イラストレーターの年収ランキングは?年収アップのコツも併せて解説

イラストレーターの年収ランキングは?年収アップのコツも併せて解説
イラストレーターに憧れる人は多くいますが、実際にどれくらい稼げる職種なのでしょうか。本記事では、イラストレーターの年収ランキングをご紹介。今後イラストレーターを目指す人は、一つの目安として参考にしてください。

目次

イラストレーターの年収ランキング

さっそく、イラストレーターの年収ランキングを見てみましょう。

経験年数別の年収ランキング

レバテッククリエイターの単価診断結果に12をかけて1年分とし、経験年数別の年収を算出しました。診断年数は、「経験なし」「1年未満」「1年~2年」「2年~3年」「3年~5年」「5年以上」の6種類。ブランク「なし」の場合で算出しています。

・1位…540万円(経験年数5年以上、単価45万円)
・2位…420万円(経験年数3年~5年、単価35万円)
・3位…372万円(経験年数2年~3年、単価31万円)
・4位…312万円(経験年数1年~2年、単価26万円)
・5位…276万円(経験年数1年未満・なし、単価23万円)

実務経験年数が長くなるほど単価は高くなる傾向にありますが、スキルや使用できるツールによっても変わります。上記の年収はあくまで目安としてください。

イラストレーターの年収は他職種と比べて高い?

イラストレーターの年収は営業職や企画職、エンジニア職などと比べると低い傾向にあります。また、イラストレーターが分類されるクリエイティブ職というくくりで見ても、決して高いとは言えません。

ひとつの原因としては、稼げていないイラストレーターが大きく平均年収を引き下げている可能性が考えられます。イラストレーター協会の過去の調査では、年収100万円未満のイラストレーターが5割以上を占めているというデータも。

年収1000万円を超えるイラストレーターもいることを考えると、稼げる人と稼げない人でかなりの年収差がある職業といえるでしょう。イラストレーターは人によって年収が大きく異なるので、平均年収はあまり参考にならない可能性が高いです。

イラストレーターが年収を上げていくために必要なこと

せっかく好きなイラストを仕事にするのであれば、創意工夫で年収アップを目指していきたいものです。ここでは、イラストレーターが年収を上げていくのに必要なことを見ていきましょう。

多様な媒体に対応できるようにする

イラストレーターはクライアントの要望に沿って作品を作ることが求められるため、幅広い媒体に対応できる人は給与交渉時や転職時に有利になる可能性があります。

一口にイラストといっても、書籍や雑誌の挿絵、ポスター、チラシ、ゲームなど媒体はさまざまです。描ける媒体の種類が多いほどイラストレーターとしての市場価値が高まり、年収アップにつながります。

フリーランスイラストレーターであれば参画できる案件の幅が広がり、高単価案件も獲得しやすくなるでしょう。

イラストを描くこと以外のスキルも高める

給与額が高い求人、高単価のフリーランス案件には、イラスト以外のスキルを持つイラストレーターを募集するものもあるでしょう。

近年は、Web制作や画像・動画編集、デザイン、アニメーション制作など幅広いスキルを持つ人材が重宝されやすいようです。Web制作においては、ユーザーの使い勝手を重視するUI/UXデザインの需要も高いとされます。

イラスト以外に上記のようなスキルを高めていけば、会社員、フリーランス問わず長く活躍できるイラストレーターになれるでしょう。

セルフマネジメント力を強化する

セルフマネジメントに長けたイラストレーターは作業効率が良く、「ハイクオリティの作品を素早く仕上げられる人材」として高年収につながる可能性も。イラストレーターの仕事には納期がある以上、計画的に作業を進める能力が求められます。

特にフリーランスイラストレーターの場合、会社員よりもさらにセルフマネジメントに気を遣う必要があります。フリーランスになると、スケジュールを管理する上司がおらず、作業の進め方がすべて自己裁量となるためです。

オリジナリティを大切にする

イラストレーターはクリエイティブな職業であるため、オリジナリティのある絵は代えがきかず、一定の需要があると予想されます。

AIの発達でイラストレーターが要らなくなるのではないかという説もありますが、今後も人間が描いた作品ならではの温かみに価値を見出す人もいるでしょう。オリジナリティが高いイラストが描ける人は、引き続き重宝されそうです。

トレンドを追い続ける

年収アップには独自性の強さとともに、トレンドを追い続ける姿勢も必要になります。

イラストレーターは他者の要望に基づいてイラストを作成する以上、「今世の中でどのようなものが流行っているのか」「今時の人たちはどのような作品に魅力を感じるのか」考えることを避けては通れないでしょう。

なお、イラストレーターとして経験を積んだ後、別の職種にキャリアチェンジまたはキャリアアップすることで、さらに年収が上がるケースもあります。イラストレーターのキャリアパスについては、下記記事をご参照ください。

イラストレーターは年収1000万円を目指せる?

高年収の基準として、年収1000万円を挙げる人もいるでしょう。ここでは、イラストレーターも年収1000万円が目指せるかどうかを考えてみましょう。

イラストレーターにとって年収1000万円は高い目標

年収ランキングを見る限り、年収1000万円を稼ぐのはかなり難しそうです。年収1000万円を目指す場合は、作業量を増やしたり経験を積んだりするのはもちろん、個人としてのブランド力も必要でしょう。

年収1000万円を目指すならフリーランスで高単価案件を狙う

年収1000万円を狙えそうな方法の一つに、フリーランスになって高単価案件を受注し続けることが挙げられます。ただし、フリーランスになるには経験・実績とともに高いスキルが必要になるため、ハードルは高いです。

以下の記事では、年収1000万円を目指すための方法を解説しています。高収入を得たい人はチェックしてみてください。

関連記事:イラストレーターで年収1000万は可能?収入を増やす方法を解説!

フリーランスイラストレーターとして稼ぐコツ

イラストレーターといえば、フリーランスで働くイメージを抱いている人もいるでしょう。最後に、イラストレーターがフリーランスとして稼ぐコツを紹介します。

WebサイトやSNSで情報発信する

個人サイトやSNSで日常的に情報発信しているイラストレーターは、案件獲得の可能性が高まります。Web上では大勢の人に情報が公開されるので、イラストを目にした人から作業を依頼されることも考えられます。

交流会や作品販売ができるイベントに参加する

イラストレーターが集まる交流会、作品販売ができる大規模イベントなどは、人脈を作ったり案件を獲得したりするチャンスです。

そのような場では多くのイラストレーターやクライアントが情報を交換し合っており、自然と仕事のことが話題に上るでしょう。ファンと直接話せる貴重な機会でもあるため、積極的に足を運ぶのが得策です。

もともとある人脈を活かす

既存の友人・知人から案件を提案されるケースもあるため、もともとの人間関係も大切に。会社員時代から人脈の構築を意識し、知り合った人たちとは定期的に連絡を取り合うようにしましょう。

フリーランス向けエージェントを利用する

自分のスキルレベルや経験に合った案件を効率的に見つけたい場合は、フリーランス向けエージェントを利用するのも良い方法です。担当者がフリーランスと企業の仲介をしてくれるので、営業が苦手なイラストレーターにも適しています。

まとめ

イラストレーターは年齢が上がったり、経験年数が増えたりするごとに年収が上がる傾向にあります。しかし、ランキングはあくまでも目安。本気で高収入のイラストレーターを目指したい人は、着実にスキルアップし、オリジナリティを磨いていくことが肝要です。

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