初心者必見!フロントエンドエンジニアのスキルとロードマップを解説

初心者必見!フロントエンドエンジニアのスキルとロードマップを解説

フロントエンドエンジニアを目指す人や、これからどんなスキルを身につけていくべきか気になっている人は多いはず。大まかな方向性は見えていても、具体的に必要なスキルがわからないこともありますよね。本記事では、一人前のフロントエンドエンジニアになるために必要なスキルとロードマップを紹介します。

目次

初心者が一人前になるまでに必要なスキルとロードマップを紹介!

それでは早速、フロントエンドエンジニアを目指す人や、初心者が中級者レベルになるまでに必要なスキルと道のりを解説します。

⓪インターネットの仕組みから理解しはじめよう

フロントエンドエンジニアとしての具体的な知識・スキルはおろか、インターネットの知識も乏しいと感じる人は、まずインターネットの仕組みを理解するところから始めましょう。エンジニアという仕事をする以上は、Webサイトがどのように動いているか知らなければ務まりません。以下の基本的なことをしっかりと理解しておきましょう。

・WebサイトにおけるドメインやURLの役割
・HTTPとHTTPS通信に関する知識
・リクエストとレスポンス

このあたりは少し調べれば分かりやすく解説されているサイトがたくさん見つかるので、まずは前提知識をつけておいてください。学習をしているとさまざまな用語がでてくるので、これらのインターネット知識は事前につけておく必要があります。

①まずはHTML・CSSから始めよう

フロント側の開発で絶対に必要な技術が、HTMLとCSSの2つ。この2つができなければ仕事が始められないので、全フロントエンドエンジニアが持っていなければいけないスキルです。

HTMLは、Webサイトのレイアウトを設計するのに欠かせないプログラミング言語のことをいいます。簡単にいうと、文章の構成をコンピューターに説明する役割のこと。「これが記事のタイトルですよ」「ここに改行が入っていますよ」と、サイトの裏側から文章の構成をコンピューターに伝えてくれているのがHTMLで、それがあるおかげで私達がいま目にしているWebサイトが表示されているのです。

一方CSSは、webサイトの見た目やレイアウトを整えるためのもの。HTMLで文章の構成をコンピューターに伝えても、それだけでは味気がありません。文字や画像の色を変えたり、大きさを変えたりと、Webサイトの見栄えをよくしてくれるのがCSSです。

いずれもWebサイトのフロント側を構築するために欠かせないものなので、必ずセットで習得しておきましょう。HTML・CSSを使いこなした開発ができれば、コーダーやマークアップエンジニアとして仕事を請けることも可能です。

②初心者の壁!JavaScript・jQueryを学ぼう

HTML・CSSが習得できたら、次はJavaScriptとjQueryを学びましょう。HTMLとCSSはなんとなく知っていても、JavaScriptやjQueryはちょっと曖昧…という人も多いのではないでしょうか。

JavaScriptは、Webサイトに動きをつけてくれるものです。画像を入替・拡大・移動させたり、お問い合わせフォームのようなものを配置したり、Google mapを埋め込んだりと、よりWebサイトをユーザーにとって使いやすいものにしてくれます。

jQueryは、JavaScriptで行うことをより簡単にできるようにしたもの。実はjQueryのおかげで、初心者でもフロントエンドエンジニアとしてスキルが身につけやすくなったのです。ここでは深く掘り下げませんが、jQueryが登場してから、JavaScriptで開発を行う際に弊害であったものが解決され、より簡単に素早くコーディングできるようになりました。

この2つは初心者にとって壁になりやすい言語ですが、フロント開発に必要なスキルなのでおさえておきましょう。完璧にはできなくても、JavaScriptを使った開発ができると、仕事の幅が一気に広がります。

③ここからは中級者!TypeScriptを学ぼう

ここまで来れば、もう初心者は脱却です。中級者に突入するために、TypeScriptを学びましょう。TypeScriptはまだ聞いたことがない人もいるかもしれませんが、Googleの開発でも採用されているほど、世界で注目を浴びている言語です。

2014年頃にマイクロソフトが開発した言語で、JavaScriptの上位互換だと考えてください。本記事では細かい解説を割愛しますが、JavaScriptに比べて事前にエラーが察知できたり、JavaScriptのプログラムがそのまま使えたりと、メリットが多いという嬉しい特徴があります。

TypeScriptは比較的新しい言語なので、日本語での情報が少なく、やや習得や使用が難しいのが欠点です。とはいえ、今後かなり普及していく言語だと想定されているので、初心者を脱却したら勉強しておくようにしましょう。

④JavaScriptフレームワークも中級者には必須!

フレームワークと聞いても、ピンと来ない人もいるかもしれません。フレームワークとは、何かを開発するために必要な機能をあらかじめ用意してくれているもののことをいいます。

実は、エンジニアがWebサービスやアプリケーションを開発するときには、毎回1からコーディングしているわけではないのです。フレームワークというものを使い、最低限骨組みができた状態から開発を始めています。

フレームワークは、プログラミング言語や用途によってさまざまなものが用意されていますが、なかでも中級者になろうとしている人が身につけておきたいのは、JavaScriptフレームワークです。

JavaScriptフレームワークで有名なのは、Facebookが開発したReact。NetflixやAirbnbでも使用されているほど人気のフレームワークなので、まずはReactを習得するといいでしょう。

⑤パッケージ管理ツールも使えるようになろう

最後は、パッケージ管理ツールです。フロント側の開発では、パッケージと呼ばれるものをたくさん使用します。パッケージマネージャーとも呼ばれるもので、ほかの人が作成した「開発に便利な機能をたくさん詰め込んだセット」だと思ってください。

開発業務ではこのパッケージをたくさん使用するため、それぞれのパッケージを一括で管理する必要があります。適切に管理ができなければ、パッケージ同士がぶつかってエラーを出してしまったり、バージョンの更新を毎回全パッケージごとに行わなければいけなかったりと、弊害がたくさん生まれるのです。それを回避する役割を担っているのが、パッケージ管理ツールだと考えてください。

パッケージ管理ツールには、npmやyarnなどいくつか種類がありますが、代表的なのはnpmです。まずはnpmの使い方を習得しておくとよいでしょう。

より詳細で高度なスキルまでチェックしたい人はコチラ

すでに必須のスキルを身につけているという人はロードマップをgithubが公開している「Frontend Roadmap」をご確認ください。2021年のトレンドにあわせたものなので、フロントエンドエンジニアとしてのスキルアップに役立つでしょう。黄色で塗られているものがおすすめスキル、クリーム色は選択肢になるスキルです。

近年はオウンドメディアを作り、SEOで集客を行う事業会社も増えてきました。そのため、SEOを意識したマークアップスキルも新しいスキルの選択肢になります。身につけるスキルを考えるときは、さまざまな求人・案件の「求めるスキル」を確認し、今需要のあるスキルを見極めていくことも必要でしょう。

まとめ

まずは最低限のスキルを網羅することが重要な駆け出しフロントエンドエンジニア。なかには難しそうに思えるものもありますが、本気でフロントエンドエンジニアを目指すなら必ず習得しておいてほしいものだけを厳選しています。最近ではオンラインスクールなども盛んになってきているので、自分に合った方法で勉強を進めてみてくださいね。

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