Webディレクターになるための勉強法を解説!未経験が学ぶべき3つのこと
Web制作を牽引し、プロジェクトを納期通りに遂行するWebディレクター。Webディレクターを目指しているとはいっても、一体どんな勉強をやればいいのかわからないこともありますよね。本記事では、未経験でWebディレクターを目指す人に向けて、やるべき勉強や方法について解説します。
目次
Webディレクターになるために勉強すべき3つのこと
それでは早速、Webディレクターになるために必要な勉強について解説します。Webディレクターの業務範囲は幅広く、携わる領域によって必要な知識・スキルは異なりますが、まずはベースとなる知識を身につけましょう。
Web制作に関する基礎知識
Webディレクターのベースとして必要なのがWebに関する知識。Webサイトがどのように作られているか、どんな職種の人間が関わっているのかを知っておきましょう。また、デザイナーやエンジニアが、それぞれどのような役割を担っているのか把握しておくことも必要です。
Webディレクターが制作に直接携わることは少ないですが、デザイナーやエンジニアに要件を伝えるため、プログラミングやWebデザインの知識を身につけておく必要があります。専門用語もわかるようにしておきましょう。
プログラミング言語で言えば、最低限HTML・CSS・JavaScriptの3つ。書けなくても大丈夫なので、仕組みを理解しておくだけでも十分です。Webデザインに関しては、配色・レイアウト・タイポグラフィなどの基礎を学習しましょう。
企画書の作成やプレゼンの仕方
Webディレクターには、企画書を作成して社内でプレゼンをしたり、クライアントに提案したりする機会が豊富にあります。パワーポイントやエクセルなど、企画書を作るツールを使いこなすことはもちろん、効果的な見せ方も学んでおきましょう。
こういった書類はただ単に作ればいいわけではなく、いかに相手に伝わるものにできるかどうかが重要。現状分析から始まり、課題と解決策の提示、費用対効果の説明をするなどストーリーを考えることも大切です。
企画書や提案書のノウハウはネット上でもたくさん公開されています。例えば、「企画書 CTPT」などと調べると王道の作成方法が見つかりますよ。
時間・人・お金のマネジメント能力
Webディレクターは、プロジェクトに関わるスケジュールだけでなく、関わるメンバーや予算までしっかりと管理する必要があります。タスク管理の方法や利用するツールにどのようなものがあるかは調べておきましょう。
マネジメントは、勉強して学べることが少なく、どの分野においても簡単にこなせるものではありません。なかでもピープルマネジメントは最も困難になるでしょう。
実践で経験していくことで学ぶ内容がほとんどですが、あらかじめ書籍などで事前知識をつけておいたほうがスムーズです。マネジメントに関して書かれた本はたくさんあるので、いくつか手にとって読んでみるといいでしょう。
どうやって勉強するのがいい?勉強方法について解説
次に、Webディレクターに必要な勉強をどうやって行うのがいいかについて解説します。
本を読んで勉強
最も身近で手軽なのが、本を読んで勉強をする方法です。ECサイトで検索すると、たくさんのWebに関する本が見つかります。興味が持てるものを読むのが一番ですが、以下におすすめのものを記載したので参考にしてみてください。
Webディレクションの流れを解説してくれているものなど、ディレクションに特化した本はもちろん、Web全般に関する基礎知識が書かれた本も手にとってみるといいでしょう。
ほかにも、Webマーケティングに関する本や、Webライティングに関する本など、ディレクターとしての仕事に役立つ本はたくさんあります。書籍による自己研鑽は欠かせないので、一度自分に合った本を探してみてください。
・『Webディレクション標準スキル152 企画・提案からプロジェクト管理、運用まで』(日本WEBデザイナーズ協会:編集)
・『なんとなく企画クリエイティブの仕事をしたいと思っている人のなんとなくをなんとなくじゃなくする本 なんクリ 』(福田 敏也:著)
・『Webディレクション標準ガイド プロジェクト始動からサイトの設計・構築まで 』(WDG作成プロジェクト:著)
セミナーや勉強会に参加
Webディレクターを目指す人向けに、セミナーや勉強会を開催している会社もあります。プロの講師によって幅広いテーマで講座が行われており、同じ未経験の人が集まるためいい交流にもなるでしょう。
Webディレクション業務に直接関わることだけでなく、Web制作全般、働き方に関することなど、テーマは幅広く用意されています。ものによっては無料のものも多数あるので、自分のニーズや予算に応じて選んでみてください。
単発の開催であったり、セミナーだけではインプット量が十分でなかったりすることもあるため、知識を補う目的で利用するのがよいでしょう。
スクールに入会
お金に多少余裕があるという人は、スクールに入会するのもひとつの手。モチベーションが保ちやすいことや、わからないことがあったらすぐに聞けることがスクールの主なメリットです。転職先の紹介をしてくれるスクールもありますよ。
また、比較的高いお金を払う以上、徹底的にWebディレクションが学べるのもメリットといえるでしょう。ひとりではサボってしまう、わからないことがあるとやる気がなくなるなど、独学が苦手な人にはスクールがおすすめです。
マンツーマンで講義が受けられるものや、短期集中で取り組めるもの、オンラインでも受けられるものなど、種類やテーマは豊富。気になる人は一度調べてみてくださいね。
ある程度知識がついたらあとは実践あるのみ!
Webディレクターのスキルを本格的につけていくには、残りは実践あるのみです。ここまでで紹介した勉強方法は、あくまでも机上での学びに過ぎません。もちろん知識をインプットしておくことは重要かつ欠かせないことですが、それだけではWebディレクターとして経験者とは言えませんよね。
何よりも現場にどんどん出て、いろいろなクライアントとやり取りをし、制作メンバーと一緒に仕事を進めていくことで本格的なスキルが身についていきます。予期せぬトラブルに見舞われることもありますが、むしろそれこそが学びです。
就職する際は未経験OKの求人を探しましょう。はじめは希望の求人につくことは難しいかもしれませんが、ステップアップのための一歩と捉えて前向きに取り組んでみてください。
まとめ
習うより慣れろとよく言われるとおり、Webディレクターとしてのスキルも現場での経験を重ねてこそ身につくものです。とはいえ、事前に自分で勉強し、知識を身につけておくことは必要不可欠。これからWebディレクターを目指す人は、まず基本的な知識をインプットし、その後はどんどん実践を重ねてスキルアップを目指してみてくださいね。
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