QWebディレクターになるにはどうすればよいのでしょうか。
Webに関する幅広い知識やスキルが求められます。 それに加え、コミュニケーションスキル、チームマネジメント能力、営業能力、そしていい作業チームのメンバーを集められる人脈なども必要といえます。
Webディレクターの仕事を知る
◆Webディレクターとは
Webサイトを制作する際、Webデザイナー、Webプログラマー、コーダーなど、制作スタッフをリードし、プロジェクト全体の進捗管理・クオリティ管理をする仕事です。
クライアントの要望と作業現場をバランス良く統括し、サイト完成へと導きます。Webサイトを制作するにあたり、大体いくつか掛け持ちの状態で進行するため、プロジェクトを効率よく管理しなければなりません。
また、Webサイトのコアであるコンテンツのクオリティを高めるため、企画や撮影・取材にも積極的に携わる必要があります。
場合によっては、WebディレクターがWebプランナーを兼ねてプランニングを行うこともあります。
◆ワークスタイル
おおまかにすると下記のようになりますが、会社規模・業界などにより異なります。
また、Webサイト制作は、複数プロジェクトを同時進行することがよくあります。コンテンツの企画考案、企画書の作成・提案、撮影・取材に関わることもあります。
さらに、プランニング業務も兼務し、技術的な知識を求められる仕事です。
<主な仕事内容>
・プロジェクトメンバーの選定
・制作日程の設計、進捗管理
・コンテンツのクオリティ管理など
<プランナー兼任の場合>
・企画起案
・コンテンツ内容の企画
・簡単なコピーライティング
・取材、撮影など
<テクニカルディレクター兼任の場合>
・ワイヤーフレーム設計
・システム要件定義
・開発管理
・SEO施策など
必要な役割、活躍できる人
◆知識だけじゃない、Webディレクターに適した人材とは
コミュニケーションスキルが高いこと、Webプロデューサーなどの上司や制作スタッフなど、様々な立ち位置の方と円滑なコンタクトがとれ、統率力があることが重要です。
主体的かつ能動的に動ける力や、社内外の人とのコミュニケーション力、プロジェクトに関わるすべてのスタッフやプロセスに細かく目配りできる力です。
もちろん、技術的なスキルは必要ですが、ヒューマンスキルが最も重視されていることは間違いありません。
チームリーダーとしての役割もあるため、チーム内のコミュニケーションも非常に重要です。
ここで難しいのが、エンジニアやデザイナーとの会話です。
単純にコミュケーション能力あればできるかというと、そうではありません。Webディレクターは、エンジニアやデザイナー達とコミュニケーションをとるため、最新の技術や、デザインのエビデンスなどについて、大体ポイントを押さえておく必要があります。
ですから、Web全般の様々なことに興味をもつことも、向いているかどうかの基準になるでしょう。クライアントの要望を、明確にエンジニアやデザイナーに要約して伝えたり、またその逆も求められます。
Webディレクターに必要なスキルとは
◆Webディレクターになるために
この仕事を選ぶうえで、Webに関する広範な知識やスキルというのは当然必要です。
それに加えて、コミュニケーション能力、チームマネジメント能力、営業能力、そしていい作業チームのをつくれるような人脈も必要です。
◆Webディレクターに必須なもの
・制作スキル
・ドキュメント
・リサーチ、情報収集力
・経営学のスキル
・アクセス解析スキル
・統計スキル
・企画、提案スキル
・プレゼンテーションスキル
・法律の知識
・語学スキル
・チームワーク、コミュニケーションスキル
Illustrator、Photoshop、Dreamweaverなどの操作スキルが必要だと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。
ただし、プランニング、コンテンツ制作などの企画、提案、プログラミング、デザイン、HTML・CSSコーディングについての理解があれば、クライアントや制作スタッフとの円なコミュニケーションにつながります。
Webディレクターとして、より活躍を望むのであれば、色々なスキルを伸ばすといいでしょう。
◆あると便利な資格
・社団法人全日本能率連盟登録資格Web検定
・ネットマーケティング検定試験
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