ゲームプランナーにおすすめの転職先は?キャリアパスを考える

ゲームプランナーにおすすめの転職先は?キャリアパスを考える

一般的に激務といわれることの多いゲームプランナー。さまざまな理由からいまの職場を辞めたいと思っているものの、ゲームプランナーである以上、ゲーム会社以外の転職先が思いつかない、どんなキャリアパスが描けるかわからない、と悩んでいる人も少なくないはず。本記事では、ゲームプランナーにおすすめの転職先について解説します。

目次

ゲームプランナーを辞めたい理由は?

ゲームプランナーを辞めたいと思い、どのような転職先が考えられるのかを探している方も多いことでしょう。転職先を検討する前に、まずはゲームプランナーを辞めたいと思う理由を整理しておくことをおすすめします。

なぜならゲーム会社を辞めたところで、同じ悩みを次の転職先でも感じる可能性があるからです。今感じている不満やつらみは何なのか、それはゲーム会社から離れれば解決できるのかをよく検討してみてください。

ゲームプランナーを辞めたいと感じる原因については以下の記事でも詳しく解説しています。一度考えを整理したうえで転職先を検討してみてくださいね。

ゲームプランナーが異業界に転職するのは難しい

まず念頭に置いておいてほしいのが、ゲームプランナーがゲーム会社以外のところへ転職を希望する場合は、ほぼ未経験として挑戦するしか道がないということ。ゲームという狭い分野でありつつ、プランニングという専門スキルに乏しい職種である以上、他業種・他職種への転職は難易度の高い道だと思って挑んだほうがよいでしょう。

同じ「プランナー」という職種であっても、何をプランニングするかによって必要なスキルは全く異なります。WebサービスやサイトをプランニングするWebプランナーでも、必要な知識や視点、技術は全く別のもの。数値の扱いや考え方に通ずる部分はあるかもしれませんが、フルに活かせるものではないことを覚えておきましょう。

労働環境や待遇の改善を求めるならフリーランスになるのも手

残業が常態化していたり、どれだけ働いても給料が上がらなかったりする場合は、フリーランスになることで解決する可能性もあります。特にゲームプランニングの仕事は好きだけど、今の待遇では続けられない…と感じている人にはおすすめです。

フリーランスは業務委託契約を結んで働くため、契約内容さえきちんと確認しておけば過酷な労働やサービス残業といった事態がおきづらいでしょう。また、さまざまなゲーム会社に出入りすることができ、業務の範囲を広げられるのもメリットです。

独立を考えているものの、収入が不安定にならないか心配、契約内容の見方がわからないという方は、フリーランスエージェントの利用を検討してみてください。案件の提案はもちろん、企業との条件交渉などもエージェントが代行してくれるため、フリーランスデビューにはうってつけ。環境を変えたいと思っている方には有効な選択肢になるでしょう。

ゲームプランナーが転職を考えるなら検討したいこと

フリーランスになる選択肢もありますが、やはりゲーム業界から離れたいという方もいることでしょう。ここからは、異業界に転職を感がるときに必要な準備や心構えをお伝えします。

やりたいことを決めて専門スキルを身につける

ゲームプランナーからの転職を考えるのであれば、まずはキャリアプランや自分のやりたいこと、将来の展望を設定し、そのために必要な専門スキルを身につけることからスタートしたほうがよいでしょう。

たとえば進行管理能力を高めたいなどの場合は、現職でも身につけられる可能性があります。将来のキャリアやスキルに不安がある場合は、上長に相談して、そのスキルが磨けるようなポジションに移行させてもらうことも検討してみてください。

ゲームプランナーとしての専門スキルを他業種・他職種で活かすことは難しいですが、ビジネススキルはどこに行っても通用します。数値分析をして企画の提案をする力やエンジニアやデザイナーを巻き込むリーダシップなど、いわゆるソフトスキルはしっかり磨いておいたほうが転職時にプラスとなるでしょう。

本当に辞めたいなら早いうちに再スタートしたほうがいい

ゲームプランナーの仕事にやりがいを感じない、ずっとこの職を続けるつもりはない、という人であれば、早いうちに転職をしたほうがよいでしょう。なぜなら、年齢を重ねるごとに専門性や高いスキルを求められるようになるからです。

未経験でも採用してもらえるのは、一般的に20代までですので、30代を超えると書類さえ通らないということがざらにあります。また、未経験や経験不足で採用される場合、今の年収よりも低くなる傾向にあるので、ゲームプランナーを続けるつもりがないのであれば、早めに動くのが吉です。

ゲームプランナーにおすすめの転職先3選

未経験枠で挑戦することも含め、ゲームプランナーが比較的移りやすい転職先について解説します。

環境が近しいIT・Web業界

IT・Web業界はゲーム業界と働き方が似ている部分もあり、比較的ギャップが少ないと言えます。始業時間が遅めであったり、フレックスタイム制度があったりと働き方の面でギャップを感じることは少ないでしょう。

職種としてはWebディレクターがチャレンジしやすいと言えます。周囲とコミュニケーションを取りながらプロダクトを作りあげるところはゲームプランナーと同じ。これまで培ったコミュニケーション力や調整力が活かせる職種ですので、面接の際にもアピールがしやすいでしょう。

グラフィック技術が活かせる映像業界

ゲームプランナーとしてグラフィック関係の業務に携わっていたなら、映像業界もおすすめ。実際に、ゲーム業界と映像業界の親和性は高く、人材が行き来することも多いのが特徴です。

特に映画制作会社は類似の技術が用いられているので、デジタルCG技術の知識があれば転職できる可能性が高まります。グラフィック技術に詳しくなくても、映像プランナーとしてWeb動画などのプランニングを行うポジションもフィットしやすいでしょう。

ただし、映像業界は激務だといわれる業界でもあるので、会社選びの見極めをしっかりと行うことが重要です。選考の際は、一緒に働くメンバーとの面談を設定してもらうなど、人事にお願いしてみてください。

人を楽しませることが好きならイベント会社や広告代理店も

「人を楽しませる」ことが好きという方は、イベント会社や広告代理店に転職するのもひとつの手です。イベントプランナーとしてセミナー・コンサート・音楽イベントなどを企画する仕事ができます。

業界が異なるので、ゲームプランナーと全く同じ仕事の仕方では通用しませんが、企画を考えることや周囲を巻き込む動き方は通ずるものがあるでしょう。企画を考えるのが好きな方や人を楽しませることが好きな方はイベント会社や広告代理店のプランナーも検討してみてください。

まとめ

経験やスキルによっては転職が難しいといわれるゲームプランナー。とはいえ、キャリアプランをしっかり立てて、早め早めの行動をとり、自己研鑽を重ねれば決して不可能ではありません。転職を考えている人は、本記事を参考に今後のキャリアプランを考えてみてくださいね。

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