HTMLコーダーに将来性はない?活躍し続けるためのキャリアプラン
Webエンジニアの中では比較的目指しやすいのが特徴のHTMLコーダー(Webコーダー)。Web制作の需要が増えているとはいえ、今後の需要や将来性が気になるところですよね。本記事では、HTMLコーダーの将来性について解説します。
目次
- HTMLコーダーに将来性はない?その理由は?
- HTMLコーダーにはならない方がいい?
- HTMLコーダーのキャリアアップにはどんな職種がある?
- HTMLコーダーからWeb業界に入った人は独立後も稼ぎやすい!
- まとめ
HTMLコーダーに将来性はない?その理由は?
HTMLコーダーとしてコーディングだけをやり続けることを前提に言うと、将来性はないと言えます。いちばんの理由は、機械によるコーディングの自動化が進んだためです。
今では、コーダーとしてコーディングのルールや書き方を知らなくても、誰でも簡単にWebサイトが作れるようになりました。感覚的な操作で自分好みのサイトを制作できるCMSなどが大きく普及したことにより、HTMLコーダーに依頼してWebサイト制作を依頼する人が減ったのだと言えるでしょう。
今後ますます自動化は進み、今以上に高機能なサービスができると予測されるため、HTMLコーダーとしてコーディングするだけの人は需要がなくなってしまうと考えられます。
HTMLコーダーにはならない方がいい?
将来性がないということは、HTMLコーダーにはならない方がいいと考える人が多いかもしれませんが、決してそういうわけではありません。
HTMLコーダーとしてずっと活躍していきたいという人は難しいかもしれませんが、Web業界で活躍したいならまずはHTMLコーダーを目指してみることをおすすめします。
HTMLコーダーは、Webエンジニアのなかでも最も難易度が低い職種です。HTMLやCSSの知識を身につけるのは、独学でもそこまで難しくありません。まずはHTMLコーダーとしてWeb業界に入り、そのスキルをベースにして業務を広げていけば、Web業界で高収入を得ることが可能です。
HTMLコーダーのキャリアアップにはどんな職種がある?
前項でお伝えしたように、HTMLコーダーのスキルだけでは将来性が危ういので、キャリアアップをしていくことが必要です。ここでは、HTMLコーダーのキャリアアップにおすすめな職種を紹介します。
Webデザイナー
HTMLコーダーを経験しながらでもスキルが身につけられるWebデザイナー。HTMLコーダーのなかには、Webデザイナーの仕事も兼任している人がいるくらい、スキルに互換性があります。
Webデザイナーは、IllustratorやPhotoshopなどを使ってWebサイトやアプリをデザインするのが仕事です。それをコーディングまで行うWebデザイナーもいれば、そのあとHTMLコーダーにコーディングを任せるWebデザイナーもいます。
デザインからコーディングまで、一気通貫で実装できるスキルがあれば、フリーランスとしての仕事も取りやすくなりますよ。デザインに興味がある方は、デザインスキルを伸ばしていくのがおすすめです。
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、HTMLコーダーのスキルを拡張した職種です。HTML、CSSはもちろん、JavaScriptをフルスクラッチで書けるなど、フロントの言語を使いこなせることが必須。ReactやVue.jsなどのライブラリー、フレームワークを習得する必要があります。
さらに難易度の高いコーディングスキルを求められますが、業務の幅やできることがかなり増えるので、年収を上げることも可能です。コーディング業務に楽しさを感じる人は、フロントエンドエンジニアとしてキャリアを伸ばすのがよいでしょう。
Webディレクター・Webプロデューサー
Web制作の進行管理を行うのが、WebディレクターやWebプロデューサー。Webディレクターとしての経験を積み、Webプロデューサーになるのが一般的なキャリアパスです。
Webディレクターは制作現場に深く入り、要件定義やテストを行うため、HTMLコーダーとしてのスキルがダイレクトに生きるでしょう。
Webプロデューサーは事業そのものを監督するため、ビジネス戦略の立案から予算の確保、人員計画やコンセプト設計など、経営視点が求められる難しい仕事です。より上流の工程を担当することになるので、とくにリーダーシップや戦略立案の力はWebディレクターよりも高く求められます。
Webディレクター、Webプロデューサーともに比較的年収の高い職種であり、活躍できる会社が多いのでおすすめのポジションです。コミュニケーションが得意な方や数値・タスク管理が得意な方に向いています。
HTMLコーダーからWeb業界に入った人は独立後も稼ぎやすい!
HTMLコーダーとしてWeb業界へ入り、先述したようなプログラミングスキルやデザインスキル、ディレクションスキルなどを一通り網羅した人は、独立してフリーランスになった後も稼ぎやすいのが魅力。
デザインをしてコーディングもできる、さらにフロントエンドも構築ができる、ディレクションもできるとなると、基礎から応用までWeb制作をまるっと理解している人材だからです。
特に最近では、特定のスキルだけでなく、幅広いスキルを持った人材が好まれるのが特徴です。フリーランスになったあとも多くの案件で重宝される人材になれるので、HTMLコーダーを目指している人はぜひさまざまなスキルを身につけてください。
まとめ
HTMLコーダーになってさまざまな経験を積むことで、将来の選択肢が増えます。HTMLコーダー自体に将来性はそこまでありませんが、このような見方をすれば、将来性はむしろ高いと言えるでしょう。いまHTMLコーダーになるか悩んでいる人は、ぜひ本記事を参考に検討してみてくださいね。
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