シナリオライターをやめたい…やめてもいい?

シナリオライターをやめたい…やめてもいい?

ネットでよく目にするシナリオライターのつらさ。もうやめたい・全然稼げない・やりがいがないと感じる人も多いようです。なかにはかなりブラックな環境の案件もあり、仕事内容に見合わない報酬が続くことも。本記事では、シナリオライターがやめたいと感じる理由や、やめたあとにどうするかなどについて解説します。

目次

思っていた仕事と違った?シナリオライターがやめる理由

シナリオライターをやめたいと思う理由は人によってさまざま。まずはシナリオライターをやめる理由としてどのようなものが挙げられるのかを解説していきます。

シナリオライターなのにシナリオを書かせてもらえない

シナリオライターとはいっても、実際には用意されたプロット(物語の筋書き)に沿ってライティングをするだけという案件が多数あります。プロットがどこまで詳しく指定されているかは案件やジャンルによりますが、なかにはキャラの細かいセリフまですべて指定されていることも。

多くの場合、プロットを制作する担当者とシナリオライターは分かれており、プロットを決める会議にシナリオライターが必ずしも参加できるとは限りません。参加OKであっても、スケジュールの都合が合わないことも多く、実際には参加できることはほとんどないようです。

また、プロット会議に参加できたとしても、プロット制作者やディレクター、プロデューサーたちが率先して企画を決定していくことが多く、シナリオライターの出る幕がないということも往々にしてあります。シナリオが作りたくてシナリオライターになったのに、与えられたプロットに従ってシナリオを書くことにギャップを感じる方も多いでしょう。

案件によっては驚くような低報酬でやらされる

報酬はあくまでも案件によりけりですが、なかには半年かけて全20話ものストーリーを作り上げる仕事でたったの35,000円という案件もあるようです。これは珍しいほど低単価な例ではありますが、1文字1円どころか、それを大きく下回る案件も少なくありません。

1文字◯円、という記載でそれだけを見ると報酬が相場より高い案件であっても、期間が長かったり、必要な業務が多かったり、会議への出席がマストだったりと、蓋を開けてみれば安すぎる案件だったということもあるようです。

会社員であればある程度の月給は保証されるため、生活が困難になることは少ないですが、フリーランスはそうではありません。案件がなければ収入はゼロ。案件を引き受けたとしても、低単価であれば食べていけるほど稼ぐことはできません。競争相手が多く、いい案件を獲得するのは簡単ではないので、このような状況になるのもうなずけます。

シナリオライターが嫌ならやめてもいい!そのあと何ができる?

やりがいや年収面からシナリオライターをやめたいと感じるのであれば、早々にやめてしまうのもひとつの手。ここでは、やめたあとにどんな選択肢があるのかについて解説します。

働き方を変えてみる

会社の人間関係が苦手、好みのゲームタイトルではない、プロットをがちがちに指定されているなど、今の環境が嫌になっている場合は働き方を変えてみるのもよいでしょう。会社員であればフリーランスに転向することで、自分の好きな案件を選ぶことができます。また現在フリーランスの人も新しい案件を探してみるとよいでしょう。

稼ぎづらいと言われるフリーランスシナリオライターですが、よい案件に出会えれば生活に困ることはありません。案件探しの方法としておすすめなのは、フリーランスエージェントを利用すること。フリーランスエージェントとは、多くのクライアントから依頼された案件を抱えている人材サービスのことです。

多数の案件が紹介可能というだけでなく、自分のスキルや経験、希望条件にあったものを厳選して紹介してくれるというメリットもあります。また、言いづらい条件の交渉や、トラブルの仲介など、自分ではあまりやりたくないような対応も間に入ってサポートしてくれるのがうれしいポイントです。

特に、右も左もわからないフリーランス初心者の人におすすめのサービス。求職者側に費用は一切かからないので、ひとまず登録だけでもしておくといいでしょう。

シナリオライターの仕事にやりがいを感じないならキャリアチェンジを

シナリオライターという職種そのものに嫌気がさしたなら、別の職種へキャリアチェンジするのがベストです。シナリオライターの経験をいかして活躍できる職種も多数あります。

ゲーム業界であればゲームプランナーとしてゲーム企画から携わるポジションも。書く仕事はほとんどなくなりますが、シナリオライターよりもストーリーに深く入り込める可能性もあります。

ゲーム業界以外で書く仕事をしたいのであれば、Webライターも検討してみてください。ストーリーを書くのとは少し異なりますが、インタビュー記事を書いたり、企業の求人情報を書いたり、商品のレビューを書いたりさまざまな仕事があります。

まとめ

シナリオライターに限らず、仕事は嫌々続けていてもあまりいいことはありません。まだ出会ったことのない仕事のなかに、自分にマッチする天職が見つかる可能性もあります。ずっと続ける気がなく、嫌々続けているのであれば、本記事を参考に新しい道を検討してみてくださいね。

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