イラストレーターの末路は悲惨?ずっと食べていける人材になるには?

イラストレーターの末路は悲惨?ずっと食べていける人材になるには?
本業として稼いでいくのが難しいとされるイラストレーター。ネット上では、うまく稼げずに悲惨な末路をたどっているという声も聞かれます。本記事では、仕事のないイラストレーターがたどった悲惨な末路と、その回避方法について解説します。


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目次

本当にあったイラストレーターの悲惨な末路

それでは早速、イラストレーターを目指した人がうまくいかずにたどった末路を紹介します。

一向にコンペで入選せず仕事がなくてニートに

自分が携わりたい案件にコンペで応募をしても、一向に入選することができずに結局ニートになるという末路をたどった人もいます。

イラストレーターの仕事のとり方として、コンペへの応募は確かに挙げられますが、そもそもコンペをあてにするのはよくありません。コンペは一度入選したら高額がもらえることもありますが、そこから継続して仕事がもらえるかどうかはまた別です。何より、入選する確率も高くありません。

上手な仕事のとり方を知らないまま、「イラストレーターといえばコンペ」と考える人も多いのが現状。コンペで毎回落選してしまい、モチベーションが下がってニートになってしまうというのも理解できる末路です。

描きたくないイラストの仕事しかない

なんとかイラストの仕事は継続してもらえるようになったものの、自分が描きたいものを選り好めるほどではく、やりたくない仕事をやっているという人も大勢います。

みんながやりたい仕事は倍率も上がるので、平均もしくはそれ以下のスキルしか持ち合わせていない程度であれば、なかなか採用してもらえません。

低報酬の仕事や、やりがいのない簡単なイラストや、アダルトなど嫌悪されるジャンルのイラストなど、倍率の低いものしか請けられないことも多いようです。

生活できないくらいしか稼げずバイトを掛け持ち

月に数万円お小遣い程度でしか稼ぐことができず、結局バイトをいくつも掛け持ちしないと生活ができないという人も。イラストの仕事はそもそも単発のものが多いこともあり、継続して安定した収入を得るのが難しいこともあります。

イラストレーターを目指していろいろな案件に応募したり、コンペに出したり、素材を販売したりといろいろやってはみたものの、結局どれも本業として稼げるほどにはならなかったという人は大勢いるでしょう。

悲惨な末路にならないためにはどうすればいい?

とはいっても、やっぱりイラストレーターの夢が諦められない人もいるはず。ここでは、悲惨な末路をたどらないためにできることを解説します。

将来の展望を立てる。思っていたのと違うとならないように

イラストレーターとして活躍するのは、決して簡単なことではありません。将来自分がどうなっていたいのか目標を設定し、達成するためのプランを立てることをおすすめします。

目標を設定する上では、できるだけ具体的に考えることを意識してください。何年後にどういう仕事で、いくら稼いでいるというイメージを持つことが大切です。そこから逆算して、今の自分に足りないことは何かを洗い出し、努力していく必要があります。

イラストレーターを目指して専門学校で勉強をしたからといって、残念ながら誰もが生活できるほどに稼げる世界ではありません。しかし、具体的な計画を立て、ひとつひとつ課題を解決していくことができれば道は開けるでしょう。

独立するなら準備をしてから!まずは副業から始めて

イラストレーターとしてフリーランスになることを視野に入れているなら、準備を徹底してからにしましょう。

何の準備もせずに独立しても、全く仕事が見つからず悲惨な末路をたどるだけ。まず仕事はどこから確保できそうなのか目処を立てることや、アピールできるだけのスキルや経験はあるのか振り返ることなど、しっかりと準備することが必要です。

また、突然独立しても仕事がないことも多いので、できれば会社員をしながらいくつか副業を請け負うところから始めてみることをおすすめします。どのくらい稼げるのかの目安がわかるようになりますし、そこから大きな案件につなげられる可能性もでてくるでしょう。

以下の記事ではフリーランスのイラストレーターが仕事を取る方法を解説しています。独立したものの仕事がとれていない方や、独立した後にどうやって仕事をもらうか心配という方は確認してみてください。

関連記事:イラストレーターの仕事の取り方を解説!営業ゼロでも仕事をもらうコツ

イラスト以外のスキルを身につける道もある

イラストレーターの仕事は単発であることが多く、安定しないもの。生活できなくなることを避けるために、ほかの仕事もできるスキルがあると安心でしょう。

イラストレーターのスキルをいかせて相性のいい職種がWebデザイナー。イラストのセンスやスキルをいかしつつ、同じクリエイティブ系の土俵で勝負ができる貴重な職種です。

Illustratorを使ってロゴを作成したり、イラストを使ったバナーを作成したり、イラストレーターとしてのスキルを活かすことができます。イラストレーターの仕事が振るわないという方は、Webデザインにも裾野を広げてみるとよいでしょう。

近年需要が高まっているWebデザインは案件数は多いため、イラストレーターの収入を補うスキルになるでしょう。Webデザイン案件のつながりからイラスト制作に繋がることもあるかもしれないので、選択肢のひとつとして考えてみてください。

参考記事:Webデザイナーに求められるスキルレベルは?未経験でも最低限必要なのは?

まとめ

イラストレーターによくある悲惨な末路をご紹介しました。確かにイラストレーターは安定しないことが多い職種ですが、うまくやればやりたい仕事につくことももちろん可能です。イラストレーターを目指す人は、ぜひ本記事を参考にして悲惨な末路を回避してくださいね。

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