2016年1月25日

SEOを学んで仕事の幅を広げよう

Webデザイナーが最低限知っておきたいSEOの基礎知識&ツールまとめ

Webデザイナーが最低限知っておきたいSEOの基礎知識&ツールまとめ

WebデザイナーだからSEOは関係ない、なんて思っていませんか?
SEOはWeb集客に欠かせない要素です。SEOを無視したデザインやコーディングをしたために、事業の成長を阻害してしまうかもしれません。
サイト内部構造を最適化する内部SEOの知識は、デザイン・コーディングをするWebデザイナーにとって無縁のものではないのです。
 
今回は、Webデザイナーが最低限知っておきたい、SEOの基礎知識やツールについて解説します。
なんとなく難しそうだから、今まで勉強するのを避けてきたという方も、この機会にSEOを学び、仕事の幅を広げてはいかがでしょう。
 

 

SEOの概要

ご存知の方も多いと思いますが、知らない方のためにまずSEOとは何か?について解説したいと思います。
 
SEOは、「Search Engine Optimization:検索エンジン最適化」の略です。
Googleをはじめとする検索サービスの検索結果において、上位表示させるための施策をSEOと呼びます。
 
Yahoo!は以前は独自のアルゴリズムを使用していましたが、2010年7月にGoogleと提携し、現在はGoogleのアルゴリズムを使用しています。
GoogleもYahoo!も、検索順位を決める仕組みは一緒なので、検索結果にほとんど違いはありません。
 
検索サービスには他にMicrosoftのBingなどもありますが、GoogleとYahoo!を合わせて90%以上のシェアを誇っています。
そのため、SEOは実質的にGoogleへの対応がメインとなります。
 

 

SEOの基礎知識

 
コーディングの際に最低限押さえておくべきSEOの基礎を解説します。
ごくごく初歩的な内容ですが、これを知らないのはSEOにおいて致命的といえるポイントです。
 

h1、titleタグをユニークにする

h1タグはページの大見出し、titleはページの主題となる重要なタグです。
これが重複してしまっていたり、ページの内容から乖離していたりすると、Googleにコンテンツの内容が正しく伝わりません。
 
h1、titleタグは各ページに対しユニークかつページの内容を端的に示す内容にしましょう。
また、ユーザーが検索しそうなキーワードを含めることも大切です。
しかし、キーワードの詰め込み過ぎは逆効果ですので、なるべく日本語として不自然にならないように注意してください。

 

見出しタグ(h1、h2、h3…)のルールを守る

h1以下の見出しタグは、h2、h3、h4、h5、h6と続きます。
見出しタグは、ユーザーと検索エンジンにページの構成を伝える役割があり、記述にはルールがあります。

 
h1は1ページにつきひとつ

h1タグは、1ページにつきひとつだけ使ってください。
1ページで複数使ってはいけません。
HTML5では複数のh1タグの使用が認められていますが、検索エンジンに対し誤ったメッセージを発してしまう可能性はゼロではないため、あえてh1タグを複数使用してリスクを高める必要はないでしょう。
 

h1以下のhタグの記述の順番

h1以下のh2、h3、h4、h5、h6と続く見出しタグは、1ページにつき複数回使うことができますが、記述には順番があります。
 
h1の後にh2、h2の後にh3というように、数字の若い順に記述するのがルールです。
h1の後にh3を記述するなど番号を飛ばしたり、h1 → h3 → h2など順番を無視して記述してはいけません。
ただし、h2、h3の順に記述し、その後にまたh2、h3を記述するなど、h1以下の見出しタグは番号順を守れば複数回記述しても問題ありません。

 


 

meta description

meta descriptionは、検索エンジンにページの概要を伝えるためのタグです。
また、ユーザーが検索結果を見たときに、どんなページなのかをわかりやすく伝えるために設定しておきます。
 
たとえば、弊社のサイトを検索すると、以下のような検索結果が表示されます。
タイトルの下の赤枠で囲んだ部分(スニペットと呼ぶ)がmeta descriptionで設定した箇所です。

 

 

meta descriptionは検索結果の順位に影響するわけではありませんし、設定していても検索エンジンが勝手に書き換えたり、表示されなかったりすることもありますが、クリック率を高めるために正しく設定しておいた方が望ましい項目です
h1やtitleと同じく、全ページ同じでは意味がありませんので、ページごとに記述する必要があります。
ページ数が多く、それぞれにユニークなdescriptionを設置することが難しい場合は、コンテンツの冒頭を自動的に抜粋したり、重要なページのみに設置をしたりするとよいでしょう。
なお、descriptionの文字数は100~120字程度が目安です。

 

パンくずリストを設置する

パンくずリストは、今現在、Webサイト内のどのページ・階層にいるのかをリスト化したものです。
通常はページ上部に表示し、ユーザーが現在のどの階層にいるのかを視覚的に示します。

この記事が掲載されているページで言うと、ページ上部に位置する赤枠で囲んだ部分がパンくずリストにあたります。


 
パンくずリストはユーザーのためだけでなく、検索エンジンにもページの階層を伝える役割があります。
検索エンジンのクローラは、内部リンクを辿ってサイト内を巡回するため、パンくずリストを設けることでサイト内の構造を理解してもらいやすくなります

 

SEOに役立つGoogleの無料ツール

Googleが提供しているツールの中で特にSEOに関係するのは、Search Console、Analytics、AdWordsのキーワードプランナーの3つです。
これら3つのツールはいずれも無料で、SEOの分析に広く活用されています。

 

Google Search Consoleに登録する

以前はGoogleウェブマスターツールという名称でしたが、2015年5月よりGoogle Search Consoleに名称変更されました。
Google Search Consoleは、Google検索結果でのサイトのパフォーマンスを監視・管理するための無料ツールです。
 
Webサイトが検索エンジンに何ページインデックスされているか、検索結果にどれくらい表示されているかなどの情報を調べたり、インデックスを促すためのサイトマップの送信ができたりします。
サイトを公開したときには登録必須のツールと言えるでしょう。
Search Consoleの詳細や登録方法は、公式サイトを参照してください。
 
参考:Google ウェブマスター - サポート、学ぶ、つながる、Search Console – Google
https://www.google.co.jp/intl/ja/webmasters/#?modal_active=none

 

Google Analyticsに登録する

Google Analyticsは無料で利用できるアクセス解析ツールです。
無料ながら、機能が非常に充実していて、SEOのみならずWebマーケティングには欠かせません。
 
アクセス数、ユーザー数、平均セッション時間(滞在時間)、直帰率、新規セッション率、ユーザーの環境、ユーザーの使用デバイスなど、さまざまなデータを取得できます。
Google AdSenseやGoogle Search Consoleとの連携も可能です。
 
参考:・Google アナリティクス公式サイト - ウェブ解析とレポート機能 – Google アナリティクス
https://www.google.co.jp/intl/ja/analytics/

 

Google AdWords・キーワードプランナー

Google AdWordsは、PPC型(クリック報酬型)のオンライン広告プログラムです。
広告を出稿するには費用がかかりますが、登録するだけであれば無料です。
 
Google AdWordsの機能のひとつであるキーワードプランナーは、検索のボリュームやロングテールキーワードを調べるのに役立ちます。
キーワードプランナーの利用は無料で、Google AdWordsに登録すれば誰でも利用できます。
 
SEO対策をする上で、キーワードの選定は非常に重要な作業です。
検索ボリューム(検索回数)がほとんどないキーワードで上位表示されてもアクセスが期待できませんし、検索ボリュームが多いビッグキーワードは競争率が高いため、上位表示を狙うのが厳しくなります。
 
キーワードプランナーは、キーワードを複数つなげたロングテールキーワードを探すのに役立ちます。
一定の需要があり、かつ競争率が低いロングテールキーワードは、上位表示を狙いやすいという利点があります。
キーワードプランナーを使えば、ユーザーがどんなキーワードで検索しているのかを知ることができるので、サイトやブログのコンテンツを作成する前に調べておきましょう。
 
参考:Google AdWords(アドワーズ)PPC型のインターネット広告
https://www.google.co.jp/adwords/
キーワード プランナーについて - AdWords ヘルプ
https://support.google.com/adwords/answer/2999770

 
 

Googleのアルゴリズム

Googleは、検索結果の順位を決めるために200以上のアルゴリズムを用いています。
詳細なアルゴリズムは公開されていませんが、SEO業界で広く名が知られている有名なアルゴリズムがいくつかあります。
検索順位に大きく関係しているので、パンダアップデート、ペンギンアップデート、モバイルフレンドリーアップデートの3つは押さえておきましょう。

 

パンダアップデート

SEO業界に大きな衝撃をもたらした、有名なアルゴリズムです。
パンダアップデートは低品質なコンテンツを検索結果から除外するためのアルゴリズムで、2011年に英語圏を中心に導入され、日本では遅れて2012年7月に導入されました。
 
パンダアップデートで低品質とされたのは、オリジナリティの低い、内容の乏しいコンテンツです。
一部の文字だけ置換したページや、他サイトからコピーしたコンテンツなどはパンダアップデートによって検索結果の上位にほとんど表示されなくなりました。

 

ペンギンアップデート

ペンギンアップデートが導入されたのは2012年4月のことです。
主に外部リンクに関連するスパム行為を行っているサイトの順位を下げる目的で導入されました。
自作自演リンクの大量生成や、リンクの売買などがペンギンアップデートの主なターゲットです。

 

モバイルフレンドリーアップデート

モバイルフレンドリーアップデートは2015年4月に導入されたアルゴリズムで、スマートフォンで使いやすいページのモバイル検索の順位を引き上げる目的で導入されました。
PCとスマートフォンでは画面サイズや操作性に違いがあるため、スマートフォン向けの検索結果にはスマートフォンで使いやすいWebサイトを上位に表示したほうがユーザーの満足度が高まるだろうという意図です。
実際のところ、現状ではPCとスマートフォンでそこまで検索順位に大きな乖離が出ているケースは少ないのですが、ユーザビリティのことも考えるとスマートフォン最適化はいまや必須といえるでしょう。
なお、モバイルフレンドリーかどうかはGoogleの提供するツール「モバイルフレンドリーテスト」でチェックができます。
 
参考:モバイル フレンドリー テスト
https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/?utm_source=wmc-blog-ja&utm_medium=referral&utm_campaign=mobile-friendly
 

2016年現在、コンテンツの質を重視した、いわゆる「コンテンツSEO」が主流になっています。
パンダアップデートやペンギンアップデートの導入により、ユーザーにとって価値のある良質なコンテンツが検索結果で上位表示されやすくなったためです。
前半で解説した基本的なSEOを押さえつつ、ユーザー視点に立ったサイトの設計、価値のある良質なコンテンツの制作していくことがSEOのスタンダードとなっています。
仕事の幅を広げたい、成果の出るサイトを制作したい方は、SEOについて勉強してみてはいかがでしょう。


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