ASPとは

ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)は、ネットワークを経由してアプリケーションソフトの機能を提供する事業者およびサービスです。プレゼンテーションソフトやワープロソフトなどのコンピュータ用アプリはもちろん、スマホアプリの急速な成長もまたASPに関連するの求人・案件増加に影響していると言えるでしょう。ASPを用いる現場で、即戦力のプロジェクトマネージャーやディレクターとして活躍するには、アプリ開発におけるマネジメント経験を積んでおくと良いでしょう。フリーランスとして業務委託契約を結ぶのであれば、アプリ開発の実務経験があればさらに重宝される人材となれるはずです。

「ASP」とは、アプリケーション・サービス・プロバイダの略称です。インターネットを通して、アプリケーション機能を提供するサービスを行っている事業者のことを指します。なお、ASPによって提供されるアプリケーションは、ASPサービスと呼ばれているようです。 ASPとよく似ているものに、SaaS（Software as a Service）があります。提供事業者であるASPに対し、SaaSはWeb上で利用することができるソフトウェアおよびサービスを指しており、提供形態そのものを示しているのが特徴です。ただし、国内ではこの2つの語は区別されずに用いられることもあります。 ASPを利用するメリットとしては、まず自社内でシステム開発を行う必要がなくなるということが挙げられるでしょう。もし自前で1からシステム構築をしようとすれば、かかるコストと時間は膨大になります。ASPの活用により、初期費用を抑え、導入期間を短縮することが可能になるのです。導入時にあまり負担がかからないだけでなく、申込後にすぐ利用ができるという点も魅力と言えます。その他、各種変更や利用停止の手続きが比較的簡便であること、バージョンアップ・バックアップに要する手間が少なくて済むことなども利点に数えられるでしょう。 ASPに関わる求人・案件は増加傾向にあります。コンピューター・スマートフォン双方の領域において市場が拡大していることが、その理由です。