グラフィックデザイナーでも年収1000万は可能?収入を上げる方法について解説!

グラフィックデザイナーでも年収1000万は可能?収入を上げる方法について解説!

働く人なら誰もが憧れる年収1000万円。グラフィックデザイナーは企業勤め以外にもフリーランスで活躍する人が多い職種ですが、年収1000万円を稼ぐことが可能なのかどうか気になるところですよね。本記事では、グラフィックデザイナーが年収1000万円を稼ぐにはどうすればいいかについて解説します。

目次

グラフィックデザイナーの平均年収はどのくらい?年収1000万は可能?

まずは、グラフィックデザイナーの平均的な年収と、1000万円を目指すことは可能なのかについて解説します。

会社員の場合はやや低め

DODAなどの求人サイトによると、グラフィックデザイナーの年収はだいたい330万円前後です。一方デザイン政策ハンドブック2020によると、デザイナー職全体の平均年収は約416万円とされています。厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査からわかる全体の平均年収455万円と比較すると、やや低めであると言えるでしょう。

会社員の場合は、会社の規定に則って昇給していくため、短い期間で大幅に給料を上げるのは難しいのが現実。新卒入社時の初年度年収が250万円程度であり、年齢にともなって少しずつ昇給していくことを考えると妥当な数字だと言えるでしょう。

外資系やベンチャー企業であれば別ですが、グラフィックデザイナーが属する業界において平均年収よりも大幅に高い収入を得るのは難しいと考えられます。大手企業など待遇のよい会社において、部長や役員クラスへと上がっていくルートであれば年収1000万円は可能ですが、実現できるのはほんの一握りでしょう。

フリーランスなら高収入が目指しやすい

フリーランスは仕事を受けるほど収入を増やせるのが特徴。稼働時間やスキルによって得られる収入が大幅に異なるため一概には言えませんが、参考までにいくつかの案件の報酬額を見てみましょう。

グラフィックデザイナー向けのフリーランス案件を見てみると、PhotoshopやIllustrator、CLIP STUDIO PAINTを使用しての実務経験が2年以上で月額約50万円くらいの案件が多数ありました。企業の規模や実際の業務量、求められるレベルなどによっては、約70万円ほどになる案件もあります。月額50万円でも年収は600万円になるので、企業勤めよりも高い収入が得やすいと言えるでしょう。

また、フリーランスであれば仕事を掛け持ちすることが可能なので、複数請け負えばそれだけすべて収入が積み重なっていきます。たとえば、週3日稼働で月50万、週2日稼働で月40万の案件を組み合わせれば、年収1000万円も難しくはありません。

ただし、年収1000万円を稼ぐにはそれ相応のスキルと自己管理能力が必要です。実務・自己管理ともにそれなりのスキルがなければこの額を稼ぐことは決して簡単ではないということは頭に入れておきましょう。

年収1000万を稼ぐためには何をすればいい?

会社員として年収1000万円を稼ぐためには、デザインスキルよりもマネジメントや社内政治力が必要になるでしょう。ポストが空いているかなど運要素も強いため、ここではフリーランスとして年収1000万円を稼ぐために、グラフィックデザイナーが何をすればいいかについて解説します。

Web案件にも対応できるスキルを身につけておく

Webの発展に伴い、グラフィックデザイナーもWeb関連の仕事に進出していくべきでしょう。コーディングができなくてもOKな企業や案件もあるので、まずはWebデザインのみの案件からチャレンジしてみてください。

Webデザインをするにあたっては、Webに特化した知識が必要です。しかし、根本的なところはグラフィックデザイナーとして培った知識やスキルが活かせるでしょう。また、グラフィックデザイナーはWebデザイナーに比べて広い傾向にあり、さまざまな案件に対応できる臨機応変さを持ち合わせているとも言えます。

Webのニーズが増えていることは間違いありませんが、チラシや看板を使った広告も欠かせません。Web業界には印刷物に関する知識を持った人が少ないため、ひとりでどちらも担うことができる人材はとても貴重です。

ディレクションもできるようになっておく

Webデザインに加えて、クリエイティブディレクターやアートディレクターとして制作部隊のディレクションもできるとさらに評価は上がります。メンバーを上手く導いて理想的なクリエイティブを作らなければならないので、難易度は高いでしょう。

またクライアントの要望を適切にヒヤリングし、的確なアドバイスや提案をすることも求められます。ディレクターとしてクライアントの折衝から制作チームのディレクションまで、一気通貫でできると、より単価の高い案件を請けることができるでしょう。

フリーランスエージェントを活用するのもおすすめ

グラフィックデザイナーが年収1000万円を簡単な道のりではありません。高いスキルを持っていることに加えて、上手な仕事の見つけ方をおさえておく必要があります。

フリーランスにおすすめな仕事のとり方としては、フリーランスエージェントを利用することです。自分の足で営業をすることももちろん可能ですが、よほどのネームバリューがなければ大きな案件を獲得することは不可能。フリーランスエージェントであれば、資本力の大手案件を持っているため、高単価の案件も紹介してもらうことができます。

フリーランスエージェントを使うメリットは単価面だけでなく、条件の交渉やトラブル時の対応も行ってくれるため、仕事を始める前の不安が少ないのがうれしいポイントです。はじめの準備も、登録をして条件やスキルを面談で話せばOK。費用もかからないので、登録だけでもしておくと便利ですよ。

まとめ

フリーランスであれば、グラフィックデザイナーでも年収1000万円は目指せることがわかりました。とはいえ、自己管理能力や実務スキルはしっかりと磨いておくことが前提です。年収1000万円を目指したい人は、本記事を参考に自己研鑽に励んでみてくださいね。

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