キャラクターデザイナーの年収はどのくらい?なり方や必要なスキルは?

キャラクターデザイナーの年収はどのくらい?なり方や必要なスキルは?
ゲームやアニメのキャラクターを描く、キャラクターデザイナー。これから目指そうとする人にとっては、年収はどのくらい稼げるのかなど、わからないことがたくさんあるはず。本記事では、キャラクターデザイナーの年収をはじめ、必要なスキル、どうやってなれるのかについて解説します。

目次

キャラクターデザイナーってどんな仕事?必要なスキルは?

キャラクターデザイナーとは、その名の通りキャラクターをデザインする仕事です。ゲームやアニメがメインになりますが、企業のマスコットキャラクターや、イベントの公式キャラクターをデザインしたりと、その種類はさまざま。

いずれの場合も、ゲームやアニメ、イベントなどのコンセプトやイメージに基づき、内容に合ったキャラクターを作り上げるのが仕事です。キャラの設定を指定されることもありますが、設定から考えることもあります。

必要となるスキルは、2Dも3Dも対応できるデッサン力に加えて、IllustratorやPhotoshopなどのツールを使いこなすスキルも必要。またクライアントやゲームプランナー、ディレクターなどとすり合わせながらの制作になるため、コミュニケーション能力も必須です

仕事内容や必要なスキルの詳細については、以下のページでも詳しく解説しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

関連記事:イラストレーターの仕事内容から案件提案まで

キャラクターデザイナーになるにはどんな方法がある?

キャラクターデザイナーになるには、ゲームやアニメの制作会社に入社することが王道のルートでしょう。デッサン力や色彩学など基本的なスキルが必須になるため、美術系の大学や専門学校などで基礎を学んだあとに就職をするケースが多いようです。

ゲームやアニメ業界以外にも、オリジナルのキャラクターが必要な業種はあります。たとえばイベント企画会社や出版社でもキャラクターは必要になりますし、メーカーでも同様です。特に、キャラクターをよく使用するおもちゃメーカーやお菓子メーカー、文具メーカーでの需要も高いでしょう。

最近ではYouTubeに載せる漫画動画用のキャラクターやSNSのアイコン、Webメディアのマスコットキャラクター作成など、仕事の幅が広がっています。未経験からキャラクターデザイナーを目指すという方は、クラウドソーシングサービスなどで少しずつ実績を積んでいくのがよいでしょう。

キャラクターデザイナーになるための方法は以下の記事でも解説しています。こちらも参考にしてみてください。

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キャラクターデザイナーの年収を徹底解説!初任給は安め?

求人ボックスなどの人材サービスサイトを見ると、新卒でキャラクターデザイナーになった場合の年収は、約250万円〜300万円からのスタートが多いようです。厚生労働省による初任給の統計調査によると、大卒男女合計の平均年収は210万円程度(令和1年度)とされているので、決して安いわけではないと考えられます。

中途採用の募集求人を見てみると、だいたい300万円〜500万円の範囲で設定している企業が多く、平均年収はそれくらいの範囲とみてよいでしょう。ただし、年収は経験やスキル、所属する業界によっても大きく異なります。一般的には、アニメよりもゲームの制作会社の方が年収がよいと言われているので、年収が気になる場合は、その点も考慮して会社を選ぶとよいでしょう。

キャラクターデザイナーが年収を上げるには?

キャラクターデザイナーが年収を上げる方法は、より大きな会社に転職するか、ほかにもスキルを身につけてキャリアアップすることです。

はじめに入社した会社でキャラクターデザインの実績や、さまざまな案件への対応力を身につけた後に、さらに大きい会社に転職するといいでしょう。一概にはいえませんが、大手であるほど安定して仕事が入ってくるため、給与も上がりやすいことが多いです。福利厚生など待遇がよくなるケースもあります。

もしくは、キャラクターデザインの仕事を通して身につけたスキルを活かし、ほかの職種へキャリアアップすることも1つの手です。グラフィックデザイナーやWebデザイナー、CGデザイナーなど、これまでの経験が活かせる仕事はたくさんあります。また、アートディレクターなど、デザインのすべてに責任をもつような上位職種に転換できれば、収入を大きくアップさせることも可能です。

スキルや実績に自身がある場合は、フリーランスになるのもよいでしょう。一度大人気キャラクターを生み出すと売れっ子になり、報酬が格段に上がることも。人気ゲームやアニメに抜擢され、話題になれば大きな収入を得られる可能性もあります。

キャラクターデザイナーの需要や将来性は?

キャラクターデザインの需要は、今後も伸び続けると考えられるため、将来性は十分にあるといえるでしょう。とくに国内ゲーム市場は毎年成長傾向にあり、市場規模が拡大しています。ファミ通のモバイルゲーム白書によると、2018年の世界におけるモバイルゲーム市場は約7兆円で、アジアだけで見ても約4兆円と世界最大規模です。

キャラクターデザイナーとしての活躍を考えるのであれば、ゲーム業界は視野に入れておいたほうがよいでしょう。2Dだけでなく、3DやCGの技術を身につけておくと、仕事の幅が広がります。

まとめ

アニメやゲーム好きな人にとっては特に夢のあるキャラクターデザイナー。好みやセンスによって判断される要素が強い職種ではありますが、一度人気キャラクターを生み出せば一躍有名になれることも。もちろん簡単な道のりではないですが、キャラクターデザイナーを目指している人はぜひ本記事を参考にして目指してみてくださいね。

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