Q独学でHTMLの知識を身につけるにはどうすれば良いでしょうか?
HTML関連の知識が身につけられる方法は多数あります。実際に独学によってプロのWeb製作者になった方も多く、Webで調べたり、本を読んだり、サービス等を利用したりして知識を身につけられています。
まずは入門・初心者向けの基礎から身につけましょう
◆HTMLとは
「HTML」は、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ(HyperText Markup Language)の略のことです。
日本語で訳すのであれば「ハイパーテキストに目印を付ける言語」といったような意味になります。
また「ハイパーテキスト(HyperText)」は、リンクを埋め込めることができるテキストのことです。
そして、「目印を付ける(Markup)」は、文書(ソースコード)で書かれたそれぞれの部分が、見出し・段落・表というようにどこの役割になるのかを示します。
HTMLとひとくちにいっても、XHTMLやHTML4 、HTML5というものまであります。
しかし、まずはHTMLの基礎を覚えるのが重要です。
◆HTMLの役割
このように、HTML言語で書かれた文書は、コンピュータがWeb上で文章や画像をどのような構造で表示するかを理解できるようにするためのものだといえます。
◆知識ゼロからHTMLを学ぶには
まず、HTMLを独学で学習していくためには、HTMLだけでなく、コンピュータやネットワークについてある程度体系的に知っておいたほうが、効率の良い勉強ができます。
すぐにWebページを作りたい、という気持ちはとても大切ですが、基礎の土台を作っておかないと、次にステップアップしたい時に進めなくなってしまいます。
・Webで調べる
・HTML関連(ホームページ制作等)の本を読む
・Webサービス(講座、動画配信等)を利用する
・HTMLの知識がある人から聞く
HTMLのスキルを習得するための手段は、このように様々です。
しかし、「これが一番分かり易い」というものは人によって異なるため、まずは自分にあった勉強法を見つけることが大切です。
まずは色々なWebページを見てみたり、本屋さんで調べたり、あるいは身近にWebページを作れる人に聞いてみたりするといいでしょう。
◆失敗することは当たり前
HTML言語に限らず、他のプログラミング言語を勉強する際には、誰もが挫折してしまう経験があります。
思ったように作れなかったり、エラーが出たり、なかなか覚えられなかったり、ということは当たり前です。
このような時に、「質問できる相手がいる」ということが一番重要なポイントになることもあります。
<Web関連の会社で働いている方>
例えば、Web系の会社で働いているのであれば、同僚や上司の方に相談するのも一つの手です。
実務経験を積んでいる方から話を聞けるのはとても貴重な経験になります。
もちろん、このような知識はその人にとって大切な財産ですので、Win-Winの関係性になるよう相手への気遣いは大切です。
<これから就職したい方>
自分だけの力でスキルを習得していくのはとても難しいと思います。
そこでおすすめできるのが、いつでも相談できるサポート付き講座などのサービスです。
専門のサポートスタッフに気軽に相談できるので、ひとりで勉強したい方に最適となっています。
有料サービスだけでなく、無料サービスも多数存在しているので、自分に一番合ったものを選ぶといいでしょう。
自分に合ったサイトや本、方法を見つけるのが大切
HTMLを独学で勉強できるサイトは多数あります。
これからHTMLのスキルを身につけたい初心者の方におすすめのサイトをご紹介します。
◆おすすめのサイト
<Webページを作りたい人初心者向け>
■Webページ作りのお勉強
URL:http://masaboo.cside.com/
Webページ作成に関する基礎や準備から、ネットに関するマナー(ネチケット)までわかりやすく書かれています。
HTMLがどんなものかわからない方、どのような手順で作っていくのか知りたい方はまずこちらを読んでおくと良いかもしれません。
<無料でコーディングが学べるサイト>
■ドットインストール
URL:http://dotinstall.com/
HTMLだけでなく、CSSやJavaScript、Ruby、PHPまでの入門編レッスンが、動画で視聴できます。
レッスンは3分動画となっていて、しかも無料で利用できるのでおすすめです。
また、ローカル開発環境の構築に関してもMac/Windows共に解説されているので、今後開発を手掛けていきたい方にはとても有益になるでしょう。
■プログラミング入門サイトbituse
URL:http://bituse.info/
HTML、Java、C言語、C++、WINAPI、ゲーム作成、PHP、MySQL等まで分かり易くシンプルに解説してあるのが特徴です。
初心者向けに書かれてあるので、挫折せずに学習できるのではないでしょうか。
■Schoo
URL:https://schoo.jp/guest
それぞれの授業がスケジュールごとにLIVE放送されているのが特徴です。
あの有名企業の代表取締役の方や、アドビ認定インストラクター等、Web業界のプロの方々が教えるので、とても実践的な内容となっています。
また、初心者向けの目線から解説してもらえるので、自分のペースで一つずつ覚えていけると思います。
■Progate
URL:https://prog-8.com/
こちらは、東大生が作った無料サービスとして話題となりました。
また有料サービス(Progateプラス)も2016年の4月から始まり、より充実したコンテンツとなっています。
コンテンツには、「学習」「道場」「プロジェクト」の3つのコースがあります。
パソコンさえ用意できれば、ブラウザに直接コードを書き込める仕様となっているので、独学で進めたい方におすすめです。
■Skillhub
URL:http://skillhub.jp/
HTMLやCSSはもちろん、Illustrator/Photoshop/WordPressといったツールに関する講座も充実しています。
企画・マーケティング・デザイン・クラウド・プログラミング等、体系的に知識が身につけられるのが特徴です。
<HTMLが学べる書籍の紹介>
■『スラスラわかるHTML&CSSのきほん』
HTML・CSSを全く知らない方におすすめできる一冊です。
1つのWebサイトをはじめから実際に作っていくチュートリアル形式で、初心者でも流れが掴みやすい構成になっています。
■『作りながら学ぶHTML/CSSデザインの教科書』
HTML/CSSを少し知っている人にはおすすめできる本となっています。
上記の本との違いは、よりWebページを実践的に作る形式で書かている点です。
Web制作の手順に関して特化した本といえます。
◆本を選ぶポイント
■初心者向け・入門編から読む (いきなり上級向けを読むと挫折してしまう可能性大)
■まずはリファレンス形式(逆引き辞典など)よりも、チュートリアル形式が理解しやすい
■自分にあった本を見つけるには、ネットよりも大型書店がおすすめ
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