Webデザイナーの年収は低い?少しでも収入を上げるには?
度々ネット上で目にする、Webデザイナーの年収が低いという声。会社勤めとフリーランスとでも差が出るのか、本当に年収は低いのかが気になる人もいますよね。今回は、Webデザイナーの平均年収と、少しでも高くする方法について解説します。
国税庁が発表しているデータを見てみると、給与所得者全体の平均年収は467万円。このことから、Webデザイナーの平均年収は著しく低くはないものの、決して高いとは言えません。
ちなみに性別でわけてみると、デザイナーの平均年収は男性が約465万円、女性が369万円(いずれも2018年時点)。女性のほうが低いのは、男性に比べて出産・育児等を理由に正社員以外の形態で働く人が多いためです。Webデザイナーの年収に関しては以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:Webデザイナーの平均年収は?収入UPの方法も解説!
クラウドソーシングサービスに掲載されている仕事を見ると、バナーの作成1件が1,000円程度であることも多いのが現状です。
平日の夜や週末の副業、主婦のお小遣い稼ぎとしてなど、手軽に収入源を得られるクラウドソーシングサービスの普及により、簡単な作業は安価でやり取りされるようになったと考えられます。
NoCodeと呼ばれる「ノーコード開発プラットフォーム」も広く普及し、コーディングスキルがなくてもWebサービスやアプリを簡単に開発できてしまう時代に。AIによる自動コーディングサービスも、じわじわと成長し始めています。
多少難しい作業が必要であっても、例えばWordPressなど人気のツールであれば、検索するとすぐに解決策が出てきます。
それにより、これまでのような簡単なデザインは依頼されなくなったか、依頼されても安価になってしまったものと考えられるでしょう。
マーケティングスキルがあれば、ユーザーが何を求めているかを知り、それをデザインに反映させることが可能に。
作ったデザインを正しく作り上げるためには、エンジニアと対等にすり合わせができるかどうかも重要です。コーディングの知識がなければ、納期や記述方法が妥当なのかを把握することができません。
そして何より重要とも言えるのが、コミュニケーションスキル。クライアントの希望を的確に吸い上げ、ときには納期や内容の交渉をしながら完成まで持っていくためには、ミスコミュニケーションがあってはいけません。チーム内の人たちを動かして仕事を進めるためにも、円滑で的確なコミュニケーションはマストです。
Webデザイナーという職業名でありつつも、Web制作のすべてを担える人材になることが重要です。
関連記事:Webデザイナーに必要なスキルは?【スキルアップの方法も解説】
会社に勤めていれば、どれだけ多くの案件を任されたとしても労働量に比例して給料が増えるわけではありません。固定残業代がついていたり、裁量労働制であったりすることも多いので、残業代も多くは期待できませんよね。
独立してフリーランスになれば、仕事を請け負えば請け負っただけ収入が増えていきます。もちろん案件の探し方や選び方にはコツが必要ですが、賢く進めていけばサラリーマン時代よりも高収入を狙える可能性は高いです。
まずは副業から始めてみて、軌道に乗る兆しが見えたら独立するのもいいでしょう。
関連記事:フリーランスWebデザイナー仕事の取り方【エージェント利用はおすすめ?】
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目次
Webデザイナーの平均年収はどれくらい?
デザイン政策ハンドブック2020によると、プロダクトデザイナーなども含むデザイナー職全体の平均年収は約416万円。転職サイトなどでWebデザイナーの平均年収が360万円~450万円と発表されていることを考慮に入れると、Webデザイナーの平均年収は400万円前後と考えてよさそうです。国税庁が発表しているデータを見てみると、給与所得者全体の平均年収は467万円。このことから、Webデザイナーの平均年収は著しく低くはないものの、決して高いとは言えません。
ちなみに性別でわけてみると、デザイナーの平均年収は男性が約465万円、女性が369万円(いずれも2018年時点)。女性のほうが低いのは、男性に比べて出産・育児等を理由に正社員以外の形態で働く人が多いためです。Webデザイナーの年収に関しては以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:Webデザイナーの平均年収は?収入UPの方法も解説!
なぜWebデザイナーの平均年収は低いの?
次に、Webデザイナーの平均年収が低い理由として考えられることを解説します。クラウドソーシングの普及によりデザイン業務の価値が下がりつつある
クラウドソーシングの普及により、どんな会社も手軽にデザイン業務を外注することができるようになりました。それにより、バナーやLP制作、画像加工などWebデザイナーが行っていた仕事の価値が下がりつつあるのが1つの要因だと考えられます。クラウドソーシングサービスに掲載されている仕事を見ると、バナーの作成1件が1,000円程度であることも多いのが現状です。
平日の夜や週末の副業、主婦のお小遣い稼ぎとしてなど、手軽に収入源を得られるクラウドソーシングサービスの普及により、簡単な作業は安価でやり取りされるようになったと考えられます。
Webサイトも簡単に作れるようになった
最近では、簡単なWebサイトであれば知識がなくても誰でも簡単に持つことができるようになりました。Webデザイナーがいなくても、サイトの枠やデザインを選択していくだけで設定することが可能です。NoCodeと呼ばれる「ノーコード開発プラットフォーム」も広く普及し、コーディングスキルがなくてもWebサービスやアプリを簡単に開発できてしまう時代に。AIによる自動コーディングサービスも、じわじわと成長し始めています。
多少難しい作業が必要であっても、例えばWordPressなど人気のツールであれば、検索するとすぐに解決策が出てきます。
それにより、これまでのような簡単なデザインは依頼されなくなったか、依頼されても安価になってしまったものと考えられるでしょう。
Webデザイナーが年収を上げるにはどうしたらいい?
次に、これからWebデザイナーが年収を上げていくためにはどうしたらいいかについて解説します。デザイン以外のスキルも身につけること。機械に代わられない価値を
これからのWebデザイナーには、デザイン以外のスキルが必要不可欠です。マーケティングスキルやコミュニケーションスキル、コーディングスキルなど、幅広く身につける必要があります。マーケティングスキルがあれば、ユーザーが何を求めているかを知り、それをデザインに反映させることが可能に。
作ったデザインを正しく作り上げるためには、エンジニアと対等にすり合わせができるかどうかも重要です。コーディングの知識がなければ、納期や記述方法が妥当なのかを把握することができません。
そして何より重要とも言えるのが、コミュニケーションスキル。クライアントの希望を的確に吸い上げ、ときには納期や内容の交渉をしながら完成まで持っていくためには、ミスコミュニケーションがあってはいけません。チーム内の人たちを動かして仕事を進めるためにも、円滑で的確なコミュニケーションはマストです。
Webデザイナーという職業名でありつつも、Web制作のすべてを担える人材になることが重要です。
関連記事:Webデザイナーに必要なスキルは?【スキルアップの方法も解説】
独立するのも1つの手!フリーランスなら働いだ分だけ稼げる
どれだけ働いても給与が固定のサラリーマンを辞め、働いだ分だけ収入が得られるフリーランスに転換するのも1つの手です。会社に勤めていれば、どれだけ多くの案件を任されたとしても労働量に比例して給料が増えるわけではありません。固定残業代がついていたり、裁量労働制であったりすることも多いので、残業代も多くは期待できませんよね。
独立してフリーランスになれば、仕事を請け負えば請け負っただけ収入が増えていきます。もちろん案件の探し方や選び方にはコツが必要ですが、賢く進めていけばサラリーマン時代よりも高収入を狙える可能性は高いです。
まずは副業から始めてみて、軌道に乗る兆しが見えたら独立するのもいいでしょう。
関連記事:フリーランスWebデザイナー仕事の取り方【エージェント利用はおすすめ?】
まとめ
これまでは単純なデザインさえできればよかったWebデザイナーの仕事も、求められるスキルがどんどん変わりつつあります。時代の流れに取り残されず、いつまでも需要のあるWebデザイナーでいるために、幅広いスキルを身につけて高収入を目指しましょう。Web・ゲーム業界の求人・案件に興味がある方へ
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