば、業務フローや会社の組織体制が整っているため、安心して自分の業務に専念できるのが魅力。入社後の研修やフォローもしっかりしていることが多いので、不安が少ない状態で入社できます。

とはいえ、与えられた仕事に専念するだけでは退屈だという性格の人には向いていません。体制やフローを変えていくにも時間がかかるので、フットワーク軽く仕事がしたい人にはややストレスな環境といえます。

どんな会社でも経営陣の価値観は確認を

会社選びの大前提として、価値観のズレがないかは必ず確認しておきましょう。給料や環境、サービスを魅力に感じても、会社との考え方が合わないことで大きなストレスを感じてしまいます。

自分の価値観とズレていないかどうか確認するには、経営陣と話してみることが何より重要です。会社は何事も経営層の考え方が色濃く反映されているもの。オフィスの場所から設備、労働環境から採用する社員の性質まで、いたるところに経営層の価値観が反映されています。自分が譲れない価値観と照らし合わせて質問してみるとよいですが、以下のポイントも参考にヒヤリングしてみるといいですよ。

・労働に対する価値観はどうか。長時間労働を美徳とするか、社員のワークライフバランスを重視するか。
・一貫性のある発言ができる経営陣かどうか。ブレない考え方をしているか。
・社会的に誠実な対応ができる会社かどうか。モラルに欠ける言動はないか。
・面接にきた人に丁寧な対応ができる経営陣かどうか。人と人との関わりを大切にできるか。
・社員をどういうものと捉えているか。あくまで歯車なのか、一緒に会社を作っていくパートナーなのか。

ほかにも、自分がどんな文化の会社で働きたいか、どんな人と働きたいかを考え、それがわかるような質問をしてみることをおすすめします。以下の記事ではホワイト企業を探すためのポイントを解説しているので、こちらも参考にしてみてください。

関連記事:Webデザイナー向けホワイト企業の見極め方【Web業界はブラック?】

Webデザイナーにはフリーランスという選択肢も!

ここまで会社選びのポイントについて解説してきましたが、Webデザイナーにはフリーランスで働くという選択肢もあります。特定の企業に属さず、さまざまなクライアントから案件を受ける働き方です。

働く時間や場所は自由で、携わる案件を自分で選べるのも魅力。セルフマネジメント能力が欠かせませんが、向いている人にはとてもハマる働き方です。フリーランスに興味がある人は、以下の記事を参考に検討してみてください。

参考記事:フリーランスWebデザイナーになるには?案件の取り方や注意点は?

転職や独立するときは入念な準備をしよう

Webデザイナーとして転職や独立をするときは、職務経歴書やポートフォリオを作成するなど、入念な準備をしておきましょう。とくにポートフォリオは自分のスキルをアピールするツールですので、妥協せず作りこんでおくのがおすすめです。

参画してみたい案件や入りたい会社が見つかったときに、しっかりと自分をアピールできるよう、以下の記事を参考に取り組んでみてください。

関連記事:Webデザイナー必見!評価されるポートフォリオの作り方
関連記事:【プロが教える】Webデザイナー必見!受かる職務経歴書の書き方【フォーマット付き】

まとめ

どんな職種・業界であっても、会社を選ぶ上で最も重要なのは、自分の希望や思考を言語化して整理すること。その上で、自分に合った会社かどうかを検討していくのがベストです。ぜひ本記事を参考にし、後悔しない会社選びをしてくださいね。

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