ポートフォリオに使える無料テンプレートを紹介!実際の作り方とメリットも解説

ポートフォリオに使える無料テンプレートを紹介!実際の作り方とメリットも解説

ポートフォリオはクリエイターの就職に必要な資料です。とはいえ、初めて作るとなると勝手が分からず時間がかかってしまう人もいるでしょう。そんなときに役立つのが、ポートフォリオ向けのテンプレートです。

本記事では、テンプレートの紹介に加えて、テンプレートを活用したポートフォリオの作成方法を解説します。

目次

ポートフォリオ作成にテンプレートを使ってもいい?

ポートフォリオ作成時のテンプレートを使ってもよいのか、不安に思う方もいるのではないでしょうか。テンプレートを使うデメリットは個性が出しづらくなることですが、テンプレートをベースに工夫を凝らせば問題ではありません。

もちろん、自力で1から作るのもよいですが、作成に費やせる時間を考えてテンプレートの利用可否を決めるとよいでしょう。

ポートフォリオを初めて作成する人は、テンプレートを利用するのがおすすめです。テンプレートを利用しつつ、自分の作品が際立つよう調整していきましょう。

ポートフォリオ向けテンプレートが使える主なサービス

テンプレートの使用を検討している人向けに、3つのサービスを紹介します。テンプレートを利用してポートフォリオを作る際の参考にしてみてください。
PORTFOLIOBOX
Portfoliobox」は、これまでに100万件以上ものユニークなWebサイトを生んできたテンプレートサービスです。同サービスのテンプレートはすべて動的、かつレスポンシブ対応です。デバイスや画面サイズを問わず、最良の状態が保てます。

Strikingly

Strikingly」はポートフォリオ以外に、ショッピングサイトやブログも作れるサービスです。Webサイトをクリックしながら直接編集し、30分もかからないうちに構築できます。

IM Creator

英語サイトが読める人は、「IM Creator」もよいでしょう。同サービスの特徴の一つは、スケーラブルであること。世界最大級のニュースサイトをはじめ、大規模なWebページにも適しています。

なお、下記記事でもポートフォリオ作成に役立つサービスやツールを紹介しています。ぜひご覧ください。

関連記事:無料で使える!ポートフォリオ作成オンラインサービスまとめ
関連記事:ポートフォリオ作成ツールのおすすめ5選!作り方のコツも紹介!

テンプレートを用いたポートフォリオの作り方

ここでは、テンプレートを用いてポートフォリオを作る際の手順を見ていきましょう。

商用利用できるテンプレートを選ぶ

ポートフォリオ用のテンプレートは、商用利用が可能なものを選びます。テンプレート配布サイトのルールや注意事項をチェックしてみてください。

ポートフォリオに必要な項目を作る

使用するテンプレートが決まったら、次はポートフォリオに必要な項目(記載する内容)を作ります。ポートフォリオに含める主な項目は、以下のとおりです。

・目次
・プロフィール(自己紹介)
・作品紹介(作品名/画像/概要/URL/工夫した点など)
・得意分野
・将来のビジョン


ポートフォリオの構成については、以下の記事で解説しています。こちらも参考にしてみてください。

ポートフォリオを見る側に配慮した体裁に整える

ポートフォリオは上記の項目を満たせばどんなものでもよい、というわけではありません。選考担当者は忙しい中何人ものポートフォリオを確認するので、相手に配慮した体裁に整えることが大切です。具体的には、次の3点を心がけましょう。

・作品数は「多すぎず少なすぎず」
ポートフォリオに掲載する作品数は、「5~10点」または「10~20点」ほどが良いようです。多すぎると選考担当者の負担が増え、少なすぎると応募者の実力を判断する手がかりがなくなってしまいます。

・作品の説明文は簡潔にする
作品の概要や工夫した点などの説明文は、自己PRと同様長く書きすぎないのが無難です。

・応募先ごとに掲載作品を変える
どの求人・案件にも同じポートフォリオを提出するのではなく、応募先ごとに作り直すようにします。求める人物像・スキル・作品のテイストは、求人・案件を出す企業によって異なるからです。

「プロのクリエイターがどんなポートフォリオを作ったのか知りたい」という人は、下記記事をご覧ください。ポートフォリオを作成するうえでよいヒントが得られる可能性があります。

関連記事:おしゃれなポートフォリオサイトのおすすめ20選!参考にしてかっこよく作ろう

テンプレートを用いてポートフォリオを作成するメリット

最後に、テンプレートを使用してポートフォリオを作るメリットを解説します。

ポートフォリオ作成の効率がアップする

ポートフォリオにテンプレートを使用する第一のメリットは、効率のよさです。テンプレートはデザインがすでに完成しているため、時間をかけずにハイクオリティなポートフォリオが作れます。

応募先に合わせてカスタマイズしやすい

メインビジュアルを変更すれば、雰囲気の異なるポートフォリオが簡単に作れます。複数の求人・案件に応募したいときなど、それぞれの企業に合わせたポートフォリオを作るのに便利です。

フォントが豊富

フォントが豊富なテンプレートサービスを利用すれば、表現の幅が広がります。ポップなものからフォーマルなものまで、作品を引き立ててくれるフォントを自由に選んでみましょう。

SEO対策やアクセス解析にも対応している場合がある

サービスによっては、SEO対策やアクセス解析に対応しているものもあります。応募先の企業以外にもポートフォリオサイトを公開したい人は、こうした機能があるサービスを検討しましょう。

まとめ

初めてのポートフォリオ作成で時間がかかってしまいそうなら、テンプレートを活用するのも手です。応募先の企業が求めるスキルや作風をよく研究し、自身の作品を最大限引き立ててくれるテンプレートを選んでください。

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