Webデザイナーが海外で働くには?需要はある?年収についても解説!

Webデザイナーが海外で働くには?需要はある?年収についても解説!

もともと海外で働くことを視野に入れていた人や、スキルアップのために海外移住をして働きたい人など、Webデザイナーのなかには海外進出を考えている人が少なくありません。

とはいえ、日本人Webデザイナーの需要が海外であるのか、給料はどのくらい稼げるのかなど、分からないことがたくさんありますよね。本記事では、海外で働きたいと考えているWebデザイナー向けに、需要や収入などについて解説をします。

目次

海外でもWebデザイナーの需要はある!

日本でもWebデザイナーの需要が高いのと同様に、海外でも需要が高いと言われています。海外のリサーチ会社Evan Dataが世界各国に対して行った調査によると、ほとんどの国においてWebエンジニアやWebデザイナーが25%以上も増加しているようです。

世界的に見てもWebサービスは発展し続けているので、今後も日本と同様にWebデザイナーの需要が衰えることはまだないと考えていいでしょう。

海外でWebデザイナーとして働くにはどんな方法がある?

海外でWebデザイナーとして働く方法は、以下の3点が考えられます。それぞれ詳しく確認していきましょう。

海外展開している日本企業で海外転勤を狙う

最も簡単なコースとも言えるのが、海外展開をしている日本企業で働き、そこで海外転勤を狙う方法です。Webデザイナーとしてまだ経験が浅い人にとっておすすめの方法と言えます。

まずは日本でWebデザイナーとしてのスキルや経験を身につけ、数年後に海外転勤ができるよう計画立てて動けば、時間を無駄にすることがありません

また、この方法のメリットは、現地法人にも日本人スタッフがたくさん駐在しているパターンが多いため、はじめからそこまで高い英語力を必要とされないケースもあること。

まだWebデザイナーとしてのスキルや経験にあわせ、英語力にも自信がないという人にとっては最も現実的な方法といえるでしょう。

外資系企業で海外転勤を狙う

日本にある外資系企業に入社し、海外転勤を狙うというパターンもあります。就職難易度は少し上がることが多い外資系企業ですが、しっかり対策を行えば挑戦することは可能です。

外資系企業であれば、世界各国に支店を持っていたり、本社があったりと海外転勤できるチャンスは豊富。ただし、入社の段階で高い英語力が求められることが多い点には注意が必要です。

海外の現地企業で働く

最も難易度の高いパターンが、海外現地にある企業へ就職する方法です。現地の人とビジネスコミュニケーションができる高い英語力に加え、Webデザイナーとしての即戦力も求められます。

また、ビザの問題などもあるため、海外にある程度慣れている人でないと壁が多い方法です。難しいことに挑戦してでも海外で働きたい、自分の力を試してみたいという人にはおすすめだと言えます。

無事就職したあとも一筋縄ではいかないことがたくさん待ち受けている道ですが、うまく軌道に乗れば自分のキャリアにもつながる上、自信もつくはずです。

海外でWebデザイナーとして働いたときの年収は?

賃金構造基本統計調査によると、日本で働くWebデザイナーの平均年収は約426万円程度です。この数字は、デザイナー職の中でも平均年収の高いプロダクトデザイナーなども含んでいるため、純粋なWebデザイナーの平均年収はもう少し低いことが想定されます。

一方、海外のテクノロジーメディアがpayscaleを通して得たWebデザイナーの給与データによると、世界各国の年収は以下が目安になるようです。

・アメリカ:$41,752.00($1=111円換算で約463万円)
・オーストラリア:$52,351.00($1=81円換算で約424万円)
・イギリス:£32,966.00(£1=151円換算で約497万円)
・ニュージーランド:$48,156.00($1=77円換算で約370万円)

※上記の金額は2021年10月6日時点のレートを四捨五入して計算しています。
参照:https://www.hongkiat.com/blog/designers-developers-salaries-worldwide/

上記はあくまでも目安であり、かつ各国の物価状況にもよるため一概に高いか低いかは言えませんが、日本と比べてあまり大きな差はないことが見受けられます。また、年齢や経験年数が上がるにつれて数字も上がっていくため、ひとつの目安としてとらえてください。

海外でWebデザイナーとして働くために必要なスキルは?

次に、Webデザイナーが海外で働く上で身につけたいスキルについて解説します。

仕事をする上で困らない高い英語力

Webデザイナーに限った話ではありませんが、海外で働く以上高い英語力は必須です。ここでいう高い英語力とは、TOEICなどで高い点数を取ればよいわけではなく、実際に仕事で不便をしないレベルで使える英語力のことです。

読む・聞く・話す・書くの4技能をすべて網羅し、どんなディスカッションの場においてもネイティブと大差ないレベルでコミュニケーションを取る必要があります。

特に、いきなり海外現地の会社へ就職を考えている人にとっては欠かせない要素です。英語力にまだ自信がない人は、まずは英語力を磨く方法から検討してください。

Webデザイナーとしての十分なスキル

もちろんWebデザイナーとしてのスキルも必要です。海外でもWebデザインに関するスキルはほぼ共通しているので、日本で身につけたスキルで問題ありません。ただし、その国のトレンドなどに違いは多少生じるので、事前にある程度リサーチして勉強しておくといいでしょう。

Webデザイナーとしてのスキルに不安がある方は、以下の記事を参考にスキルチェックをしてみてください。

関連記事:Webデザイナーのスキルチェックに!習得しておきたいスキル10選

海外でフリーランスとして働くことは可能?

海外でWebデザイナーとして働く上で、フリーランスという選択肢を視野に入れている人もいるはず。フリーランスとして働くこと自体は可能ですが、ビザの手続きが難しくなることは事前に知っておきましょう。

また、国によってはそもそもビザの申請ができないケースもありえます。申請できるとしても、条件が厳しいケースが少なくありません。ビザの申請においては、最終学歴や仕事内容、収入等に条件が多数設けられています

案件の獲得においても、国によって方法は異なるため、軌道にのるまでは難航する可能性も。世界共通で使われているクラウドソーシングサービスを探しておいたり、あらかじめSNSで広報しておいたりと、対策が必要です。

まとめ

海外での勤務を視野に入れて活動することは、自分のキャリアにとってプラスになることです。もちろん簡単なことではありませんが、挑戦すること自体にも価値がある上、軌道に乗れば自分にとって素晴らしいキャリアとなるでしょう。海外でWebデザイナーがやりたいと思っている人は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

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