レコーディングエンジニアの就職先を紹介!未経験で就職するには?
レコーディングエンジニアを目指している人のなかには、実際にどんな会社に就職するのがいいのか迷っている人もいるはず。未経験の場合は特に、就職の方法はもちろんどんな就職先にいけばいいのかイマイチよくわからないですよね。本記事では、レコーディングエンジニアの就職先について解説します。
目次
- レコーディングエンジニアの仕事内容は?
- レコーディングエンジニアの就職先はどんな会社?
- 未経験で音楽制作会社に就職したあとの流れは?
- レコーディングエンジニアとして就職するために必要なことは?
- レコーディングエンジニアはフリーランスとしても活動できる?
- まとめ
レコーディングエンジニアの仕事内容は?
レコーディングエンジニアとは、アーティストの曲をさまざまな音響とミックスしてひとつの楽曲を作り上げる仕事です。ミキサーや音響エンジニアと呼ばれることもあります。
歌手やアーティストが歌うスタジオで音響を担当し、さまざまな機器や楽器を調整しながらひとつの楽曲を完成させるのが仕事です。ボーカルやあらゆる楽器をひとつずつうまく調和させなければいけないため、完成までにはある程度長時間を要します。
消費者のもとに音楽を届けるにあたって要となる役割を果たす仕事なので、非常にやりがいが感じられる仕事だと言えるでしょう。レコーディングエンジニアについては下記の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
参考記事:レコーディングエンジニアの仕事内容から案件提案まで
レコーディングエンジニアの就職先はどんな会社?
レコーディングエンジニアの就職先は、音楽制作を行っている会社です。レコード会社やレコーディングスタジオが中心に挙げられます。音楽を作る仕事なので、音楽制作会社以外では基本的に就職先はありません。
しかし、まれにエンジニアをマネジメントしている会社に所属し、さまざまな制作会社の案件を請け負っているパターンもあります。またゲーム会社でゲーム音楽のレコーディングを担当するケースも。未経験であっても経験者であっても、レコーディングエンジニアの就職先は上記の限りだと考えてよいでしょう。
未経験で音楽制作会社に就職したあとの流れは?
レコーディングエンジニアが制作会社に就職したら、まずは「アシアシ」と呼ばれるアシスタントのアシスタントから始まります。大手の会社であれば、アシアシのさらに下につくポジションが用意されていることも多く、はじめの1年程度は電話番しかできないケースも。
アシアシからスタートしたら、アシスタントとして機材の準備やスタジオの予約、アーティストの日程調整をしている先輩から指示をもらって動きます。
アシアシ時代を経て認められればアシスタントエンジニアになることができ、ここからさらに2~3年、長ければもっと下積みを行わなければいけないケースがほとんどです。その後、晴れてレコーディングエンジニアになれるという流れが一般的と考えてください。
レコーディングエンジニアとして就職するために必要なことは?
ここでは、レコーディングエンジニアとして会社に就職するために必要なスキルについて解説します。
必須のProToolsは使えるようになっておこう
レコーディングエンジニアの仕事で欠かせないのが、ProToolsです。DAW用のソフトウェアのことで、これを使って音声の録音や編集、ミキシングなどを行います。DAW用のソフトウェアにはほかにも色々ありますが、最も主流なのがProToolsです。
ProToolsはアシスタントエンジニアのときにも必要なスキルなので、事前に勉強しておくべきでしょう。未経験で入っても、あらかじめProToolsが使えるのと使えないのとでは、現場での評価が格段に変わります。
ProToolsには「ProTools技術認定試験」という資格もあるので、取得しておくといいでしょう。
楽器や音響機器に関する豊富な知識を学んでおこう
レコーディングエンジニアが楽曲をミキシングするときには、様々な楽器や音響機器を駆使して作業を行います。ただ使えるだけでなく、知識もないと魅力的な音楽は作れません。
例えばマイクひとつにしても、出せる音の特徴が変わるため、曲のスタイルや雰囲気に応じて使うものを変える必要があります。
また、楽器は特徴を知っておくだけでなく、修理やチューニングなどの作業も行わなければいけません。なかなか幅広い楽器や音響機器を使いこなして知識までつけるのは難しいことですが、定番のものだけでも事前に勉強しておくといいでしょう。
レコーディングエンジニアはフリーランスとしても活動できる?
レコーディングエンジニアのなかには、ある程度現場でスキルを積み、フリーランスとして独立して活動している人もいます。とは言え、Web系エンジニアなどに比べると案件は少なく、誰でも十分に稼げるとは限りません。
アーティストに気に入られたり、センスを認めてもらったりすることで、継続的に指名してもらえることもあります。指名してくれるアーティストが有名であれば、一気に収入が跳ね上がることも。
会社員と違って固定給ではないため、うまくいけばフリーランスのほうがたくさん稼げますが、本業だけで十分に食べていけるほど稼いでいける可能性はあまり高くありません。
先述したとおり、近年ではDTMや音楽制作ソフトが非常に進化したことや、ネットが発展したことにより音楽業界全体が低迷しているため、レコーディングエンジニアの需要も減少傾向にあります。
よっぽど売れっ子になるか、運良く有名アーティストに継続指名してもらうかでなければ、本業だけでたくさん稼いでいくのは難しいと言えるでしょう。
まとめ
レコーディングエンジニアとして活動するには、まずは音楽制作会社に就職するところから経験を積んでください。スキルを身につけ、独立してみたいという意気込みが出てくれば、フリーランスを検討してもいいでしょう。レコーディングエンジニアの下積みは大変だと言われていますが、興味のある人は本記事を参考に検討してみてくださいね。
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