グラフィックデザイナーの年収は?フリーランスの方が高い?

グラフィックデザイナーの年収は?フリーランスの方が高い?

絵が好きな人にとって憧れの職種のひとつ、グラフィックデザイナー。企業勤め以外にもフリーランスで活躍する人が多い職種ですが、気になるのはやはり年収ですよね。低いという声もネットで見かけますが、真相が気になるところ。本記事では、グラフィックデザイナーの収入について徹底解説します。

目次

グラフィックデザイナーとは?

グラフィックデザイナーとは、ひとことで言うと印刷物のデザインをする仕事です。雑誌・広告・ポスター・看板・チラシなど、主に紙媒体を中心にデザインをします。出版社や広告代理店からの依頼をもとに、企画やコンセプト、方向性やターゲットをすり合わせた上で仕事を進めるのが特徴です。

自分の好きなようにデザインすればよいわけではなく、クライアントの意向にそったものを作り上げられるかが腕の見せどころ。コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力も求められます。

グラフィックデザイナーのについては以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

参考記事:グラフィックデザイナーの仕事内容から案件提案まで

グラフィックデザイナーの年収について徹底解説!

それでは早速、グラフィックデザイナーの年収について解説します。

企業に勤めるグラフィックデザイナーの年収はどのくらい?

DODAなどの求人サイトが発表している、グラフィックデザイナーの年収は330万円前後。一方デザイン政策ハンドブック2020によると、デザイナー職全体の平均年収は約416万円とされています。会社の規模や経験年数、スキルによって変動はしますが、厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査からわかる全体の平均年収455万円と比較すると、グラフィックデザイナーの年収はやや低めであると言えるでしょう。

グラフィックデザイナーのなかでも、クリエイティブディレクターやアートディレクターなど、全体を統括する役割になると給与レンジも上がっていきます。年収600万以上の求人も多くなり、年収1000万円を目指すことも可能です。

フリーランスの場合の年収はどのくらい?

一方フリーランスの場合は、仕事を受ける量や働く時間で大幅に異なるため一概には言えませんが、参考にいくつか案件の報酬額を紹介します。グラフィックデザイナー向けの案件を見てみると、PhotoshopやIllustrator、CLIP STUDIO PAINTを使用しての実務経験が2年以上で月単価約50万円ほどの案件が多数ありました。

なかには70万円ほどになる案件もあり、会社の規模や求められるレベルに応じて大幅に異なることがわかります。月額50万円でも年収は600万円になるので、企業勤めよりも高い収入が得やすいと言えるでしょう。

とはいえ、フリーランスになるにはある程度企業で実績を積むことが必要ですし、ひとつの案件を自分ひとりできっちりと遂行する能力も必要です。実務・自己管理ともにそれなりのスキルがなければこの額を稼ぐことは決して簡単ではないということは頭に入れておきましょう。

会社員グラフィックデザイナーが年収を上げるにはどうすればいい?

フリーランスと比べて年収が上げづらい会社員グラフィックデザイナー。ここでは、少しでも年収を上げるためにはどうすればいいかについて解説します。

スキルアップをする

今の会社で年収を上げることはもちろん、今後のキャリア形成にも欠かせないスキルアップ。年収アップのためには必須ですが、どのようなスキルを身につけるべきなのでしょうか。

グラフィックデザイナーが今後身につけていきたいスキルとしては、UXデザインなどが挙げられます。UXデザインとは、ユーザー体験をデザインすること。ビジュアル面だけではなく、プロダクトのコンセプトから考えることが求められます。

UXデザインをするためには、マーケティング能力やコピーライティング能力など、さまざまなスキルが必要。身につけるべきスキルは広くなりますが、戦略策定からビジュアルへの落とし込みまで、一気通貫でできるグラフィックデザイナーになれば、収入アップも期待できるでしょう。

より待遇のいい会社に転職する

同じような仕事内容でも、企業によって給料は異なります。額面は変わらなくても、住宅手当をはじめとした福利厚生の充実さにより、最終的にもらえる額が変わることも

一概には言えませんが、大手企業であれば福利厚生が充実していることが多いのが特徴です。住宅手当が手厚かったり、残業代がきっちり支払われたりと、メリットがたくさんあることも多いでしょう。

また、自分のスキルに自信がある人はベンチャー企業で挑戦してみるのもおすすめ。ベンチャー企業は実力主義をとっているところが多いため、年齢や経験年数に関係なく収入を上げていけるところも多くありますよ

経験と実績があるなら思い切ってフリーランスになるのも手

先述したとおり、グラフィックデザイナーとしてある程度実務経験を積んでいるなら、フリーランスの方が稼ぎやすいことが多いと言えます。

フリーランスの場合は仕事を掛け持ちすることもできるため、報酬が高い案件を複数請け負えばさらに高い収入を得ることも可能に。また、働く時間や場所も自由になるので、プライベートの充実や家族との時間を大切にしたい人にも向いている働き方です。

最近ではフリーランスエージェントのサービスも充実しているため、自分の足で営業せずとも比較的簡単に仕事を見つけることができます。

フリーランスエージェントとは、クライアントとの間に入って多くの案件のなかから自分に合ったものを紹介してくれるサービスのこと。登録や面談をするだけで自分に合ったものを多数紹介してくれる上に、条件の交渉やトラブル時の対応も行ってくれます

デザイナー職はフリーランスで働く人が比較的多い職種でもあるので、検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

決して平均年収が高いとは言えないグラフィックデザイナーですが、収入を上げていく方法はいくつもあります。グラフィックデザイナーになりたいと考えている人は、本記事を参考にぜひ検討してみてくださいね。

Web・ゲーム業界の求人・案件に興味がある方へ

Web・ゲーム業界のクリエイター専門

レバテックに相談する3つのメリット

  • 01

    業界最大級の

    案件保有数

  • 02

    業界内最高レベルの

    高単価

  • 03

    参画後まで丁寧な

    サポート

あなたにぴったりの案件をご提案いたします

この記事に関連する案件