クリエイター職種図鑑36.サウンドクリエイター

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サウンドクリエイターの主な仕事内容

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サウンドクリエイターの業務は、ゲームの効果音や映画のサウンドトラック、アニメのテーマ曲などを作ることです。「作曲家」もサウンドクリエイターと呼ばれることがありますが、サウンドクリエイターは作曲だけでなく、時にはコンピュータによって音楽をプログラムへ変換する作業も担当します。
また、ゲームサウンドクリエイターの場合、作曲者とサウンドプログラマーで分業することがあるようです。
サウンドクリエイターは、業務を進める上でプロデューサーやクライアントなどと意思疎通を図る機会があります。活躍するためには、予算や締切、依頼主の要望などをしっかり把握し、ニーズに沿った音楽を制作することが大切です。

サウンドクリエイターに必要なスキル

サウンドクリエイターは、音楽の制作能力のほか、DAWソフトの使用スキルが必要です。DAWは「Digital Audio Workstation」の略であり、音楽制作に必要な機能が備わっているシステムのことです。DAWソフトでは、音声の録音や音質の調整のほか、ミキサーを使ったバランスの調整、マスタリング、ミックスダウンなどが行なえます。
サウンドクリエイターはプロジェクトに関わるスタッフと連携して業務を進めることがあるため、コミュニケーション能力は必須です。ニーズを的確に把握する力や協調する姿勢が大切であるといえるでしょう。

サウンドクリエイターの資格

サウンドクリエイターに必須となる資格はありませんが、一般社団法人「音楽電子事業協会」が実施する「MIDI検定」を取得しておくと業務に活かせるかもしれません。
MIDI検定とは、MIDI規格の内容理解・活用レベルを証明する検定のこと。級は入門クラスの4級から最上級クラスの1級まであります。
MIDIは、「Musical Instrument Digital Interface」の頭文字をとったもの。MIDIは、電子楽器やコンピュータなどの機種に関わらず、音楽の演奏データを伝達できる統一規格です。MIDIの知識は、サウンドクリエイターとして働く上で必要になるということを覚えておきましょう。

サウンドクリエイターになるには

サウンドクリエイターとして働くためには、ゲーム制作会社やゲームメーカー、音楽・アニメなどの制作会社に就職するのが一般的です。
これらの会社に就職するためには、サウンドプログラミングや作曲能力を測る実技試験のほか、筆記試験や面接試験を突破することが必要となります。サウンドクリエイターには、情報工学部出身者や、音楽大学・サウンドクリエイターの専門学校を卒業した人などがいます。
雇用形態は、正社員だけでなく契約社員やアルバイトなどもあるため、スキルや経験、希望する働き方に応じて選択すると良いでしょう。

サウンドクリエイターの将来性

フリーのトップクリエイターの年収は1000万円近くに上ることもあります。こう聞くと非常に将来性を感じるかと思いますが、このクラスのクリエイターになれるのは一握りです。

音楽事務所に入社する場合、フリーランスと比べて安定した収入が得られます。ただし、基本的には出来高制のため、作曲一本で食べていけるクリエイターはそんなに多くはないのが実情です。歌モノのコンペでは、仮歌を入れてもらうために作詞家やボーカリストにギャラを支払いますが、提出した楽曲が採用まで辿りつくことは稀であり、時給ゼロ・ギャラ分のマイナスが出ることも。そのため、サウンドクリエイターの中には講師業をはじめとした副業を行う方もいます。

また、歌モノ制作のほか、ゲームで使われる音楽を専門としたサウンドクリエイターも存在します。技術の進歩によりゲーム内で高品質な音楽を再生できるようになった昨今では、ユーザー体験を彩るサウンドの存在が非常に重視されており、人気クリエイターが参加する作品はそれだけで需要があります。ファンがつくようなクリエイターになると、収入はかなり安定するようです。

サウンドクリエイターのキャリアステップ

サウンドクリエイターには明確なキャリアパスはありませんが、周辺職種でキャリアアップを目指すとすれば、音楽ディレクター、音楽プロデューサーなどの職種への転向が考えられるでしょう。ただし、これらの職種を目指す場合には、一般的にはレコーディングエンジニアの経験や知識が必要とされます。
また、ゲーム業界であれば、クリエイターとして培ってきた経験や知識を活かして、サウンドディレクターやサウンドプログラマーなどの職種を目指すという選択肢もあります。
サウンドディレクターは、サウンド制作の発注管理・ディレクション・クリエイターの選定など、プロジェクトとサウンドクリエイターの橋渡し役を担う職種です。サウンド制作を直接手がけることはありませんが、制作スタッフの意図を具体的な要件に落とし込むには、音楽理論の理解やクリエイターとしての経験が不可欠です。
サウンドプログラマーは、クリエイターの作成した楽曲や効果音がゲーム内で自然に聴こえるよう、プログラミングで落とし込むのが仕事です。この職種に就くにはプログラミングの知識が必要ですが、音響関連の知識に篤い場合はその知識を活かすことができるでしょう。

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