2016年2月17日

『ピコカセット』で新境地へ。注目スタートアップCCOが語る“仕事観とキャリア”

「技術✕ユーザーの接点を作り、責任を持つことが僕の役目」|株式会社シロク石山貴広氏

「技術✕ユーザーの接点を作り、責任を持つことが僕の役目」|株式会社シロク石山貴広氏

CEOやCTOなどと並び、海外企業では比較的ポピュラーに用いられている「CCO」(チーフ・クリエイティブ・オフィサー/最高クリエイティブ責任者)の肩書き。日本ではまだ一般的ではないものの、スタートアップ界隈では、CCOの役職を設けるケースが徐々に増えつつあるようだ。
 
今回はそんなCCOのひとり、株式会社シロクの石山貴広氏にインタビュー。同社は、石山氏とその仲間(創業メンバー3名)が写真SNSアプリ「My365」を開発し、ヒットさせたことをきっかけに発足。現在は、アプリ運営者向けツール「Growth Push」を始め、グロースハック支援サービスを提供している。
 
なぜ石山氏はアートディレクターではなく、CCOと名乗っているのか?彼が考えるCCOの役割とは?これまでのキャリアやビジネスについて話を伺い、理由を探った。
 
<プロフィール>
石山貴広(いしやま たかひろ)
株式会社シロク 取締役/CCO。学生時代、サイバーエージェントの内定者3名と一緒に制作した写真SNSアプリ「My365」を同社に事業譲渡したことをきっかけに、2011年シロクを設立。アプリ運営者向けツール「Growth Push」など複数サービスのデザインを担当。UX・インタラクション領域を中心に、幅広いジャンルのデザインワークを行う。

 

クリエイティブ✕データに目覚めたきっかけは、学生時代の原体験

 

─デジタルハリウッド大学ではWebデザインを勉強され、同大学院ではUXデザインやインタラクション領域を専攻されていたとか。大学院では、なぜそうした学びを?
 
大学院に進学したのは、“クリエイティブ✕データ”の分野で実績を残したいと考えたからです。今、話題のUXも、僕が大学院生だった2010~11年ごろには、草創期でした。そんななかUXを定量的に表す方法がないかと考え、UX設計に不可欠なインタラクション領域を学べる研究室に所属していました。
 
─Webデザインを勉強されていた石山さんが、データに興味を持たれたきっかけは何ですか?
 
僕は今年※で28歳になります。インターネットが周囲へ急速に普及し始めたのは、小学校高学年の頃でした。インターネットでは、例えば何人がそのサイトにアクセスしたのか、幾つの商品が売れたのかなど、ユーザーの行動を数字で可視化できますよね。その特性に強く惹かれたんです。
 
幼いころからモノを作るのが好きで、自分の作品をインターネットに公開すると何かしら反響があり、それがコメント数やPVなどの数字となって表れました。それが面白くて、インターネットから得られるデータに興味を持ちました。
※…2015年

 
 
 

─大学では、具体的にどんな研究をされていたのですか?
 
“Webの表示スピード”と“ユーザー体験”との相関関係について学んでいました。Webトラフィックの大半を占めるのは、画像ファイルです。近年、そのデータサイズを圧縮してWebを高速化する技術の開発が進んでいて、僕は圧縮技術を応用して、ユーザー体験の向上につなげる研究をしていました。
 
─大学時代には、ビジネスコンテスト「KING」でデザイン局長も務められたんですよね。
 
はい。2007年、友人に誘われて参加し、デザイン局長を務めました。「KING」はインカレの学生団体で、年に一度、代々木公園にあるオリンピック記念青少年総合センターに120人ほどの参加者を集めて、合宿形式のビジネスコンテストを運営しています。
 
僕はデザイン局長として、広報に使うクリエイティブや会場で流す映像のオープニングからエンドロールまで、演出に関わる部分をすべて手がけていました。周りには、アカデミックに政治を研究していたり、事業のアイディアを温めている学生もいて、刺激的な経験でしたね。
 
─なるほど。それが後の「My365」開発に活きたのですね。石山さんをはじめ創業メンバー4名で制作された「My365」は、400万ダウンロードを超える大ヒットになりましたが、石山さんはどんな役割を果たされたのですか?
 
開発サイドを片岡(現CTO)と僕が、ビジネスサイドを飯塚(CEO)と向山(むこうやま)(COO)が担当し、僕自身は「My365」のグラフィックデザインやUI設計に加え、モチベーション設計も行っていました。考える部分と手を動かす部分の両方を、手がけていました。

 

CCOとは、“技術・サービス✕ユーザー”の接点を担う責任者”

 

─その後、サイバーエージェント社に「My365」を譲り渡す形で、シロクを立ち上げられます。
石山さんは、創業当初からCCOと名乗られていたのですか?

 
そうですね。最初から肩書は、CCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)でしたね。といっても、創業からしばらくはデザイナーが僕ひとりしかいなくて、事業譲渡後の「My365」の運用改善や新規サービスの立ち上げについても、ひとりで設計もデザインも担当していました。
 
─なぜアートディレクターではなく、CCOなのでしょう?日本ではまだCCOと呼ばれる方は少ないようですが…。
 
CCOは、日本の企業全体ではまだ比較的珍しいポジションですが、スタートアップ界隈では少しずつ増えてきている感があります。
 
僕は、CCOとは技術とデザインの領域、両方の知識やスキルを兼ね備えるだけでなく、職種にとらわれないクリエイティブな動きを求められるポジションだと考えています。どちらかというと現場でデザインを統括する職種を指すことが多いアートディレクターとは、また違った役割を持っていると言えます。
 
特に、スタートアップでは近頃、“最新技術をどうユーザーに提供するか”といった部分に知恵を絞り、アクションを起こすことが求められていて、CCOはテクノロジーとユーザーとをつなぐ役割を担う存在になりつつあります。言わば、“対人の責任”を持てるような職種といったところでしょうか。
 
─“対人の責任”ですか?
 
そうです。プロダクトやサービスをリリースしても、誰にも使われなければ意味がありません。使い手がいて、初めてプロダクトとして成り立ちますよね。ですから、プロダクトやサービスと人との接点を担う責任者として、これからCCOという職種が定着してくるだろうと感じています。

 
 
 

各サービスに1名ずつ。少数精鋭のデザイン開発体制

 

─シロク社では現在、何名くらいデザイナーがいらっしゃるんでしょうか?
 
今は僕も含め、合計4名ですね。クリエイティブに関しては、1サービスにつき1名という体制で進めています。
 
大手などでは縦割りの組織が多いと思うのですが、うちはあえて陣形をフラットにしています。そのため、デザインチームを立ち上げてリーダーを置くということはせず、デザイナーそれぞれが各部門で、つねに自主的に動ける環境を用意しています。僕も1事業部に所属して、ひとりのデザイナーとしてモノを作っているという立場です。
 
─1サービスにつきデザイナー1名の配置では、少なくないですか?
 
いいえ、十分ですね。多くの企業では、1サービスにつきUXデザイナーとUIデザイナーそれぞれが別につくようなケースも珍しくなくなってきていますが、シロクではあえて1名で担当しています。
 
確かに、一人あたりの仕事量は決して少なくないですし、持つべき知識や責任も増えます。しかし、デザイナー一人ひとりの裁量が大きくなるので、指示されて動くのではなく、能動的にサービスの設計を考えたり、UIを作る姿勢が身につくのです。
 
というのも僕自身、学生時代にインターンでFlashデベロッパーとしてソーシャルゲームの開発をしていましたが、実際に開発が進むに連れて、制作だけでなくUXやUI設計にも、時間を使っていきたいと考えるようになった経験があるからです。
 
もちろん、制作と設計、両方に対応できるようになることは、簡単ではありません。でも、まずはやってみないと始まりませんよね。そうすることで、“自分の限界を押し広げられる”と感じています。
 
例えば、上流の工程から関わることで、自分が携わったサービスを使ったプッシュ通知が何名くらいのユーザーに閲覧され、うち何名くらいが行動を起こしたのかなど、つねに生のフィードバックを得られます。そして、それを後の開発に活かしていくことができるわけです。クリエイターとして、すごくやりがいのあることですよね。

 

BtoCアプリ開発で培ったノウハウを、BtoBのサービスにも活かす

 

─御社では現在、グロースハック技術を活かしたアプリ開発者向けサービスを提供されています。石山様はどんなお仕事をされていますか?
 
既存サービスの運用・改善を始め、新規事業の制作やUXデザイン、加えて最近はハードウェアの事業も手がけています。
 
現状、シロクで扱う多くのサービスがエンタープライズ向けの商品になりますが、やはり使いやすさは最優先すべき性能の一つだと考えています。そこで「My 365」で培ったB to Cアプリ開発・運用のノウハウを活かして、より高いユーザビリティーを実現しようと努めています。
 
─具体的には、どういう取り組みをされていますか?

例えば「Growth Push」は、スマートフォンアプリの継続率を高めるためのプッシュ通知配信サービスで、プッシュ通知の効果を計測したり、通知内容を最適化するさまざまな機能を、管理画面とセットで提供しています。

弊社では、定期的にユーザー企業を訪問し、管理画面の使用状況などをヒアリング。そうして得たお客様の声をまとめて次のバージョン開発に活かすなど、PDCAのサイクルを回すようにしています。
 
─B to Bのサービスで定期的にヒアリングを行って、PDCAを回すというのは、珍しいですよね。
 
確かに。BtoBのサービスでは導入以降、デザインのチューニングなどを行わないことも多いので、管理画面にも使いづらいものが多いんですよね。使い手のことがよく考えられていないデザインも、目立ちます。僕らは、その常識を覆したいんです。
 
シロクの場合、更新時に管理画面の体裁そのものをガラッと変えたりすることも珍しくありません。お客さまからも好評をいただいていて、そうした小さな積み重ねの結果が、「Growth Push」やグロースハック・プラットフォーム「Growthbeat」の国内最大級という数字にも現れているのでしょう。

 

UXもUIも、捨てる作業が大事。ユーザーの声を取捨選択する

 

─石山さんがやりがいを感じられるのは、どんな時でしょうか?
 
課題を解決したときですね。ソリューションを実現し、ユーザーがうれしそうな反応を見せてくれると、大きなやりがいを感じます。特に、B to BのサービスはB to Cに比べて、ユーザーの声を聞きにくい傾向にあります。しかし、ヒアリングや会食の場などで、開発した機能やツールが顧客の課題にきちんと応えられていることを確認できると、幸せな気分になります。
 
インハウスで進めていると、ともすればユーザーに対して盲目的になりがちです。机上の空論で機能やサービスを開発しても、実際には使われないということもよくある話です。だから、作りたいものが明確になった時点で、親会社のサイバーエージェントのプロデューサーなどにヒアリングをしたりして、作ろうとしているものが受け入れられるのか、検証するようにしています。
 
─ユーザーの主張を聞き過ぎると、サービスが当初目指していた方向とズレていくということはないんでしょうか?
 
もちろん、ありますよ。ただ、基本的に“その意見が、全ユーザーに恩恵があるものか”ということを考え、当てはまらない場合には応じないスタンスで臨んでいます。
 
例えば製品をユーザーに見せて、「ここが使いづらいです」という意見をいただくとします。でもそれは、サービス全体に言えることかもしれないし、はたまたボタンの色が悪いために押しづらいことを指しているのかもしれません。
 
ヒアリングをした後に考察を挟まないと、単純にユーザーに言われたものを作り続けて、結局は使われなくなるという負のスパイラルに陥りかねません。それを避けるために、また、いつまでもユーザーに使い続けてもらえるように、シンプルなつくりを心がけています。
 
─ユーザーの声を、取捨選択するということですか?
 
はい。UXもUIも、捨てる作業が大事なんですよ。日本のサービスや製品は、機能を足して足して、UIがゴチャゴチャになってしまう傾向があります。
 
でも、本来は“ユーザーにしてもらう行動を明確にする”ために、ユーザーからの意見や要望を取捨選択する必要があります。“選んで、捨てる”作業を繰り返すことで、本当に良いものができていくんだと、僕は考えています。
 


両親から受け継いだ、ユーザー視点のもの作り

 

─何かを考えたり、発想したりするときに、心がけていらっしゃることはありますか?
 
“視座を変える”ということでしょうか。僕の場合、サービスを提供する側の考え方と、使い手側の考え方との間を行き来することが多いので、物事を見る姿勢や立場を、臨機応変に変える必要があります。それをスムーズに行うためには、サービスでもプロダクトでも、とりあえず触ることが肝心だと考えています。
 
実は、「My365」は主に女性に向けたサービスなのですが、全員男性のメンバーで作っています(笑)。視座を変えてサービスを開発・運営している、典型的な例ですね。
 
─え!それは驚きです!
 
まず“女性の視座ってどういうものだろう?”というプロファイリングから始まり、例えば30代主婦がいる子持ち家庭で『My365』を使う場合などを想定し、そのユーザーになりきってサービスを触ったり、運用したりしています。やはり、ユーザーの属性や立場によって、使いやすいサービスの内容は変わってきますから。
 
─そうしたユーザー視点を、石山さんはいつごろ身につけられたのでしょうか?
 
中学生ぐらいでしょうか。昔からものを作るのが好きだったのには、理由があったんですよね。それは、作ることで人を喜ばせられるのが、嬉しかったからです。根本的にはシロクでCCOとして働く今も昔も、何も変わっていないんだと思います。
 
 
 
─自己承認欲求からではなく、相手のニーズを満たしたい、役に立ちたいと思って、ものを作るようになられたわけですね。どうして、中学生の頃からそうした発想ができるのでしょうか?
 
一つ思い当たることがあるとすれば、親が建築家だということです。住宅は、長いと100年以上の間、人が住み続けますよね。建築家はユーザーのことを考え、長く住まえるものを作っているわけです。ですからデザインの観点でも、住宅というのは非常によくできていて、そういう親の仕事は、少なからず僕のデザイナーとしての姿勢に影響しているのかもしれません。

 

カセットを“挿す”記憶を呼び覚ます。「ピコカセット」で新たな境地へ

 

─今後は、新規事業でハードウェアも発売される予定なんですよね。
 
はい。現在、「ピコカセット」というハードウェアを開発中です。「ピコカセット」は、スマートフォンでゲームを楽しめるカセット型のガジェットで、スマートフォンのイヤホンジャックに挿し込むと、認証プログラムが起動してゲームができるようになります。
 
 
▲IoT市場参入の第一弾商品として開発中の「ピコカセット」
 
「ピコカセット」には、30~40代の方々なら多くが知っているような名作の数々を入れ込む予定で、来春あたりのリリースに向けて企画開発を進めているところです。今後は、例えばクラウドファンディングのような仕組みを使ってプロジェクトへの投資を募り、それを資金源に量産体制を築いていくことも検討中です。
 
─これまでWebサービスを提供されてきましたが、なぜ今回IoTの領域に踏み出されたのでしょうか?
 
やはり、世界で300兆円以上あると言われる市場規模が魅力的でした。ソフトウェアとアプリ開発の延長線上でアプローチできないかと考えたところ、マネタイズの見込みがあり、かつユーザーに面白いと言ってもらえるもの、という観点からさまざまなジャンルを模索していきました。その結果、現在の形に落ち着きました。
 
─最近はVRの技術を用いて、ウェアラブル端末でもゲームを楽しめるようになっています。そうしたなか、あえてカセット型を選ばれた理由は何ですか?
 
“挿す”というユーザー体験に価値を感じたからです。アラサー以上の世代には、さまざまなゲーム機にカセットやソフトを挿すという動作が染み付いています。もしそれを再現できたら、ユーザーに受け入れられるだろうと考えました。ターゲットユーザーは、20代後半~50代までと幅広いですが、そうした方々の過去を呼び覚ますような体験を、提供したいと考えています。
 
今、オンラインストリーミングが一般的になるいっぽうで、アナログのレコードプレイヤーに人気が集まっていたりするんですよね。それは、“物に触れる、物として残る”という喜びが求められていることの証です。IoTの魅力は、まさに“物”を使うこと。モチーフとしてかなり良いところに目をつけたと、自信を持っています。
 
─「ピコカセット」は、ビートロボ社との共同事業だとか。得られたことや苦労された点について、伺えますか?
 
もともと、ビートロボ社は「PlugAir」という、イヤホンジャックに挿して音楽を再生したり、デジタルコンテンツを配信できるデバイスを開発していて、「ピコカセット」にもその技術が使われています。ハードについてはビートロボ社が、ソフトウェア開発やSDKについては我々が得意としているところなので、技術の掛け合わせで相乗効果が生まれていると感じています。
 
もちろん、お互い専門外の領域では分からないことも多いので、カバーし合いながら開発を進めています。ハードの開発では、少し形を変えたいという場合でも、金型から作りなおさなければいけなかったり、ICチップが新しい形状の中に収まるのかといった問題が発生したりと、ソフトより工程が細かくて多いんですよね。歯がゆいところもありますが、非常に視野が広がりました。
 
─「ピコカセット」はヒットすると思いますか?
 
はい、きっと。理由は、現時点である程度の手応えを得ているからです。実は開発にあたり、“ローンチコミュニティ”をFacebookグループで立ち上げたところ、現在では約300人が参加しています。情報を更新する度に、その3割~4割くらいが「いいね!」やコメントなどの反応を示すなど、盛り上がりを見せています。
 
また、公式サイトにメールマガジンの登録を募ったところ、これまで約1200人もの方から応募があり、復活させてほしいゲームのリクエストをたくさんいただいています。
 
─価格帯はどの辺りを想定されているんでしょうか?
 
詳しくはお話しできませんが、1,000~3,000円の間位でしょうか。水面下では、複数社のゲームデベロッパーとのコラボレーションが進んでいます。リリースして軌道に乗ったら「ピコカセット」用のプラットフォームを作る構想もあります。ユーザー個人が「ピコカセット」にゲームをインストールし、楽しめるような仕組みを作りたいですね。
 

 
 

技術者では終わらない。IoTの領域で、SF映画のような未来でやりたいこと

 

─今後、石山さんはシロク社をどのような方向へ舵取りされるのでしょうか?
 
シロクのビジョン“新しい当たり前をつくる”の通り、ITを軸に最先端技術の領域にも注力していく予定です。ユーザーが求めるものは変化していくので、つねに対応できる体制を整える必要がありますし、シロクはそれが可能なスタッフで構成されています。
 
─石山さんご自身は今後、どのように進化を遂げていきたいとお考えですか?
 
単なる技術者で終わるつもりは毛頭なくて、今後は例えば農業など、今と異なる産業にITを活かし、ソリューションを提供していきたいですね。
 
何十年か先には、身体にICチップを埋め込むのが当たり前の時代が訪れるかもしれません。映画「マイノリティ・リポート」で描かれた世界が、すでにナチュラルインターフェースという形で提供され始めていますから。
 
僕自身、そうした事業を創造して自分にチップを埋めたいぐらいなんですけど(笑)。つまりは少し未来の、人間の暮らしや社会などを考察して、それをITでより便利にするビジネスを手がけたいですね。そして、いちクリエーターとしてCCOとしてユーザーとの接点を演出し、責任を持つのが僕の役目です。

 
レバテック営業担当「加藤 大貴」から一言! 

IoT時代に、CCOという職種が持つ
大きな可能性に気づかされました。

 


正直なところ取材まで、CCOと呼ばれる方々がどういうお仕事をされているのか、ピンと来ない部分もありました。しかし、石山さんの「対人の責任を持てるような職種」という言葉や、ユーザーファーストのお仕事ぶりについて伺い、ずいぶん鮮明になったほか、CCOという職種が持つ大きな可能性にも気付かされました。今後、IoTの分野にも進出されるとのことで、UX/インタラクション領域を主戦場とされる石山さんのさらなるご活躍が期待されます。ゲーマーの僕としては、「ピコカセット」にどの名作が収められるのか、非常に気になるところです…。
 

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