クリエイター職種図鑑32.モデラー

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モデラーの主な仕事内容

設計書をもとに立体をモデリングするクリエイター

モデラーは、デザイナーがデザインしたイメージを3Dで立体的に起こしていく職種を指します。主にゲームやアニメのキャラクター・アイテム・背景などの3Dモデルを制作していく仕事になります。モデリングのスタイルはいくつか種類があり、業界や用途に応じて使い分けられていることが特徴です。クライアントが目指す形をきちんと理解しておくことがモデラーという職業には求められるため、ディレクターやデザイナーと密に打ち合わせを行う必要があります。プロのモデラーとして活躍するには、ものを立体的に捉えられる能力である「空間認識能力」が不可欠です。

モデラーの求人・案件について

モデラーの求人・案件は、3D関連の職種の中で最も多く存在します。実際に自分で設計したものを目にする機会が多く単価も上昇傾向にあるため、今人気が高まってきている職種のひとつです。主にMayaや3ds Maxを使用するケースが多いですが、近年はZBrushやSubstancePainter等のスカルプトツールの導入も進んでいるので、スキルの一つとして身につけておくとよいでしょう。モデラーの求人・案件の中で人気があるのはコンシューマーゲームなど、ハイエンド環境での高精細な3Dグラフィック制作求人・案件ですが、一方でソーシャルゲームにも対応できるスキルを持っていれば、幅広い案件に対応することができるため、希望の求人・案件に参画しやすくなるでしょう。

モデラーの資格

モデラーとして活動するために必要な資格はありませんが、美術大学やグラフィックゲーム専攻の専門学校などを経て、ゲーム制作会社で働くというケースが一般的となっています。コンピューターツールを使用する現場が多いため、3ds MaxやMayaなどの3DCGツール、ZBrushなどのモデリングソフトを使いこなせるようになると、モデラーとして幅広く活動することができるでしょう。「どのような資格を持っているか」よりも「どのような経験やスキルを持っているか」が評価される世界です。ポートフォリオサイトなど、自身のスキルや実力をアピールできるように準備しておくとよいでしょう。

モデラーになるには

モデラーになるのに必要な資格は特にありませんが、求人・案件に参画するにはスキルを要します。まずは情報系大学や専門学校などでモデラーに必要とされる基本スキルを学び、その後ゲーム制作を行っている会社で実務経験を積んでいくのが一般的なキャリアパスと考えられているようです。具体的なスキルとしては、Maya/3ds Maxといった3DCGツールに習熟していることが挙げられます。また、多少のバランスの崩れが見た目に大きく影響する立体イメージを扱う職種であるため、空間認識能力を養うことも大切です。技術以外の面では、依頼者の意図を正確に汲み取るためのヒアリング能力、要望に対して臨機応変に対処できる柔軟性などが要と言えるでしょう。

モデラーの将来性

3D技術の発展が目覚ましい現在、アニメやゲーム、映画といった映像業界においてモデラーの需要は高まっています。モデラーは広告業界や建築業界にも活躍の場があり、今後も3D技術を扱う人材の需要は高いと考えられるため、将来性のある職種といえるでしょう。

モデラーとして活躍するには、画像編集ソフトのPhotoshopや3DCGソフトのMayaのスキルが必要です。そのほか、After Effectsや3ds Maxといった3DCGソフトのスキルもあると、求人・案件の選択肢を増やせると考えられます。

なお、モデラーとして転職したりフリーランス(独立して案件ごとに契約を結ぶ働き方)になったりする際は、基本的にポートフォリオの提示が求められます。ポートフォリオは、自分の成果物やグラフィックソフトのスキル、ビジョンなどをまとめた作品集です。ポートフォリオは実績だけではなく人となりを伝える役割もあるため、誤字・脱字をゼロにする、目次でポートフォリオの全体像を示すなど、わかりやすさ・読みやすさを意識して作ることが大切です。

モデラーのキャリアステップ

モデラーは、一般的に上位のキャリアが存在しないため、キャリアチェンジをしないかぎり、その道のスペシャリストとして活躍することになるでしょう。もし待遇に不満が出てきた場合は、専門性を高めて今より条件の良い企業に転職するか、またはフリーランスとして独立し、活動するという選択肢があります。

フリーランスのモデラーになる場合は、発注元がどのようなツールを使っていても対応できるよう、より多くの3DCGソフトの操作スキルを身に着けておくことが大切です。また、モデリングができるだけでなく、モーションやエフェクト、照明、カメラなど、3DCG制作に関する業務が一通り行えるようにしておくと、幅広い業務委託案件をこなせるようになるでしょう。

また、モデラーの仕事は、映像業界とゲーム業界では少し違いがあるので、転職や独立の際は注意が必要です。たとえばゲーム作品では、容量制限があるため、負荷がかかりすぎないようにしつつ目標イメージに近づける必要がありますが、映像作品では、容量よりも画のクオリティーを重視することになるため、より緻密に作り込んでいくような作業になります。

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