映像クリエイターとしてある程度経験を積み上げてきた人のなかには、フリーランスとして独立することを視野に入れている人も少なくないはず。とはいえ、年収はどれくらい稼げるのか、仕事はどうやって取ればいいのかなど不安要素も多いですよね。本記事では、フリーランスで映像クリエイターとして働く場合の年収や仕事のとり方について解説します。
目次
フリーランス映像クリエイターの平均年収はどのくらい?
職種に関わらず、フリーランスは働き方や受ける案件の数で年収が大幅に異なるもの。ここではフリーランス向けの案件例を見ながら年収を推定していきます。
フリーランスの映像クリエイターとして収入を得るためには、Adobe After EffectsやAdobe Premiere Proを使ったプロとしての映像制作ができることが必須。グラフィックやCGのスキルがある場合は、より収入を増やしていくことができます。
フリーランス向けの案件を扱うレバテッククリエイターの案件を見てみると、以下のような条件で月単価50万円の案件が見つかりました。
・テレビ番組制作もしくは映像広告制作の経験
・映像業界における制作進行経験
・撮影ディレクションに携わった経験
この案件をひとつ受けただけでも年収は600万円になります。これをベースとしてほかの案件を並行して請ける場合は、さらに年収を積み上げることが可能です。
フリーランス映像クリエイターが高い年収を稼ぐにはどうすればいい?
ここでは、フリーランスの映像クリエイターが年収を上げるためにできることについて解説します。
とにかく効率よく仕事をこなしてたくさん案件を受ける
フリーランスは、いかに複数の案件を効率よくさばけるかが勝負です。たくさん案件をさばいて収入を積み上げていくことができるのがフリーランスのメリットなので、効率のよさが非常に重要です。
会社員であれば多少さぼっていたり、効率よく作業ができなかったりしても固定給を減らされることはありませんが、フリーランスは働いた時間がそのまま自分の収入に直結します。
効率よく仕事をさばいていくためには、タスクを適切に整理することや、作業環境を最適なものに整えることなど、自分に合った方法で試行錯誤することが必要です。
好条件な案件を見つける
少しでも好条件な案件を見つけて請け負うことも重要です。同じような業務内容でも、案件によって報酬はまちまち。
また、案件を受ける前に、具体的な作業範囲や使用するツール、連絡手段、先方の要求などを事細かにヒヤリングし、その作業にどのくらい時間がかかり、時間あたりいくら稼げそうなのかを確認することが重要です。
好条件というのは、決して報酬だけを見ればよいのでありません。上記のように、使用するツールや細かい作業範囲によって時間あたりに稼げる額が大きく異なります。
クライアントによっては、指定の納品方法などが非常に不便であることも少なくありません。案件の詳細をしっかり確認したうえで、好条件といえるかどうかを吟味しましょう。
映像制作スキルに+αの力をつける
ただ単に映像を作る技術があるよりも、マーケティング能力など+αでいろいろなスキルがあったほうが案件の幅も広がり、報酬が高くなる傾向に。動画制作とあわせて、動画SEOのスキルがあるなど、付加価値をつけられる人材を目指しましょう。
また、作れる映像の種類の幅も重要です。テレビだけなのか、Youtube広告も作れるのかなど、対応できる案件の幅が広がると収入アップにつながります。
映像ディレクターへのキャリアアップも視野に
映像クリエイターとしてのスキルをいかし、映像ディレクターへキャリアアップするのもおすすめです。ディレクターはプロジェクト全体を牽引し、リーダシップをとる役割なので、クリエイターよりも報酬が高い傾向にあります。
映像クリエイターとしてのベーススキルがあれば、あとはマネジメント力や進行管理能力を身につけていくことでディレクターになることが可能です。
映像クリエイターとしての募集であっても、ディレクター職の要素が入った案件もあるので、そういったもので徐々に実務経験をつんでいくといいでしょう。
フリーランス映像クリエイターにおすすめの仕事の取り方は?
フリーランス映像クリエイターとして少しでもいい案件を獲得するために、おすすめの仕事の取り方について解説します。
人脈をたどる
フリーランスとして独立したあとにまず試してほしいのが、人脈をたどることです。前職の同僚や先輩後輩、友人知人に独立したことを伝え、映像関係の仕事がないかどうか聞いてみましょう。
人脈をたどることのメリットは、条件交渉のハードルが下がることや、仕事の詳細を事前にヒヤリングしやすいことです。特にフリーランスデビューしたての初心者であれば、知り合い経由のほうが緊張やあらゆる心理的ハードルが下がります。
また、知り合い経由であれば、あまりにも粗悪で低単価の仕事は来づらいのもメリットです。職種に関わらずまずは人脈をたどってみるのが基本なので、いろいろな人に聞いてみましょう。
とはいえ、希望の条件ではなかったときに断りづらくなるなど、紹介者に気を遣う部分もあります。そのようなデメリットも踏まえて検討してみてください。
フリーランスエージェントを活用する
最もおすすめな方法は、フリーランスエージェントを活用して仕事を紹介してもらうことです。フリーランスエージェントとは、クライアントとの間に入って豊富な案件のなかから自分に合ったものを紹介してくれるサービスのこと。
登録と面談をすれば、自分のスキルや条件に合わせてさまざまな案件を紹介してくれる上、なかには一般では公開されていないレアな案件を持っていることもあります。
言いづらい条件の交渉や、トラブル時の対応なども間に入ってやってくれるほか、どんな相談にも気軽にのってくれるのがうれしいポイントです。特にフリーランス初心者にはおすすめの方法なので、一度登録だけでもしてみるといいでしょう。
まとめ
映像クリエイターとしてある程度スキルや経験を積み重ねてきた人は、次なる挑戦としてぜひフリーランスを目指してみてください。自己管理能力は必須ですが、きっといい経験・キャリアになるはず。本記事を参考に検討してみてくださいね。
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