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目次
1. Flashクリエイターの主な仕事内容
2. Flashクリエイターに必要なスキル
3. Flashクリエイターの資格
4. Flashクリエイターになるには
5. Flashクリエイターの需要・将来性
1. Flashクリエイターの主な仕事内容
Flashに特化し、魅力的なコンテンツを作成するクリエイター
Flashクリエイターの仕事内容は、Adobe Systems社の「Flash」を用いてWebコンテンツ作成を行うことです。「Flash」とは、音声や動画、ベクターグラフィックスのアニメーションなどを組み合わせることのできるソフトです。見やすく使いやすいインターフェイスや、凝った演出、アニメーションなどを作成したいときに有効な「Flash」は、フルFlashサイト全盛期の時代はもちろん、近年ではブラウザ/ソーシャルゲーム向けのアニメーション演出など活用の場が増加しており、Webやゲームなど業界を問わず、根強い需要のある職業と言えるでしょう。
2. Flashクリエイターに必要なスキル
Flashクリエイターには、FlashやFlashLite、ActionScriptの操作スキルはもちろん、定められた納期の中で、魅力的かつユーザビリティの高いWebコンテンツを制作するスキルが求められます。また、開発の現場で一緒に仕事をするプランナー、ディレクター、プログラマーなどのメンバーと連携しながら、制作すべきWebコンテンツのイメージを正確に落としこみ、実現することが必要です。Flashだけでなく、画像加工やプログラミングの知識があると、仕事の理解の幅が広がります。リリースのあとは、ディレクターやアナリストの分析結果のもと、コンテンツの改善を行うこともあります。
3. Flashクリエイターの資格
Flashクリエイターの資格には、ビジネス能力認定サーティファイが実施する「Flashクリエイター能力認定試験」があります。試験はFlashの操作によってアートワークを作成する「オブジェクト作成部門」と、インタラクティブムービーの作成を行う「タイムライン作成部門」に分かれています。初級と上級があり、初級ではFlashの基本的な機能や操作の概要の理解と、文字と図を用いた簡単なWebコンテンツの作成スキルを問われます。上級ではより高度なアクションスクリプトや詳細なプロパティ設定を行えることと、よりインタラクティブなWebコンテンツの作成を求められます。
4. Flashクリエイターになるには
Web閲覧者の興味を刺激する動的表現のために生まれたFlash。「Flash全盛期」という言葉に代表されるように、比較的簡単にアニメーションを作ることができるツールとして人気が出ました。
その手軽さから考えてみるとFlashクリエイターになるには、まず作品を制作してみるのが良いかもしれません。そして、作品集をWeb上に公開しておくことで、どういった操作能力があるかというアピールもしやすくなります。Webサイト制作に関わる職種なので、他のスタッフと連携を取りながら、依頼通りのものを作成できるスキルも重要です。Flashクリエイター向けの資格試験も実施されているので、そういった学習の中で知識を身につけておくのも良いかもしれません。
5. Flashクリエイターの需要・将来性
Flashクリエイターの将来性についてですが、なかなか険しいものとなると言われています。というのも2017年7月、Adobe Systems社から2020年でFlashのサポートを終了するというアナウンスがあったためです。ただ、Flash制作の中で培った創造性の高い発想や3D、アニメーション、文字組みの知識を活かしてキャリアアップを目指すことは充分に可能といえるでしょう。Flashクリエイターとしての実務経験を積んでおくことで、新たな求人・案件に挑戦する際にアピールできる強みともなります。新世代のブラウザやHTML5に対応できるよう技術を磨いておくことが、明るい将来へつながるカギとなるかもしれません。