憧れる人も多いフリーランスのイラストレーター。しかし、「フリーランスイラストレーターになりたいけれど、稼ぐのは大変そう…」と思っている人もいるでしょう。本記事では、フリーランスイラストレーターの稼ぎ方、副業として始める際の注意点を紹介します。
目次
フリーランスイラストレーターにおすすめの稼ぎ方
はじめに、フリーランスイラストレーターの具体的な稼ぎ方を紹介します。
クラウドソーシングで案件を得る
フリーランスイラストレーターが比較的手軽に案件を得る方法として、クラウドソーシングサイトの活用が挙げられるでしょう。サイトに登録後に希望する条件を設定し、案件を探していきます。
報酬がやや低い傾向にあるため、クラウドソーシングだけで生計を立てるのは難しいと考えられます。とはいえ、実績を増やす、新たなクライアントに出会うなどの目的には効果的です。
関連記事:クラウドソーシングサービスのおすすめ10選【副業やフリーランスに】
LINEスタンプを作って販売する
大勢の人が使っているコミュニケーションアプリ「LINE」のスタンプを販売し、収入を得ることも可能です。イラストレーターならではのスキルを活かして、個性的なスタンプを作ってみましょう。
LINEスタンプの販売は気軽に始められる分、挑戦している人が多く競争が激しい面も。あくまでも「イラストレーターの仕事の一部として」取り組むのが無難です。
素材販売サイトでイラストを出品する
画像素材を販売するサイトにイラストを出品するのも手です。誰かがイラストをダウンロード(購入)すると、あなたにも収入が入る仕組みになっています。
単価は低い傾向にあるので、LINEスタンプ同様、収入の柱というよりも収入を補う目的で取り組むのがよいでしょう。
ポートフォリオサイトを作って依頼を受ける
イラストレーターとして活動していくうえで、自身のスキルを証明する作品集「ポートフォリオ」は欠かせません。そのため、Webサイト形式のポートフォリオを作成して集客するのもよい方法です。
ただ作品を羅列するのではなく、制作時のエピソードや使用したツールなども記載することで、見る人の関心を引きやすくなります。プロフィールページにも経歴や具体的なスキルなどを盛り込み、クライアントになり得る訪問者にアピールしましょう。
イラストレーター案件が豊富なエージェントを利用する
イラストレーター案件を保有するフリーランスエージェントを利用することもできます。フリーランスエージェントとは、フリーランスで働く人のスキルや経験に応じて案件を提案するサービスのこと。営業や契約の手続きも代行してくれます。
レバテッククリエイターも、イラストレーター案件を保有するエージェントの一つです。フリーランスになりたい人を対象とした個別相談会も実施しているので、興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
イラストレーターの仕事の取り方については以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:イラストレーターの仕事の取り方を解説!営業ゼロでも仕事をもらうコツ
イラストレーターとして収入を得るコツ
続いて、フリーランスイラストレーターとして収入を得るコツを紹介します。
自身をブランディングする
稼げるようになるには絵を描く技術が大切なのはもちろんですが、自身のブランディングも欠かせません。ブランディングとは、市場ニーズを把握して自分の商品の強みを明確にすることです。
他のイラストレーターとの差別化が図れるのが、ブランディングを行うメリットです。成功すれば、クライアントに「このテーマ・こういう作風のイラストなら〇〇さん」と思ってもらうことができ、価格競争に巻き込まれずに活動できる可能性があります。
売りたいターゲットを設定する
ブランディングで重要になるのは、自分のイラストを売りたいターゲットを設定すること。そのターゲットに好きになってもらえるイラストを提供することで、「〇〇さんに依頼したい」と思ってもらえるからです。
自分のイラストはどのような人(企業)から仕事がもらえるか、将来的にはどんな案件に参画したいのかを突き詰めていくことで、あなたに合ったターゲットが見つかるでしょう。
サイトやSNSでターゲットに向けて情報発信をする
ターゲットが決まったら、WebサイトやSNSで情報発信をします。ターゲットに刺さるイラストを発表するのはもちろん、ブログの文章やtwitterの何気ないつぶやきも相手に好まれる内容になるよう意識してみましょう。
イラストレーターの収入アップについてさらに知りたい方は、下記記事もご覧ください。
関連記事:フリーのイラストレーターは年収が低い?!上げるにはどうしたらいい?
関連記事:イラストレーターで年収1000万は可能?収入を増やす方法を解説!
まずは副業でイラストレーターになるのも手
ここまでフリーランスイラストレーターの稼ぎ方と収入を得るコツを紹介してきましたが、「いきなり転身して生計が立てられるの?」と思う人もいるでしょう。
たしかに、イラストレーター一本でやっていくのは大変な面もあるため、無理なく副業からスタートするのも手です。
イラストレーターの副業をする利点は、本業で安定した収入を得ながらイラストのスキルアップが図れること。クライアントに喜ばれたり、逆に指摘を受けたりするのも、将来フリーランスになったときの糧となります。
また、副業ならその時々の状況に合わせて柔軟な働き方ができるのもポイントです。本業が忙しい時期には副業を休み、時間ができたらまたイラストの案件に参画する…ということもできるでしょう。
イラストレーターの副業の始め方については下記記事で詳しく説明しているので、併せてご参照ください。
関連記事:イラストレーター向け副業の始め方!収入はどれくらい稼げる?副業禁止だとバレる?
イラストレーターの副業をする際の注意点
最後に、イラストレーターの副業をする際の注意点を解説します。
会社勤めをしながら副業する際は就業規則を確認する
会社勤めをしながら副業したい人は、就業規則を確認しましょう。禁止されているのに副業をした場合、会社とのトラブルに発展する恐れがあります。あなた自身の信頼を守るためにも、「バレなければ副業してもよい」とは考えない方がよいでしょう。
基本的に副業を禁止している会社でも、「事前に申請すればOK」としているケースもあります。就業規則で全面的に副業を禁止していないのであれば、会社(上司)に相談してみましょう。
なお、教師をはじめとした公務員は法律で副業が禁止されています。
参照:文部科学省「8.国家公務員法(昭和22年法律第120号)-抄-」
本業とのバランスをとり、体調管理に気をつける
会社勤めをしながら副業できることになっても、体調管理には十分注意する必要があります。実績を作るために多数の案件を受けてしまう人もいるかもしれませんが、それらはあくまでも副業。本業がおろそかになってしまうのは避けたいです。
副業をするうえで気をつけたいのは、休息の時間や休日がしっかりと取れる範囲で案件を受注すること。自分の力量を超えて受注すると、副業案件と本業の両方に支障をきたすリスクがあります。
収入に応じて確定申告をする
副業の収入が一定以上になったら、確定申告をする必要が出てきます。年間の所得が20万円を超えるかどうかが基準となるため、副業収入が増えてきたら自分が当てはまるかチェックしてみましょう。
参照:国税庁「確定申告が必要な方」
著作権侵害につながる案件はとらない
クライアントの中には、著作権への認識が甘いまま作業を依頼してくる人もいる可能性があります。トラブルになった際に受注した自分も不利益を被る恐れがあるため、著作権侵害につながりかねない案件は避けましょう。
まとめ
フリーランスイラストレーターには副業も含め多様な稼ぎ方があります。時間的にもスキル面でも、無理の出ない範囲で案件を受注し、少しずつイラストレーターとしての実績を作っていきましょう。
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