イラストレーターの仕事の受け方を解説!安定して案件を受注し続けるには

イラストレーターの仕事の受け方を解説!安定して案件を受注し続けるには

イラストレーターとして活動したい人は、実際にどのように仕事(案件)をもらって生計を立てるのかを知ることが大切です。

そこで本記事では、イラストレーターの仕事の受け方を解説。依頼を受けてからの流れ、初心者がイラストの仕事を取るためのステップも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

どうやって受注する?イラストレーターの仕事の受け方

まずは、イラストレーターが具体的にどのように仕事(案件)を受けるかを見ていきます。

イラストレーター向けの仕事紹介サイトを利用する

イラストレーターとそのクライアントを対象とする仕事紹介サイトの活用は、仕事の受け方の代表例だといえるでしょう。イラストレーターとして仕事がしたい人・イラストレーターに仕事を依頼したい人をマッチングするのが、仕事紹介サイトの役割です。

かつては出版社や編集プロダクションにイラストを売り込むのが主流でしたが、近年はよりスムーズに仕事が受けられる仕事紹介サイトが好まれる傾向にあります。

絵やデザインなどグラフィックを専門とする紹介サイトなら、よりイラストレーターのスキルアップにつながる仕事が受けやすくなると考えられます。

出版社が開催するコンテストに応募する

出版社のイラストコンテストに応募するのも、仕事を受ける方法の一つです。表紙にマンガのようなイラストを起用するライトノベルを扱う出版社であれば、毎年コンテストを実施することが予想されます。

コンテストで受賞すれば優れたクリエイターとして広く世間に認知され、新しい仕事の依頼が次々と舞い込む可能性があります。期日までに指定されたテーマでイラストを仕上げる練習になるのも、コンテスト参加のメリットです。

イラストレーターの仕事の獲得方法は下記記事でも紹介しているので、併せてご参照ください。

関連記事:イラストレーターの仕事の取り方を解説!営業ゼロでも仕事をもらうコツ

イラストレーターの仕事を受けてからの流れ

続いて、イラストレーターの仕事の流れを説明します。大まかなフローを把握しておけば、実際に仕事を受けたときにスムーズに作業できるでしょう。

クライアントから依頼を受ける

まずは、クライアントからイラストの制作依頼を受けることからスタートです。前述の仕事紹介サイトを利用したり、自ら営業をしたりして案件を獲得します。

実務未経験で実績がまだない人も、クラウドソーシングでスキルに合った案件を探すことが可能です。

クライアントとの打ち合わせ

案件参画が決まったら、クライアントと打ち合わせをします。クライアントの元に赴いて話し合うこともありますが、近年はオンラインでのやりとりも多くなってきました。打ち合わせでは構図や色彩などを決め、描いてはいけないものがあれば併せて確認します。

ラフ画提出・イラスト作成

イラストレーター案件では最初から着色したイラストを描くのではなく、まずラフ画を制作するのが一般的です。ラフ画の時点で一度チェックを入れるメリットは、完成後の修正を減らせること。OKが出たら、本制作に進みます。

本制作では彩色を行い、完成したらクライアントに確認をとります。

納品、修正対応

完成品を納品した後クライアントから修正を求められたら、それに対応するのも大事な仕事です。イラストの雰囲気は言葉で伝えづらいものなので、クライアントが求める作品ができるまで数回修正が入ることもあります。

請求書を発行する

依頼された作業が完了したら、クライアントに請求書を発行して報酬を支払ってもらいます。

以上が仕事の流れの一例です。クライアントや案件によって流れは異なるので、案件を請ける際に確認しておくとよいでしょう。

イラストレーターの仕事で安定した収入を得続けるには?

イラストレーターの仕事を安定して獲得し、継続的に収入を得るためのコツも押さえましょう。

複数のクライアントと契約する

フリーランスイラストレーターとして長く活動し続けるためには、複数のクライアントと契約するようにします。クライアントを1社(1人)に限定していると、契約が終了した時点で収入が途切れてしまうからです。

どの仕事でも締切を必ず守る

どのクライアントにもそれぞれのスケジュールがあるため、締切厳守を心がけましょう。どれほど素晴らしい技術やセンスを持っていても、締切を守らない人はクライアントの信頼を得るのが難しくなります

ブログやSNSで自分の作品をアピールする

ブログやSNSで自分の作品をアピールすることも、新規クライアント獲得につながる可能性があります。頻繁に更新することでファンがつきやすくなるのも嬉しいポイントです。

スキルアップを欠かさない

フリーランスは自身の知識や技術力を売って報酬を得るため、継続的なスキルアップが欠かせません

不得意なジャンルやポーズなどがある人は、仕事の合間に苦手克服に向けた練習をするのも手です。また、最新のトレンドも把握しておけば、これまでに受けたことがなかったタイプの依頼内容にも柔軟に対応できる可能性があります。

なかなか安定して案件が受けられないときは、仕事への向き合い方を改善するチャンスです。下記記事を読むことで、改善点を見出すヒントが得られるでしょう。

関連記事:仕事がないイラストレーターの特徴は?イラストで食べていくために必要なこと

初心者や未経験者がイラストの仕事を取るためのステップ

最後に、イラストレーター初心者や未経験者が仕事を獲得するためのステップを解説します。

毎日テーマを決めて描く練習をする

イラストレーターとして生計を立てるなら、当然ながら基礎画力は必須です。苦手なジャンルやポーズがある人は、毎日テーマを決めて描く練習をしましょう

苦手な題材をトレース、または模写し、その後自分で同じものを描いてみる…というサイクルを繰り返すだけでも、上達が見込めます。

添削サービスを利用して客観的な評価を受ける

描いたものを他者から評価してもらうことで、商業的に通用する画力の習得に一歩近づきます。プロの添削・アドバイスが受けられるサービスを利用すれば、自分のイラストの課題が明確になるでしょう。

ポートフォリオ(作品集)を作る

イラストレーターの仕事を受ける際は、ポートフォリオがあると便利です。ポートフォリオとは、クライアントに自分のスキルを分かりやすく示す作品集のこと。イラストの画像とともに、制作期間や使用ツール、担当した作業などを記します。

ゲーム会社のイラストレーターの仕事に関心がある人は、下記記事で紹介しているポートフォリオの作り方も参考になるでしょう。

関連記事:【イラストレーター向け】ゲーム会社に参画するためのポートフォリオの作り方

クラウドソーシングなどで案件を受ける

初心者や未経験者がイラストレーターの仕事を受ける際に役立つのが、クラウドソーシングです。

クラウドソーシングでは、自分のスキルに合った案件を選んで応募することができます。単価は低めに設定される傾向にありますが、実績を作るのには適しているでしょう。

まとめ

イラストレーターの仕事を受け方や作業の流れを紹介してきました。毎日画力アップのための練習を繰り返し、少しずつでも実績を作っていきましょう。

なお、フリーランスエージェント「レバテッククリエイター」でも、イラストレーターの案件を提案しています。興味がある人は、ぜひお気軽にご相談ください。

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