ポートフォリオのページ数はどれくらいが理想?気になるポイントを徹底解説

ポートフォリオのページ数はどれくらいが理想?気になるポイントを徹底解説
就職や転職活動時に求められるポートフォリオ。いざポートフォリオを作成しようと思っても、何ページくらい必要なのかわからず、悩む方もいるのではないでしょうか。

本記事では、適切なページ数や載せられる作品が少ないときの対処法など、ポートフォリオ作成のヒントになるポイントをお伝えします。

目次

ポートフォリオのページ数の目安とは?

そもそも決まった形式がないポートフォリオ。ページ数は具体的にどれくらいにしたらよいのでしょうか。

ポートフォリオの内容によって適切なページ数は異なる

結論、ポートフォリオのページ数に正解はありません。大切なのは、内容に沿ったページ数にすることです。ページ数そのものが相手からの評価に大きく響くことはあまりないと考えてよいでしょう。

多すぎ、少なすぎには気をつけて20ページ前後でまとめる

ページ数に正解がないとはいえ、目安がないと作りにくいのも事実だと思います。一般的には表紙を含めて20ページ前後でまとめるのが理想とされているため、目安として参考にしてみてください。

前述の通り、内容に沿ったページ数にすることが大切ですが、見る相手の負担を考慮すると、いくらボリュームが多くなってしまっても30ページには収めるのがベターです。反対に、極端にページ数が少ない場合も、十分に自分のアピールができない可能性が高まってしまいます。

ポートフォリオには見る相手がいることを念頭に置き、マイナスなイメージを与えないためにも、適切なページ数にすることを心掛けましょう。

前提として大切なのはポートフォリオの中身

ページ数そのものに意識を向けすぎて、他を疎かにしてしまっては本末転倒です。ページ数よりも、大切なのはポートフォリオの内容であることをしっかりと認識し、作品選びは慎重に行いましょう。

ポートフォリオに載せる作品数はどれくらい?

ポートフォリオのページ数は理想的でも、載せる作品数が極端に多かったり少なかったりすると、バランスの悪いポートフォリオになってしまいます。適切な作品数については、以下の内容を参考にしてください。

作品数は10~20程度、1ページあたり1~2の作品を紹介する

ポートフォリオに載せる作品数は、10~20程度が妥当です。すべての作品を載せるのではなく、クオリティーの高い作品、自分の強みをアピールできる作品を優先的にピックアップしましょう。なかでも特に自信があり、インパクトが強い作品は前半に載せると、相手の目に留まりやすくなります。

また、1ページに載せる作品は1~2程度にし、多く並べすぎないように注意してください。見る相手が一目で作品をチェックできるような構成がベストです。余計な情報を入れすぎていないか、メインの作品にスポットが当たっているか、しっかりと考えて作りましょう。

見やすさを意識してポートフォリオを作る

ポートフォリオを作る際は、相手に最後まで見てもらえるような工夫が必要です。ポートフォリオ全体のデザインが見にくいと、興味を持ってもらえなくなる可能性があるため、まずは「見やすさ」を重視するのが良いでしょう。

見やすいポートフォリオにするためには、とりあえず作品を載せるだけでは不十分といえます。作品の配置やフォントの選定など、細かい箇所からしっかりとこだわり、全体的に見栄えが良くなるように調整してください。

プレゼンのしやすさも大切なポイント

採用面接時においては、ポートフォリオを提出するだけでなく、プレゼンもセットで行うと考えておきましょう。そのため、就職活動や転職活動のためにポートフォリオを作成する方は、「口頭で説明しやすいか」という観点も忘れてはなりません

具体的に気にするポイントは、作品の順序やレイアウトなど。プレゼンの練習をしながら、ブラッシュアップを重ねることで、自分の強みと作品の魅力が存分に伝わるポートフォリオを作りましょう。

ポートフォリオに載せられる作品が少ない!そんなときはどうする?

ポートフォリオには、適切なページ数や作品数があることをお伝えしました。しかし、「そんなに載せられる作品がない」という方もいるのではないでしょうか。以下では、ポートフォリオに載せる作品が少なくて困っている方に向けて、対処法をお伝えします。

【ある程度時間がある場合】イベントやクラウドソーシングなどで実績を作る

ポートフォリオの提出まで時間がある場合は、実績を増やす方法があります。たとえば、デザイン系・エンジニア系の職種であれば、ワークショップやイベントに参加するのがおすすめ。1日~2日程度で作品が完成するので、比較的スピーディーに実績が作れます。

ライターや編集者は、ブログを書いて作品を増やしても良いでしょう。得意とする専門領域や過去の経験を活かし、数記事書いてみてください。

クラウドソーシングサービスを通して受注する方法は、職種を問わず有効で、案件数が多く、難易度も幅広く用意されています。なお、クライアント側とのやりとりに時間を要することもあるため、なるべく多くの案件に応募しておくと安心です。

ほかに、過去の作品をブラッシュアップする方法もあります。ゼロから作り出すよりも手を付けやすいので、困ったときの一つの手段として知っておきましょう。

時間があればこのように新たに実績を作れますが、ポートフォリオでは「作品の背景」も問われます。「何も考えずにとりあえず作った」という状態にならないよう、焦っていても作品への思いは忘れないようにしましょう。

以下の記事では、実績がない場合の対処法をより詳しく説明しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

関連記事:ポートフォリオに載せる作品がない…。実績がない場合の対処法を解説

【新たに実績を作る時間がない場合】制作意図や背景を深掘りして記載

新たに作品を増やすのが難しい場合は、一つひとつの作品の裏側にあたる部分を深掘りして記載しましょう。作品そのもののクオリティーはもちろん大切ですが、ポートフォリオを見る相手は「あなたが作品とどのように向き合ったか」という点を重視しています。

おもに深掘りするポイントは、作品の制作意図や背景、過程など。過程については、成功したものだけでなく、失敗したものも載せて大丈夫です。結果だけでなく、プロセスもまんべんなく伝えることで、努力してきた姿勢をアピールできるようにしましょう。

そうすることで、1つの作品につき2~3ページほど消費できます。作品数が少なくても、工夫次第で魅力的なポートフォリオになるので、必要以上に悩む必要はありません。

少ない作品を魅せるにはプレゼンにも注力

前述しましたが、採用面接時においてはポートフォリオの提出だけでなく、プレゼンも行うのが一般的です。ポートフォリオ作成時に深掘りしたポイントは、口頭でもしっかりと伝えられるようにしておきましょう。

また、時間に限りがある中、作品が多いとすべての作品を見てもらえない可能性がありますが、作品が少ないとその可能性は低くなります。少ない作品数でも自分の方向性をしっかりと示すことで、入社後の活躍をイメージしてもらえるようにしましょう。

まとめ

ポートフォリオには、適切なページ数や作品数があることをお伝えしました。とはいえ、それはあくまで目安なので、まずは「自分がどんなポートフォリオを作りたいか」「ポートフォリオを見る相手にどんなことを伝えたいか」という点を考えてみてください。
また、作品数が少なくても、工夫次第でマイナスな評価を免れる可能性があります。一つひとつの作品にまつわる背景や思いを丁寧にポートフォリオに反映させることで、見る相手にもあなたの魅力が伝わるはずです。

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