2017年2月13日

フリーランスのみなさん、スキル、スケジュール、料金、確認できていますか?

駆け出しのフリーランスのWebデザイナーは請ける仕事をこう決める!

駆け出しのフリーランスのWebデザイナーは請ける仕事をこう決める!

フリーランス経験の浅い方は、仕事を進める上でこんな悩みを抱いたことがあるのではないでしょうか。
 
請ける仕事と請けない仕事はどう判断すればいいの?
請けたとして、いったいどこまでやればいいの?
料金はいくらに設定すればいいの?
 
今回は、そんな駆け出しのフリーランスのwebデザイナーを例に挙げ、仕事を請ける際の注意点について考えていきたいと思います。

 


■基本的には”依頼のあった仕事は請ける”という姿勢を持つことが大事

自分がやりたい仕事だけをやって食べていけるのが理想――。ではあるのですが、Webデザイナーとしてのフリーランス経験が浅い場合、現実的にはなかなかそういうわけにはいきません。
 
「大企業のWebサイトを丸ごと作ってみたい!」と思っていても、実績がないうちからそんな大きな仕事の依頼が来ることは考えにくいですよね。
 
では、フリーランスのWebデザイナーとして、どんな気構えを持っておけばいいのでしょうか。

 

●小さな案件が大きな案件につながることも

 

経験が浅いフリーランスのWebデザイナーの場合、まずは前向きに仕事を請けるという姿勢を見せる必要があることを知っておきましょう。
 
なぜかというと、仕事には信頼関係が重要だからです。
 
実績が少ないフリーランスのWebデザイナーにいきなり大きな仕事を任せるのは、クライアント側からすれば大きなリスクが伴います。そこでよくあるのが、力試しという形で小さな案件を依頼されるケースです。
 
たとえば、ちょっとしたバナーを作るだけの依頼があったとしましょう。そういう小さな案件でも手を抜かず、しっかりしたものを納めれば、クライアントは「この人になら安心して仕事を頼める」という認識を持ってくれます。こういうことが重なれば、信頼関係が築かれ、やがては大きな案件を任せてくれることにもつながっていくでしょう。
 
もちろん、仕事を請けるか請けないかの判断はそのときどきで行うべきですが、駆け出しのフリーランスのWebデザイナーの基本的な気構えとして、前向きに考えるという姿勢は持っておくことをおすすめします。

 


■自分のスキルやスケジュールをしっかり見極める


ではどんな仕事でも請ければいいのかというと、そんなことはありません。
 
請けるかどうかを決める際、判断基準になってくるのが自分のスキルやスケジュール、料金です。
 
仕事というのは、請けることがゴールなのではなく、あくまでもきちんとした制作物を納めることが最終目的ですよね。ということは、せっかく請けても、完成形にできなければその仕事は失敗ということになってしまいますし、実績としても残らないのです。


 

●自分のスキルを冷静に見つめるクセをつける

 
スキルというのは、経験を積むことで伸びていくのですから、駆け出しのうちはなんでもこなせるほどのスキルはないという自覚を持つべきです。
 
もちろん、ときには自信を持って挑戦することも大事です。けれども、現在の自分にWebデザイナーとしてどの程度の能力があって、どの程度のアウトプットが可能なのかは、冷静に見極めておく必要があるでしょう。
 
仕事によっては得手不得手もあります。たとえば、コーディングが苦手なのにコーディング込みの仕事を請けてしまったら、十分なクオリティのものを納められないということもあるでしょう。
 
やってみたい、挑戦してみたいと思うような仕事であっても、いまの自分では荷が重いと感じたら、断るという選択肢も視野に入れるようにしてください。もし信頼できる仲間がいるなら、協力してもらうことができるかどうかを相談してみるのも手です。


 

●納期に遅れるのはプロとして失格

 

もうひとつ、気をつけたいのがスケジュール管理です。
 
いくらスキルがあっても、1日は24時間しかありませんし、1週間は7日しかありません。仕事を請けすぎてしまうと、納期に間に合わないというリスクもあるということを意識しておきましょう。
 
ある程度の関係作りができているクライアントなら、一度くらいは大目に見てくれるかもしれませんが、基本的に納期遅れは致命的なミスと見なされます。クオリティよりも納期を重視するクライアントが意外と多いことを、知っておいてください。
 
いずれにせよ、「できる」といった以上、約束通りに仕上げるのがプロ。デザインのクオリティが落ちたり、納期に遅れたりすることは、クライアントの信頼をなくすことにつながるということを肝に銘じましょう。

 


■この仕事の範囲はどこまで? 細部の確認も仕事のうち

次に、クライアントとの関係のなかで確認しておくべき仕事の範囲について見ておきましょう。
 
一口にWebデザインといっても、たとえば素材をどちらが用意するかによって、かかる手間も時間も変わってきますよね。また、コーディングまでやった場合にテスト環境をクライアントが用意してくれるのかどうか、バナーやロゴも作るのかどうか――。
 
フリーランスが個人で受注するケースでは、こうしたことが意外と曖昧なまま進んでしまうものです。


 

●「ついでに……」と言われてからでは断りにくい

 
実際のところ、フリーランスのWebデザイナーの場合、「ついでにこれも……」というケースは予想以上に多いものです。
 
クライアントとの関係は、「付き合い」という側面もあるため、ときには譲る柔軟性も必要です。けれども、「ついでに……」が慣習化してしまうと、モチベーションにも響きかねません。
 
しかし、いったん「サービスでよろしく」と言われてしまってからでは、「それは別料金です」とは返しにくいもの。やはり、どこまでが仕事の範囲なのかを最初にしっかり確認しておくのが、一番無難なのです。


 

●見積もりを考える際にも細部の確認は必要

 

仕事の範囲を決める理由はもうひとつあります。それは、料金設定に関係してくるということ。
 
仕事を請ける際には、見積もりを作ります。その際、仕事の範囲がはっきり決まっていないと、どのような価格をつけていいのか困ってしまいますよね。
 
料金設定については次の項で詳しく触れますが、仕事の範囲を確認することは、適切な見積もりを出すためにも必要なことなのです。
 
クライアントに細かいことをいちいち確認するのは気が重いかもしれませんが、しっかりヒアリングすることで、仕事の質を高めることにもつながります。これも仕事のうちと考えるようにしましょう。

 


■基準となる料金を定めつつ臨機応変な対応を


事の料金をいくらに設定するか――。これは、フリーランス経験の浅いWebデザイナーなら誰でもぶつかる悩みです。
 
フリーランスになれば、たとえば「こういうデザインのサイトを作ってほしいんですが、いくらでやってもらえますか?」などと直接質問されたり、急いで見積もりを提出しなければならないケースがあったりします。
 
そんなときに、その仕事にどの程度の料金を設定するのが正しいのでしょうか。


 

●料金はあってないようなもの?

 
ズバリ言えば、「これが正しい」という解答はありません
 
これはある意味で当然のことなのです。クライアントの相場感に合わせる必要もありますし、仕事の種類によっても料金の設定は変わってきます。経験が浅いフリーランスの場合には、高すぎると敬遠されたり、低すぎると自分の負担が大きくなったり……。
 
では、どうすればいいのかというと、まずは自分にとって基準になるような金額を設定しておくことをおすすめします。ネットで検索すると、フリーランスのWebデザイナーの大まかな料金表が見つかるはずです。それを参考にしてもいいですし、また、希望する年収や月収から、最低限の売り上げを逆算してもいいでしょう。
 
自分の基準を持つことで、コスト感も備わっていきますし、徐々に仕事を請けるべきかどうかの判断に迷うこともなくなっていくはずです。


 

●柔軟な対応と見積もりを通す工夫が必要

 

自分なりのコスト感を持つとはいっても、それに固執する必要はありません。安易に値引きをするべきではありませんが、柔軟な姿勢で、その都度判断をしたいものです。長い目で見れば、クライアントとは持ちつ持たれつの関係を築くことも大切だからです
 
見積もりを通す際のコツとして、ぜひおすすめしたいのが、単に項目と単価を書き込むだけでなく、必要に応じて簡単な説明を添えることです。
 
たとえば、クライアントの希望でWebサイトの全ページを別フォーマットで作るような案件があったとします。其の場合、フォーマットを流用できないから料金が高くなる点を説明し、併せて同一フォーマットなら安くできるということを提案してみるといいでしょう。
 
このようなちょっとした工夫や提案、柔軟な対応などを通して、クライアントとの相場感を調整できるようになれば、仕事の料金設定の悩みも解消されていきます

 


■クライアントを知ることで仕事がスムーズに

 
経験の浅いフリーランスのWebデザイナーが意外と見落としがちな注意点についても、触れておきましょう。それは“相手を知る”ということです。
 
たとえば、発注元が企業の場合なら、公式サイトを見ればデザインのテイストを考える参考になります。また、初めて仕事をする際には、フリーランスWebデザイナーの仲間に相談したり、webなどで評判を確認しておくのもいいでしょう。

 

●担当者との関係作りで「また頼みたい」と思ってもらう

 
仕事というのは人間関係でもあるので、担当者との関係作りも重要です。
 
たとえば、もし担当者が細かいことにこだわる性格なら、ほんのちょっとした疑問点でもまめに問い合わせれば、信頼関係が築けます。また、メールなどの返信が早い担当者は、相手に対してもせっかちになりがちなので、こちらからのレスポンスも後回しにしない方が無難です。
 
このように相手に合わせることで、仕事もスムーズに進み、「また頼みたい」と思ってもらえるのです。
 
最後に、今回の内容をチェックリストにまとめてみました。もちろんこれはあくまで基本。ケースバイケースでさまざまな項目が考えられます。仕事の依頼をくれたクライアントごとに、こうしたチェックリストを自作してみることもおすすめです。
 

 

●フリーランスWebデザイナーが仕事を請ける前のチェックリスト

  □自分のスキルに見合った仕事か
  □スケジュールに無理はないか
  □仕事の範囲を確認できているか
  □料金は自分の基準とクライアントの相場観からズレていないか
  □クライアント企業のことを理解しているか
  □担当者の性格や癖を把握できているか
 
それ以外にこんなチェック項目も……

  □安くてもやりがいが感じられる仕事か
  □「成果報酬」か「固定報酬」か「時間報酬」か
  □次につながる仕事か
  □源泉は引かれるか
  □分業の場合、どこまで決定権があるか
  など

 


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