プロダクトデザイナーがフリーランスとして独立するには?年収はどのくらい?

プロダクトデザイナーがフリーランスとして独立するには?年収はどのくらい?

生活用品から家具、車、家電など、あらゆるモノをデザインするプロダクトデザイナー。ものづくりが好きな人や、デザインが好きな人にとっては憧れ職種のひとつです。

プロダクトデザイナーとして経験を積んできた人の中には、独立を考えている人も少なくないはず。本記事では、プロダクトデザイナーが独立するための話や、独立したときの年収などについて解説します。

目次

プロダクトデザイナーとは?

プロダクトデザイナーとは、家具や家電、車や飛行機、医療機器、文房具など、世の中にあるさまざまなモノをデザインする仕事のことです。

デザインセンスはもちろん、機能性や安全性なども兼ね備えたデザインにすることが重要なので、デザイン以外にさまざまな知識が必要とされます。例えば、あらゆる素材に関する化学的な知識や、社会問題や環境問題など、幅広い知識が必要とされるのが特徴です。

また、人の生活における身の回りのモノをデザインする仕事だからこそ、市場調査能力やマーケティングスキル、想像力が非常に重視されます。特に専門性の高い分野だと、デザインの勉強に加えて日々さまざまなアンテナを張っていなければいけません。

プロダクトデザイナーの働き方は?

プロダクトデザイナーとして働くには、主に以下の3つの方法があります。

インハウスデザイナーとしてメーカーで働く

最もメジャーな働き方なのが、インハウスデザイナーとして、メーカーの商品開発部門や企画部門、デザイン部門で働く方法です。世の中にあるほとんどのメーカーにおいてプロダクトデザイナーは必要なので、就職口も幅広く存在します。

メーカーによってはデザインを外注していることもありますが、その場合でも数名はデザインに携わる人を配置し、外注先と打ち合わせをしながら作り上げていくポジションがあります。

プロダクトデザインのなかでも、どういった分野のモノを作りたいのか希望が決まっている人は、メーカーに就職するのが最もおすすめです。

デザイン事務所でクライアントワークをする

メーカー以外にも、デザイン事務所でメーカーからの依頼を受けてプロダクトを開発するという働き方もあります。デザイン事務所で働くことのメリットは、業界関わらずさまざまなプロダクト開発に携われること

学ばなければいけないことや、身につけなければいけないスキルが多くなるのは負担ですが、その分自分の成長も見込めます。

まずはプロダクトデザインを幅広く学び、デザインに関して深い知識がほしいという人はデザイン事務所に就職することが多いです。

フリーランスとして独立する

フリーランスプロダクトデザイナーとして独立して働いている人もたくさんいます。

プロダクトデザイナーとして会社に勤め続けている場合は、マネジメント職にキャリアアップしていくことがほとんどですが、フリーランスとして独立すればずっとデザイン職に集中することが可能です。そういった意味で独立をしている人も少なくありません。

また、フリーランスであれば、収入が上げやすいのもポイントです。うまく仕事をたくさん受けることができれば、その分収入をどんどん積み上げることができます。

フリーランスとして独立した場合は、これまでに作り上げた人脈をたどって仕事を受けたり、SNSで営業活動をしたり、フリーランスエージェントから仕事を紹介してもらったりといった方法で仕事を受けるのが一般的です。

プロダクトデザイナーがフリーランスとして独立するには何が必要?

プロダクトデザイナーがフリーランスとして独立するには、主に以下の3つの要素が必要です。

高いデザイン能力

プロダクトデザイナーには、もちろんデザイン能力が欠かせません。特にフリーランスとして自分の名前で売り出していくためには、よりいっそう高いスキルを身につけておくべきです。

・スケッチ
・製図
・モデリング
・色彩に関する知識
・グラフィックソフトやCADの操作


上記のような基本的なデザインスキルは、高いレベルで習得しておきましょう。また、上記のデザインスキルを高いレベルで身につけるためには、伝える能力や発想力、想像力、リサーチ能力などがセットで必要です。

例えば、自分が思い描いたデザインをクライアントに伝える上で、どうやってスケッチすればよりイメージが伝わるかを考える必要があります。

現場での経験や実績

デザインに関する専門学校や大学を卒業し、いきなり独立するのはおすすめできません。やはり現場での実務を経験しなければ身につかないことがたくさんあるためです。

また、フリーランスの案件を受ける必須条件として、実務経験年数が問われることがほとんどなので、現場での経験がなければなかなか仕事を受注することができなくなる可能性もあります。

少なくとも3~5年程度は現場で制作の経験をつみ、机上の学びだけでは得られない経験をしておくべきです。

プロダクトデザインに直結するスキルだけでなく、社会人としてのスキルを身につけておくことも、独立する上では欠かせません。そういった意味でも、まずは会社に勤めて数年の経験はつんでおくようにしましょう。

業界での人脈

フリーランスにとって人脈は命といっても過言ではないほど大事なものです。独立後には、まず人脈をたどって仕事を探すケースがほとんど

勤めていた会社の人とはもちろん、クライアントや同業会社の人ともつながりを作っておきましょう。その上で独立することを伝えておくと、後になって仕事がもらえることにもつながります。

また、フリーランスになったあとに形成する人脈も非常に重要です。独立を少しでも考えている人は、いつ何時も人脈を作ることを意識して行動しておくといいでしょう。

フリーランスプロダクトデザイナーとして独立した後の年収は?

プロダクトデザイナーに限らず、フリーランスは働き方や受ける案件の数によって年収が大きく変わります。一概には言えませんが、ネット上ではだいたい年収500~700万円程度稼いでいる人が多いと言われているようです。

名が通っていたり、実績が豊富だったりする場合は、1000万円以上稼いでいる人もいます。フリーランスは案件を受ければ受けただけ収入を積み上げていくことが可能なので、案件探しさえうまくやれば高い年収を目指していくことが可能です。

フリーランスエージェントを利用すれば、登録して面談をするだけで自分にあった案件を多数紹介してもらうことができます。そういったサービスを利用しながらうまく案件を探せば、年収を上げていくことは可能です。

まとめ

ものづくりが好きな人にとって夢のある職種、プロダクトデザイナー。ものづくりやデザインに熱い気持ちがある人ほど、独立して自分の力で試してみたいと思うものです。独立を目指している人は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

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