ゲームプランナーとして経験を積んでくると、フリーランスとしての独立を視野に入れる人も少なくないはず。とはいえ、どれくらいのスキルが必要なのか、どうやって案件を請ければいいのかなど、わからないことも多いですよね。本記事では、フリーランスのゲームプランナーになるメリットや仕事の取り方などについて解説します。
目次
- ゲームプランナーが独立する理由は?
- ゲームプランナーが独立するメリットは?
- フリーランスのゲームプランナーに向いている人は?
- フリーランスのゲームプランナーに求められるスキルレベル
- 案件獲得はフリーランスエージェントがおすすめ!
- まとめ
ゲームプランナーが独立する理由は?
ゲームプランナーが独立したいと考える理由はさまざま。人によって事情は異なりますが、主な理由を確認してみましょう。
激務の割に給料が安く働きに見合わない
ゲーム業界は、一般的に激務といわれることが多いのが特徴です。プロジェクト始動時に立てたスケジュール通りに進めていかなければならないのはもちろん、ゲームという特性上トラブルやバグが発生しがち。その度に予定外の業務が増えてしまい、なかなか帰れないという日も少なくありません。
またゲームプランナーはマルチタスクであるため、スケジュールに追われながら大量のタスクをこなしています。その割に給料はなかなか上がらず、評価に納得できないと感じてしまう人もいるでしょう。フリーランスになれば自分の力で収入を得ていくことができるので、会社からの評価が正当でないと感じる人は独立する傾向にあるようです。
会社にいてもキャリアアップが見込めない
ゲームプランナーは、あくまでもゲームをプランニングするポジション。制作サイドではないため、専門スキルとして身につけられるものが少ないという特徴もあります。またゲーム業界から出てしまうと潰しがきかないスキルであることも見逃せない点です。
一社で働いていると携われるタイトルが限られてくるため、仕事がルーティン化しがち。一周してしまうと新たに得られるスキルは少なくなるので、成長実感が得づらくなるのも理由のひとつでしょう。フリーランスとしてさまざまなゲームタイトルに携わるほうがキャリアにはプラスになると考える人も少なくないようです。
ゲームプランナーが独立するメリットは?
さまざまな理由から独立を検討するゲームプランナーですが、果たして独立してフリーランスになることが正解なのでしょうか。ここではゲームプランナーが独立するメリットを紹介ます。
収入を上げていきやすい
フリーランスという働き方は、会社員に比べて収入を上げていきやすいのが特徴です。会社員であれば、どれだけ多くの仕事をこなして、どれだけ長時間働いても固定給が大きく上がることはありません。昇給は年に1~2回で、月給が数千円上がる程度。みなし残業や裁量労働制によって、残業代を期待できない人も多いでしょう。
一方フリーランスであれば、案件を請け負っただけ収入が積み上がっていきます。効率よく複数の案件を請けることができれば、会社員の固定給より高い額を稼ぐことは決して難しくありません。
レバテッククリエイターが保有しているゲームプランナー案件を見てみると、月単価40万円~60万円の案件が多く見られます。年収換算すると480万円~720万円は稼ぐことができるでしょう。
新たなスキルが身につく
請ける案件を自由に決められるのもフリーランスの特徴。報酬が高い案件だけでなく、自分のスキルアップにつながる案件を選ぶことももちろん可能です。コンシューマーゲームからソーシャルゲームへ、パズルゲームからRPGへとジャンルを広げることもできますよ。
また、新たなスキルが身につく案件でなくても、さまざまな現場が経験できるのはとても勉強になることです。会社にはその会社独自のルールや進め方があるので、次の会社では同じやり方が通用しないことも。さまざまな現場を経験することでゲームプランナーとしての対応力があがるというメリットもあります。
フリーランスのゲームプランナーに向いている人は?
大前提としてフリーランスという働き方において最も重要なのが、セルフマネジメント能力です。フリーランスはスケジュール管理やモチベーションコントロールを自分で行う必要があり、フォローしてくれる同僚や上司がいません。逆に言えば、マネジメントされなくてもすべて自分でできるという方には向いているでしょう。
またコミュニケーション力や提案力に自信がある人も向いているといえます。参画する企業によって大事にしている指標やコミュニケーションの取り方はさまざま。どのようなアプローチをすべきか見極めて、臨機応変に対応できる人はフリーランスのゲームプランナーに向いているといえるでしょう。
フリーランスのゲームプランナーに求められるスキルレベル
ゲームプランナーとして独立しようと思ったものの、どれくらいのスキルが必要なのか不安に思う方も多いことでしょう。近年はソーシャルゲーム案件が多く展開されているため、ソーシャルゲームを想定して必要なスキルレベルを解説します。
経験年数でいうと、最低でもゲームプランナーとして1年以上ひとつのゲームに携わった経験が必要です。3年以上の経験を求められることもありますが、以下のことが一通りできるのであれば参画できる可能性が高まります。
・企画立案~仕様書作成
・レベルデザインや報酬設計
・スケジュール作成~進行管理
・制作ディレクション(モデル、エフェクト、BGMなど)
ざっくりとした項目になりますが、上記のようなタスクを1人でやれるイメージがあるかは確認しておきましょう。進行管理やデバッグの経験しかないといった場合は、独立してもいい案件に出会いづらいので注意が必要です。
案件獲得はフリーランスエージェントがおすすめ!
ゲームプランナーとして独立するときに気がかりなことは収入の不安定さや自分が請けられる案件があるかではないでしょうか。そのような悩みがある場合は、フリーランスエージェントを利用するのが最もおすすめです。
フリーランスエージェントとは、さまざまな企業の案件を紹介してくれる人材サービスのこと。登録をすれば、自分の経験やスキル、希望に応じて多くの案件から合ったものを紹介してくれます。
また、案件を請け負う前や請け負ったあとも、エージェントがクライアントとの間に入って条件の交渉や相談、連絡などさまざまなサポートを行ってくれるのが最大のメリット。言いづらい報酬に関する交渉も行ってくれますし、クライアントの対応に問題があったときの相談役としても動いてくれます。金銭トラブルや契約上のトラブルに発展するリスクも低く、フリーランス初心者にとっては非常にありがたいサービスです。
登録は無料で、案件参画後も費用は発生しません。どんな案件があるのか聞いてみたいといった気軽な相談でも大丈夫なので、まずはフリーランスエージェントにみるのがおすすめです。
まとめ
セルフマネジメントさえしっかり行えば、メリットが多いフリーランス。新たなスキルや経験、収入アップにつなげることができるので、今の会社に居続けることを迷っている人は、ぜひ本記事を参考に独立を検討してみてくださいね。
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